表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/11

初登校!は最後までドタバタです

木曜日投稿が全くない。

実質、月・土か日投稿のにぃです。

本日もお楽しみいただけると幸いです。

本編スタートです。

朝のホームルーム。


ありすの爆弾発言の投下により、朝の静寂は吹き飛ぶ。


ありすの席は、まくとの後ろ。


ニコニコとしながら、まくとを見ている。


先生「おまえら、転校生とも仲良くやってけよ。では、ホームルームを終わる」


ホームルームが終わると、それはもう嵐だった。


ありすに質問を投げかける生徒もいれば、まくとに詰め寄る生徒もいた。


ありすは、表情一つ変えないが、まくとにとっては地獄の時間だった。


すると先生が戻ってきて


先生「あー、それとおまえら。今日は朝から抜き打ちテストだからな」


教室が、再び静まりかえる。


嵐の前の静けさ。


そして、嵐がやってくる。


嘆くものもいれば、焦るものもいる。


まくとの場合は両方だった。


まくと(やばい!勉強何もしてない!どうしようどうしよう)


まくとは、ありすを見た。


転校してきたばかりのありすは、理不尽でしかない。


しかし


ありす「~♪」


ありすは、どこか余裕そうだった。


開き直ったか。


いや、ありすに限ってそれはあり得ない。


つまり、あの顔は余裕があるというわけだ。


いい方面で。


そんなことを考えている間にチャイムが鳴ってしまった。


まくと「…あっ」


まくと終了のおしらせを知らせるチャイムだった。


ノー勉のまま、テストを受けることに。


結果は分かりきっている。


先生「赤村まくと、0点」


漫画の世界のような結果。


一点すら得られない。


あるのは、0のみ。


周りの生徒から、笑われる。


まくとは、赤面で机に突っ伏する。


先生「次、霧山のーる。九六点」


現実的な点数。


一番あり得そうな高得点であった。


のーるは、少し残念そうだった。


のーるとは住む世界が違う。


それは、悔しさのレベルから読み取れることだった。


もちろん下なのは、まくとだが…


先生「最後、転校生の赤村ありす」


全員の視線が向く。


ありすは、相変わらず余裕そうな笑顔。


まくとは、正直自分の点よりもありすの点のほうが気になっていた。


先生「点数が…百点だ」


教室が静寂に包まれる。


今日何回目だろうか?


そして、嵐がやってくる。


クラス「えっ~~~~!!?」


クラス全員が驚いている。


むしろ、先生までもが驚いている。


当たり前だ。


今目の前に広がっている点数は、漫画そのものだった。


百点。


そんな簡単に出ていい言葉ではない。


転校初日の人なら、なおさらだ。


生徒が、ありすに詰め寄る。


「すご~!」「転校してきたばっかりなのに!」「カンニング?いやしてない!こんな美人様がするわけない!」


ありすは、どこか得意げそう。


彼女は才能の卵だ。


それ以上な気がする。


いや、それ以上の言葉が分からない。


テスト0点のまくとには。


それだけでは終わらなかった。



—時は進み、体育の時間。


先生「今日はクラス内で、チームを組んで試合をする」


体育の今回の授業はバスケの試合。


まくとは、のーる、ありすと同じチームだった。


まくとは、走ること以外は何一つ能がない。


完全に外れゴマとしての扱われようだ。


のーるも、スポーツは苦手のため、あまりパスが回ってこない。


一方ありすは。


ありす「っは!!」


軽快なステップで、相手のブロックを躱し。


ありす「よし!」


綺麗なスリーポイントシュートが決まる。


神だ。


点差は広がっていく。


攻守ともに完璧な立ち回り。


ゲーム終了。


結果は言うまでもない。


ありす「やった♪」


ありすは、チームメイトとハイタッチを交わす。


そして、隅にいたまくとに駆け寄り…


ありす「やったね♪まくと」


まくと「う…うん」


ハイタッチを交わす。


まくとは特に何もしていないが…


ありす「のーるも凄かったよ♪」


のーる「あ…ありがとうございます」


のーるともハイタッチを交わす。


そして、まくとに向き直り、手を握る。


ありす「ほら、教室戻ろ♪」


まくと「う…うん。のる兄も行こう?」


のーる「はい」


―――とこんな感じで、何においても万能なありす。


その凄さは、一日であっという間に学校中で噂になった。



—放課後、それはあっという間に訪れた。


いつもの日常が、ガラッと変わったからだろうか。


のーる「まくとさん、帰りましょう」


まくと「うん」


ありす「ちょっと~、仲間外れにしないで。私も一緒に帰る」


すると


バンッ!!


ゆばき「おい、赤村いるか~?」


学校のチャラチャラ不良ゆばきがやってきた。


ゆばきは、まくとを見つけると、ずかずかと教室に入っていく。


周りの生徒はみんな自然と道を開ける。


彼の威圧感は、誰も寄せ付けない。


まくとは、別だが。


ゆばきは、まくとの前にやってくる。


まくとは何か言おうとしたが、その前に前に人影が現れる。


ありすだ。


ありす「…」


まくとは、無言でゆばきを見つめていた。


ゆばき「なんだよお前…」


ゆばきは、睨みつけたが、その目は見惚れる目に変わった。


ありすのスタイルの良さと美人な顔には、ゆばきも思わず見惚れてしまった。


態度が変わる。


ゆばき「お前、あの噂のありすか。まあまあ可愛いじゃん。どう?俺の彼女なってみない?」


相変わらずのチャラ男。


初対面で告白とは。


しかし、ありすは全く聞いていなかった。


ありす「それより、赤村って言ってたけど、まくとに用?何の用?」


笑顔で尋ねるその目は笑っているようで、笑っていなかった。


ゆばき「別に、金を貰いに—」


ゆばきが言い終わる前に、ゆばきは吹っ飛ばされていた。


廊下にたたき出され、目を回していた。


ありす「よし、帰ろっか♪」


ありすは、笑顔でそう言った。


その顔は、先程とは違い、素の笑顔だった。


この日、まくとはありすの新しいを知ったのだった。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

最近は読んでいただける人が増えていて、すごいモチベアップになってます。

感想や誤字脱字等の報告等、コメントしてくださると嬉しいです。

次回もどうかよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ