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遠藤の部屋にはヤベエお姉ちゃんが6人も来るらしい  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 ヤベエお姉ちゃんが6人も嫁にきた!

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第40話 あんまり無理に誘わないで欲しいらしい

「よし、四大チェーンはこれで制覇だ」


 父さんの会社の車、

 実はタワマン側にもあるらしく、

 それに乗って運転はケイさん、助手席は僕、後ろは陽菜ちゃんとれいさん。


(シートベルトはしっかりしております!)


 四人でお昼に出たのは、

 まず周辺にあるハンバーガーチェーン巡りをするためだ、

 マックにゼッテにモスにキング、そこで僕らの分の昼食を済ませた。


(夕方はレストランがあるからね、そんなに食べすぎては無いよ!)


 どっちかというと場所の確認が目的だったからね、

 人によっては食べないでスルーした場所もある、それよりも、

 そういったお見せを巡った理由はとある目的があって、と到着したのは……!!


「arrival!」「うん、父さんの会社、登記上の正式な」

「さすがリョーちゃんね、日曜はどっちみち閉まってる日だから誰も来ないわ」

「でも、れいさんの弟さんは住んでるんだよね」「涼一さ~ん、しぃーーーっ、です~」


 埋立地の規制で住居に出来ないんだっけ、

 こっちの社用車もちゃんとある、合計2台か、

 みんなで旅行に出るときに両方使えば遠出できるな、倫理的にどうって話はあるけど。


『クリティカルヒット・ザ・ワールド』


 その会社、

 外観はどう見ても普通の家なんだけど、

 入るとやはり会社っぽい、れんさんが扉を開けると奥へ向かってれいさんが。


まさる~、来たわよ~」


 ……返事は無いな、

 と思ったられいさんがスマホを確認する。


「私だけ来てだって~」

「あっ、なにか所用、私用でも」

「オトコノコデスカラネー」「でも行くって連絡はしてあったんでしょ?」


 陽菜ちゃんの言う通り、

 昼食にハンバーガーやポテト色々買って、

 みんなで持って行くと……彼って引きこもりだったんだっけ。


(両手にテイクアウトを持って、奥へ行った)


 ここから先は姉弟の世界だ。


「リョーイチ、やさしいデスね」

「いや、一応は社員なんだし、ってアルバイトだっけ」

「まだ来て間もないし、れいれいのストーカーもここには勘付いて無いでしょ」


 だから今ならまだ大丈夫と、

 会社がやってないはずの日曜日でもあるから、

 本来はここって住んじゃいけないエリアでもあるし。


(ストーカーから逃げる場所には最適だな)


 しかもこっちはダミーか。


「それえ、やっぱりまさるくん、寂しくないのかなあって」

「だからMEたちが定期的に様子を Lookしマース、駅前に定食屋もアリマスカラ!」

「それにあんまり親密になるとリョーちゃん、嫉妬しちゃわない?」「いやいやそんな」


 でもまあオフィス恋愛までは止められないけど。


「リョーイチ、カレを今夜のrestaurantに呼ぶのはサンセーdeath! が」

「相変わらずその発音」「マサルが行きたがるかはまた別のおハナシデース」

「あー、それもそうか」「でもリョーちゃんがどうしてもって言うなら来ると思うわよ」


 とか話しているうちに、

 ハンバーガーのデリバリーを届けたれいさんが戻ってきた。


「どうだった?」「汚部屋でした~」

「そうじゃなく今夜のパーティー、レストラン」

「気は進まないけど、今回は、今夜は来てくれるって~」


 面相臭そうな子だな、

 でも気持ちはわからないでもない、

 あんまり無理には誘わないようにしよう。


「じゃあ今後は無理強いは出来ないね」

「時間に間に合うようには1人で来るって~」

「あー入構証あったっけ」「一応は持ってますね~」


 なら下まで迎えに行かなくて平気か。


「ちなみにREI、リョーイチがマサルにNTRを心配する可能性が有りマース」「ちょ」

「そうね、リョーちゃんの婚約者がまさるくんに寝取られる心配とか無いかしら?」

「何の確認ですか2人とも」「大丈夫ですね~、弟の好みは~、アニメの劣等生のピクシー・ミッ●ガルドですから~」


 えっ、誰ええええええええ?!?!?!


「じゃあ戻ろう」

「あっ、ハンバーガーありがと~と言ってました~」

「帰りに凪さん達にも買って帰る?」「もうお昼は済ませてるかと~」


 各自、自由に食べる日だからね日曜日は。


「マサルは、私たちのコトはアニメキャラで呼んでマシター」

「えっ、例えばケイさんは」「よく知りませんが『八宮め●る』だソーデス」

「私は『ベア●リス』ですって、別名『ベ●子』、画像検索したら『あー……』てなったわ」


 車の中で、

 僕もスマホで調べてみよう。


「ちなみにれいさんは」

「私は~『お姉ちゃん』て呼ばれてますね~」

「そりゃそうか」「実の姉弟ですから~」「アニメキャラに例えて言う必要は、無いか」


 僕が何て呼ばれるかは、

 怖くて聞けないなあ……。

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