まくとの修業!その2
実質土曜投稿のにぃです。
がんばります。
本編スタートです。
まくとのリベンジが、中途半端に終わったことをのーるに伝える。
のーる「…」
のーるは無反応だった。
顔は、いつものようなあきれ顔ではなく唖然とした顔。
想定外だったらしい。
のーる「…えっと、整理させてください。つまり、まくとさんはありすさんに掴まれて起きれなかったというわけですか?」
まくとは、コクコクと頷く。
のーるは、呆気に取られていた。
予想外だったとでも言うべきだろうか。
のーる「…」
まくと「うぅ…やっぱり、僕にはできないのかな?」
のーる「…何言ってるんですか」
まくと「えっ?」
のーる「すごいことですよ!自分で起きれるようになるなんて!成長ですよ」
のーるは、褒めたたえる。
嘘の声ではなかった。
お世辞でもない。
純粋にすごいと褒める声。
まくと「そ…そうかな?僕、成長してる?」
のーる「もちろんです」
ためらいなく、そう言われてまくとは笑顔になる。
まくと「やった!やった!これでお姉ちゃんにも無視されないかな?」
のーる「…思ったんですけど、まくとさん家では普通に相手にされてるじゃないですか」
この修行、元々はまくとの姉であるありすが女子友達であるまゆ(まくとは男子と勘違いしている)と一緒にいることが多くなったことから始まったことだ。
学校では、話すことが減ったが家ではいつも通り接してくれている。
まくと「でも、学校では話してくれないから頑張るの!」
単純だ。
自分が勘違いしているのも知らずに。
ちなみにこんな勘違いをしているのは、まくとのみだ。
のーるは、勘違いをしているのを知って協力している。
のーる「でしたら、もう少し頑張ってみません?まだまだ直せるところはあると思うんですけど」
まくと「例えば?」
のーる「…テストですけど?」
まくと「あっ…」
テスト。
学生においての実力を測る場。
のーる「ちなみに、過去のテストの成績は?」
まくと「0点しかとったことないです」
のーる「…なるほど。変えられたら大したものですよ」
まくと「…できる気がしないんですけど」
のーる「だからこそですよ。協力しますから」
まくと「わ…わかったよ。これも、まゆに負けないため」
こうして、まくとの修業第二弾が始まるのだった。
まくと「…」
さっそく修業は開始された。
放課後の学校の図書館にて、まくととのーるの勉強会が行われていた。
のーる「では、さっそく進めていきましょう。まだ、まくとさんは一年生ですから挽回は簡単ですよ」
まくと「うん」
のーる「まず、数学から」
まずは、数学の教育が始まった。
のーる「基本的に、数学は公式の形を掴んでから取り組むのが一番です。形を理解してからやってみましょう」
まくとは、頭をひねりながらも真剣にのーるの説明を聞いた。
最初こそ、頭中が?のまくとだったが、理解を深めていくと溶ける問題が増えていった。
わずか、一時間程度だったがかなり数学は上達することができた。
のーる「今日はこれくらいにしましょうか。かなり上達しましたよ。さすがです」
まくと「のる兄が教えてくれたおかげだよ!ありがとう」
のーる「いえ、私は協力したまでですよ。理解しようとしたまくとさんがいるから、ここまで理解することができたんですよ」
キーンコーンカーンコーン
予鈴が鳴る。
下校の時間だ。
のーる「帰りましょう」
まくと「うん」
二人は学校を去り、帰路につく。
すると。
まくと「あっ」
ありす「あっ」
帰路で二人は出くわした。
相変わらず、ありすは何故か汗をかいている。
ありす「まくとも学校にいたの?何してたの?」
ありすは、問いかける。
まくと「お姉ちゃんのためだよ!待っててよ、絶対変わるから!」
それだけ言ってまくとは走り出した。
のーる「ふふっ…楽しくなりそうですね」
ありす「待ってて…どういうこと?」
ありすは、理解できず?を浮かべるだけだった。
本日も読んでいただきありがとうございました。
まだまだ、物語は終わらなそうです。
次回もお楽しみに。




