弟のライバル?
どうも、にぃです。
今日も頑張ります。
本編スタートです。
まくとがサイキョーなありすを知り、女子友達のまゆができた後。
ありすは全く気にしておらず、いつも通りに接している。
まくとも、特に問題なくいつも通りの生活を共にしている。
気まずくなるわけでもなく、いつも通りだった。
本当に、あのふわっとした姉が、チャラ男ゆばきを倒したのか不思議と思うほど。
—次の朝。
まくと「ZZZ」
…この男はいつまでも学ばない。
ありす「まくと、起きて♪」
そしていつも通り、ありすが隣から起こす。
頬をつんつん。
起こすのには、少し弱すぎる。
ただ
ありす「つんつん♪つんつん♪つんつん♪」
弱いものも数が多ければ話は違う。
痛みこそないが、うっとうしさは十分だった。
まくとは、うっすら目を開ける。
まくと「う~ん…?」
ありす「あっ、起きた。おはよう♪」
ケロッとあいさつをする。
そして、寝ぼけ半分のまくとを連れて、一階へ降りていった。
一階に降りると、すでに親の姿が。
母「あら、おはよう二人とも」
まくと「おはよぉ…お母さん」
ありす「おはよう♪ママ」
二人は、テーブルに置かれた朝食を食べる。
サラダとご飯とみそ汁。
いつもの質素な朝ごはんだ。
二人は、朝食を頬張る。
この光景にも慣れてきた。
もうすっかり、打ち解けていた。
そして、いつも通り登校する。
学校に来る途中、「美人」「でもヤンキーでしょ?」と言われるのは、日常茶飯事だ。
まゆ「おい、ありす」
校門に入ると、そこには待ち構えてたように、まゆがいた。
ありす「あれ?昨日の」
まゆ「まゆだ!ま・ゆ!ありす、アンタに用がある」
ありす「えっ?」
有無を言わせずに、まゆはありすを連れて行った。
まくとは、独りぼっちになってしまった。
まくと「え~…?」
結局、ありすはホームルームの時間まで帰ってこなかった。
しかも、帰ってきたとき、ありすは何故か汗だくだった。
まくと「え~…?」
まくとのハテナは増えるばかりだ。
あげくに、聞こうとしても。
ありす「秘密♪」
と笑顔で返されるだけだった。
そして、その日からありすはまくとと関わることが少なくなった。
昼休憩も、帰宅時も、いつもは隣にいるありすが…いない。
訳を聞こうとしても、答えてくれない。
まくとは、不安の気持ちでいっぱいになった。
変化が起きたのは、まゆと関わったあの日から。
あの日、初めてありすに友達ができた。
少しうるさいときもあるけど、リーダーシップ性があり、元気な男子友達。
もちろん、ありすのことを慕ってくれる。
いいことだ。
でも
まくと「もう…一緒に居てくれないのかな…?」
そうなってしまってもおかしくはない。
正直な話、まくとはありすにずっと甘えていた。
世話を焼かせていた。
そんな弟にいつまでもかまうわけがない。
それだったら、友達といる方がいい。
それに、まゆはまくとの上位互換みたいなもの。
完璧な男子だ。
そうなれば、最終的には…
まくと「あぁ…!想像したくもない!」
まくとは、涙をこぼす。
自分に甘えすぎていた。
なら、
まくと「僕が頑張らないと、もうお姉ちゃんと一緒にいれないんだ!」
これが、まくとの絞り出した決心だった。
すると
まゆ「サンキューな、ありす!」
ありす「全然いいよ♪」
二人がやってきた。
やはり、二人は汗だくで、仲良く話していた。
ありす「あれ、まくと?まだ帰ってなかったの?」
ありすは、いつも通りのふわっとした目でまくとを見ている。
まくと「…」
まくとの目は対抗心に満ちていた。
燃えていた。
まくと「お姉ちゃん!僕絶対に変わって見せるから!まゆなんかに負けないんだから!」
捨て台詞のようなものを残して、まくとは走り去っていった。
ありす「えっ?まゆちゃんに負けないって…どういうこと…?」
まゆ「…へへっ、なんか面白いことが起きそうだな」
河野まゆ。
まくと達の同級生。
そして、ありすの女子友達である。
こうして、まくとの大きな勘違いから、彼の修業が始まるのだった。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
もう少し、投稿ペースを上げたいですが…中々書く機会がなく、大変です。
それでも、頑張って投稿は続けますので、どうかこの底辺作者を応援していただけると嬉しいです。
それでは、また次回。




