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遠藤の部屋にはヤベエお姉ちゃんが6人も来るらしい  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 ヤベエお姉ちゃんが6人も嫁にきた!

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第3話 目のやり所に困るお姉ちゃんも居るらしい

「ダイニングだ、キッチンエリアと区切られているがほぼ同室だ」

「あっ、すでに昼食を作ってくれているんですね」「すまない、ちょっと良いか」

「はい~、ちょっと火を止めますね~」「あら遠藤さん、朝食は済まされたのですわよね?」「ああ、息子とファミレスでな」


 もうすぐ午前11時か、

 そしてやってきた女性ふたり、

 うっわ、1人はエプロンが凄いことになっている、立体的に飛び出している。


(目を逸らして、っと)


 となりの女性はアダルティな感じ、

 ふと後ろを向くとこっちはお尻が大きい、

 いや本当、目のやり場に困るので頑張って顔だけ見よう。


「涼一、紹介しよう、まずこちらが野沢麗のざわれいさんだ」

「よろしくお願いしますね~」「あっはい、遠藤涼一です、よ、よろしく」

「彼女は22歳で経理だ、きちんと資格も持っている、ウチの税金的な事もやって貰う」


 声が綺麗なおさけにそばかす眼鏡、

 そして胸だけが異常に大きい、でけえ、

 おじぎをされたが、そのなんだ、揺れるのを見ずにつむじでも見ておこう。


「色々と~、地味な私ですが~、涼一さんのお世話を~、させていただきます~」

「う、うん、お世話されさせて、いただきます、その、無理のない程度で」「はい~」

「涼一、父親としてアドバイスしよう、胸が大きいというだけで選ぶのは失礼だ」「いや何を選ぶの」


 まあ言いたい事はわかるが、

 本人の前で言って良いことなんだろうか、

 野沢さんはにこにこしているけれども、よし、視線を次に移そう。


「そしてこちらが橋本園美渡はしもとえみとさん、総務だ」

「うふ、よろしくね涼一君、いま15歳?」「は、はい」「私は21歳だから6つ年上ね」

「彼女はいわばなんでも屋だ、それは世話係でも同じで、涼一が頼んで誰もやらない場合は彼女がやる」


 そんな立場なんだ。


「いいの?」「ええ、あんまり無茶なお願いは無理だけれども」

「世話係に何を頼んでも良いが常識の範囲内でな、あまり酷いと普通に叱る」

「いやそんな父さんに叱られるようなお願いは」「もちろん信頼しているが、相手が若い女性だからな」


 若いって言われても、

 15歳の僕から見て21~25歳は結構な年上だ、

 それでもまあ、変な言い方をすれば許容範囲内ではある、って何のだって聞かないで。


(これまでで橋本さんが、一番年上に見える)


 青いチャイナドレスっぽい服装は趣味なんだろうか、

 この滲み出てくる色気も、これもこれで目のやり所に困る、

 父さんがたまたま入った『夜の中華料理店』で見つけて連れてきたんじゃないかって感じ。


「涼一、父親としてアドバイスしよう、尻が大きいというだけで選ぶのは失礼だ」「だから何を選ぶの」

「あの、私、趣味がポールダンスで」「あっ、大人のお店の」「立派な競技、スポーツですよ、真面目な」

「ご、ごめんなさい」「それで自室にポールを立てさせていただきました、軋みとか聞こえたら教えて頂ければ」「設置時には大丈夫と言われたらしい」


 父さん公認か、

 だったら僕は何も言うつもりは無い、

 さすがにドシーンとか倒れた音がしたら心配するけど。


「涼一もう良いな、では2人とも料理の続きを」「「はい」」


 うん、やはり橋本さんのお尻が凄く突き出ている。


「では涼一の部屋に案内しよう」

「僕の部屋、荷物はもう」「運び入れてある」

「あっ、お風呂が!」「風呂も2つあるぞ」「えっなんで」


 見に行くと『凄く大きいお風呂場』と『大きいお風呂場』があった。


「片方を女湯、もう片方を男湯ということだ」

「あっ、そうした方が良いですよね、じゃあ男湯の掃除は僕が」

「いや、当然世話係がするだろう」「えええ」「お風呂が2つあるのは2世帯同居のパターンを見越した設計だ」


 なるほど、

 これだけ大きいとね、

 そして奥へ、って扉にすでに名札が貼られてたり吊り下げられている。


「寝室は8つですかあ」

「涼一の向かいは空きだ」

「父さんの部屋は」「別である、その話は後だ」


 ちゃんと鍵がかかる、

 入ると元の、昨日までの屋敷から運ばれた荷物が!

 ベッドは新しく大きくなっている、いやすえげ広い部屋だ。


「外は……遠くに海が見える!」

「服はウォークインクローゼットに入れてある」

「そんなのまで、いいの?」「全ての寝室にある」


 覗くともうここだけで住めそうだ、コンセントもあるし!

 それはそうとテレビはちゃんと設置してくれてあるみたい、

 つけるときちんと見られる、ケーブルテレビにも加入してるみたい。


(有料チャンネルの契約もそのままだ)


 そう、15歳以上は湯気が消えるアニメ専門チャンネルとか。


「それで涼一、お世話係があと、もうひとり居る」

「あっはい、どこに」「隣だ」「この部屋の、隣に?」

「ああ、涼一のよく知っている相手だ」「えっ、昨日までのメイドが1人残留?」


 みんなお別れって聞いてたけど。


「会えばわかる、行くぞ」「はい」


 ということで父さんと隣へ移動、

 まだ名札みたいなのはついてないけど、

 ドアノブカバーはあるな、父さんがノックする。


「はい」「涼一を連れてきた」「どうぞ!」


 あっ、この声は、ひょっとして……!!


 ガチャッ


「さあ涼一、憶えているか」

「う、うん、もちろん……景香きょうかお姉ちゃん」

「久しぶりね涼一くん、ううん、涼一」「6年……ぶり、かな」


 幼馴染との再会である。

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