4人目 野沢麗 22歳 地味爆乳眼鏡がやってきた!
「ん〜、数学は、どこをやりましょ〜か〜」
僕の教科書が爆乳の上に乗っている、
ちなみに友人3人の自己紹介をさっきやったが、
みんな終始、たわわを見たままだった、あっちが本体だからね仕方ない。
(地味巨乳にも程がある、よって地味爆乳だ)
あとそれでいて声も綺麗で可愛い、
地味と言いながら化粧で化ける気がする。
沈黙が長いので、ここはあえて僕が説明を。
「れいさんは父さんの会社の経理で、税金関係もやってくれているんだ」
「まだ22歳ですから〜、勉強中ですよ〜、高校生に少しなら教えられますが〜」
教える、の言葉に鼻息を荒くする友人たち、
相変わらず胸を凝視しながら口々に質問する。
「勉強って学生ですか!」「専門学校を出ました〜」
「こ、恋人とかは、居るんですか?」「まだですね〜」
「涼一との、ご関係はっ?!」「おいっ!!」「会社のオーナーの〜、息子さんですね〜」
思わず突っ込んでしまったが、
無難に躱してくれた、助かる。
さて勉強を、と思ったら質問は2巡目に。
「バストのサイズは」「おいおいおい」「3桁ですね〜」
「しゅ、趣味は、ご趣味は」「お見合かよっ」「ネットショッピングですね〜」
「す、すすす好きなタイプの男性は」「合コン??」「束縛しない人ですね〜、もちろんいちゃいちゃは好きですが〜」
いけない、
これ以上は悶々としてしまいそうだ、
もちろんそれは僕もなんだけれども!
「れいさん、そろそろ」
「では〜、問題を出して行きますから〜、一緒に解いていきましょ〜、まずは〜……」
こうして家庭教師は、
揺れに揺れたのでした、
いや別に波乱とかは無いけれども!
(普通に解りやすく教えてくれた)
何より声が通るからね、
雑念なく家庭教師の授業を受ければ優秀な先生だ、
いっそ目を瞑って受けるのはどうだろう、て以前試したら、『あら〜寝てるの〜?』て言われたのは、心の中だけの話で!
「……はい〜お時間です〜、とりあえずお疲れ様でした〜」
「えっ、もう?」「延長は」「サービスタイムは」「それを言うならアディショナルタイムだよね? ねっ??」
と、さり気なく修正フォロー。
「こんな地味眼鏡で〜、失礼致しました〜」
「そんな、また会いたい」「僕らが失礼だったかも」
「何も問題なかったですっ!」「れいさん、ありがとう」
それを受けて、
れいさんも、最後に大きくお辞儀!
「ではでは〜〜〜、またまた〜〜〜」
みんなが息を呑む中、
ぶるんぶるん爆乳の自称地味眼鏡さんが、
1時間の数学家庭教師を終えて出て行った。
「涼一、涼一、涼一!」「いや寛太、背中叩き過ぎ!」
「ヤベエ! ヤベェ! ヤベーッ!」「うぐ、優斗落ち着いて、首に腕を回さないで!」
「でけえ、でっかい、でかすぎぃ!」「き、気持ちはわかる和樹、だからタックルしてくるなあ!!」
めっちゃ興奮しているが、
問題はみんなきちんと解いていたな、
なぜなら正解の拍手で揺れに揺れたから!
「とんでもないのを隠してたな!」
「ヤベエお姉ちゃんが、次々と出てきやがる?」
「時間的に次で最後だよな、どんな落ちだ?!」「いや、落ちとかないし!」
でもまあ確かに、
最後にうちの父が出てきたら、
みんなスンッてなりそうで面白そうだけれども!
コンッ……コンッ……
「「「きたあああーーー!!!」」」
「だぁ〜かぁ〜らぁ〜!」
ウッキウキの寛太がドアを開けると……!!
「うふ、もう午後5時ね、初めまして、橋本園美渡と申します」
「お、大人だ」「お姉さん、いや、お姉サマだ」「むしろ姐さん、まである」
「と、思うよね? えみとさん」「はい」「おいくつで」「ふふ、21歳よ」「「「えええ」」」
僕も最初に見た時は30歳手前かと思った。
「あの、自己紹介します、俺はいや僕は」
「んもう、空のカップが出しっ放しね、まず片付けるわね」
「やります」「手伝います」「やらせてください!」「ふふっ、ありがと、集めてくれただけで大丈夫よ」
トレイに乗せて立ち上がったえみとさん、
そして扉へ向かう、その後ろ姿に息を呑む友人たちら
今回の視線の先は、そう、そのあまりにも大き過ぎる……お尻だ。
(一旦、出て行っちゃった)
そして、当然のことながら、
僕を取り囲む3人の友人たち。
「見事なフィニッシュだぜ!」「いや親指立てられても」
「最後はアダルティお姉さんかあ、うんヤバイ」「まあ良い香水の匂いだよね」
「あのでかいお尻はヤベエ、ファイナルウエポンだよ」「あの、みんな勉強しに来たんだよね?」
そのために今回、
揃えた家庭教師なんだし。
「いや本当、ある意味勉強になるよ」「どんな意味?!」
「ウチの姉ちゃん自慢した自分が愚かだった」「いやそんなことは」
「ど、どういう関係?!」「父さんの会社の総務、と言う名の雑用、何でも屋さんかな」
そう、ひとりだけ役無しがいると可哀想なので、
わざわざ『総務担当』ということにしてあるという、
まあ他にもバイトが2名程居るのだけれどもそれはまた。
コンッ……コンッ……
ノックに今度は優斗がドアを開けると、
トレイにグラスを載せてやってきたえみとさん。
「みんな夕食前でしょう? お水に少しの氷、あと輪切りのレモンも持ってきたわ」
「お、大人だ、やっぱり大人だ」「大人なお姉サマだ」「ヤベエ大人の姉ちゃんだ」
「みんな、あと1時間だから真面目にやろう?」「ふふふ、では授業を始めましょう」「あっ、自己紹介がまだ」「よろしくね小林寛太君、中川優斗君、大森和樹君」「「「えっっっ」」」
昨日のうちに名前教えてあるし、
勉強の時間がもったいないからね、
というえみとさんらしい大人スタイルで、さっさと始めよう。
「歴史で良いわよね、まずは……」




