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遠藤の部屋にはヤベエお姉ちゃんが6人も来るらしい  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 ついに始まった高校生活!

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第110話 日曜夜はマッサージタイムらしい

 コンコン


「はいどうぞ」


 就寝前の僕の部屋、

 じゃんけんに勝ち抜いて入ってきたのは……!!


「涼一くん、約束通り勝ってきたわ」

「涼一、今夜は涼一をマッサージできるって聞いたわ」

「えっ凪さんと景香お姉ちゃん、前もこの組み合わせなかったっけ?」


 あーこれひょっとして、

 じゃんけんのパターンが毎回決まってきてるのかな、

 いやもちろん偶然って可能性もあるけど、どうなんだろう。


(凪さんは全員のパターンをメモしてそう)


 景香お姉ちゃんは、

 確か兄弟集まってじゃんけんすると、

 結構勝つって言ってたっけ、小4までの昔だけど。


「さあ涼一くん、掛布団を外すわね」

「あっはい、普通のマッサージ、なんですよね?」

「涼一、普通じゃないマッサージって何なのよ」「あっ気にしないで」


 16歳女子にはまだ早かったか、

 と15歳男子が言ってみる、いや口にはしていないけれども。


「小泉さん、タイ式マッサージとかヨガ式マッサージとかあるのよ」

「へー、そうなんだ田中さん、出来るの?」「見様見真似みようみまねならね、あと『整体』もあるわね」

「あっ僕知ってる、首や背骨を『グキッ』て鳴らすやつ」「あれは素人がマネしちゃ駄目よ」「そりゃそうですよね」


 と上手く凪さん誤魔化してくれたな、

 マッサージするからなのか白いパジャマだ、

 なんとなく施術っぽい、そして景香お姉ちゃんはまーた中学の赤ジャージか。


「では仰向けからが良いかしら、うつ伏せからが良いかしら」

「凪さん、普通はどっちが」「普通のマッサージならうつ伏せが先ね」

「田中さん、普通じゃないマッサージだったら涼一に何を」「仰向けで顔にきゅうりパックからになるわね」


 あ、それマダムのやつだ。


「……んしょ、うつ伏せでっす」

「では私は肩から」「涼一、足裏失礼するわね」「えっ」

「ほら小さい頃、父さんの土踏まずをよく踏まされてたじゃない」「あれかあ」


 ただあれって小学生の時であって、

 今の景香お姉ちゃんがやると……うおっ!

 重いけどそんなに痛くない、むしろ丁寧、まである。


「涼一くん、力を抜いて」

「あっはい、肩も気持ち良いです」

「後頭部やるのは私、あまり上手くないわよ」


 逆にれいさんが上手過ぎた。


「れいさんにやって貰った時、あっという間に眠りました」

「あれはヘッドスパっていうのよ、そういうお店に短期間いたみたい」

「やっぱりストーカーのせいで」「あと、どうしてもお客様に胸が当たっちゃうみたい」


 うん、わかるわかる。


「涼一、腰も踏む?」

「いやそれは、景香お姉ちゃんの体重だと」

「何よ」「足裏で十分気持ちいいから」「ならいいけど」


 腰を踏んで貰うなら陽菜ちゃんだな、

 間接技の鬼らしいから1度マッサージをやらせてみたい、

 子供がお父さんの肩をトントンしてるの想像しちゃったけど。


「涼一くん、次は肩甲骨ね」

「うっ、痛さ少々、気持ち良さそこそこ」

「じゃあ涼一、腰をほぐしてあげるね、乗らないから安心して」


 背中と腰の同時アタック、

 あ、あくまでも身体をほぐして貰っているだけだから!

 現に眠くなってきた、でもうつ伏せで寝るのは欄順に苦しい。


「うーん、今日はそこまで疲れる事はしてないのに、めっちゃほぐれる」

「逆にそれが良かったのかも、パンパンにお張ってたらもうちょっと痛かったかも」

「ねえ涼一、女子運動部のマネージャーになって私をマッサージしてくれるとかどう?」「そっちー?!」


 CSアニメ専門チャンネルの、

 15歳以上は湯気が取れるような作品みたいだ。


「はい涼一くん、仰向け」

「あ、ありがと、う、ござい、ますっ」

「私は首筋やるから小泉さんは足の親指回してあげて、当時にね」「わかったわ」


 ……何これ、めっちゃ気持いい!!


「こ、こんな技あるんですか」

「ええ、2人同時だからやれる必殺技よ」

「足の指と首は繋がってるんだって涼一」「まあ物理的には、って眠ううううういいいいいぃぃぃぃぃ……」


 やべえ、クラクラしてきた。


「これで眠くなたらなかっら、こめかみマッサージする所だったけれども大丈夫そうね」

「涼一、そのまま添い寝するからぐっすり眠っちゃって大丈夫よ、他の足の指もやっておくから」

「うううぅぅぅ……おやすみぃぃぃぃ……なさあぁあぁあぁぁぁぃぃぃ……」「おやすみ涼一くん」「涼一おやすみ」


 ……これ熟睡し過ぎて、

 寝ている間に何されても気付か……な……いぃぃ……


(キスでもされていそう、まあいいか、それくらいなら……唇じゃ、なきゃ)

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