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遠藤の部屋にはヤベエお姉ちゃんが6人も来るらしい  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 ついに始まった高校生活!

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第101話 まさかのコスプレ登校らしい

「HEYリョーイチ、学校に到着するまでclassmateデスヨー!」


 明けて朝の登校、

 先週のアレでケイさんのストーカーになりそうなヤカラが居たので、

 今日は早朝から早めに学校へ、たまたま景香お姉ちゃんが助っ人する予定の部活、朝練に参加するらしい。


(僕も早めについたら教室でスマホゲームでもやっていよう)


 朝食はえみとさんに早めにお願いして済ませました!


「ケイさん、その我が校のセーラー服はどうやって」

「フツーに買いましたヨー? 提携洋服店デッ!」「あるんだ」

「ちょっとアリスちゃんが協力したけどね」「姉ちゃんまでそんな連携を!」


 持っているカバンは景香お姉ちゃんの予備かな?

 いやほんと23歳のJKとか、あまりにも無理がありすぎる、

 一応は長い黒髪のカツラをつけてはいる、これは多分れいさんの私物だろう。


(いやね婚約者LINEでそんな会話あったから)


『例のカツラ貸してー』ってね。


「リョーイチともし本当にドーガクネンで一緒だったら、メッチャくっついてましたNE!」

「目立ってしょうがなかっただろうね」「MEはリョーイチしか見えていまセーン」「いや腕を絡めないで!」

「ふーん、涼一、そこまで嫌そうには見えないけれど」「いやまあ、これは」「じゃあ私も、腕組んじゃおっ!」


 両サイドから、

 確保されてるううううう!!!


「いや朝から何のラブコメアニメなんですか」

「あっリョーイチ、やはりHigh schoolでもライバルは必要デスカ?」

「学校の中では涼一にとって、唯一の相手は私だけなんだから、ねっ?」


 いや何の相手だっていう、

 にしても密着されているから尚更だけど、

 2人ともめっちゃ良い身体しているんだよなあ。


(謎のハーフ転校生現る! みたいな)


 ウィッグつけてても、

 眉毛が金色のままなんだよな、

 まあこれはストーカー避けだから仕方ないけど。


(あっ、これ他のメンバーもセーラー服で先導する流れじゃ)


 陽菜ちゃんはヤバい、

 れいさんはもっとヤバい、

 いや現役の景香お姉ちゃん以外は全員ヤバいか。


「リョーイチ、englishはマカセナサーイ!」

「じゃあ涼一、学校内のラブコメは全部私ね」

「いやいや校内公認カップルにされても、そんな」


 それで卒業直後、

 他の婚約者を選んで結婚式挙げたら、

 学校の友人に『えええぇぇぇ……』ってドン引きされそうだ。


(あっ、ひょっとして)


 ここで僕は気付いてしまった、

 景香お姉ちゃんの友達三人クラスメイトって、

 相談して僕と恋人同士になるよう、仕向けているのでは……???


「あっ、志保、ひろみ!」

「おはよう、ちゃんと時間通り来たね」

「この時間一緒には、ちょっとはや……い……ね」


 ケイさんを見て固まってるな。


「ハーイ! リョーイチの学校入るまでのclassmateデース!」

「ええっと気にしないで、いつものお手伝いさんの先導、同行だから」

「佐藤さんもういいわ、涼一はこっちで引き取るから」「離しまセーン! 原嶋シェーン!!」


 誰だそれ、

 黒髪にした時のキャラクターネームかよっていう、

 ショート動画で見たなドラマで闇金を取り立てる女性、演じている女優がそんな感じの名前だっけ。


「ええっと原嶋シェーンKさん、今度は眉毛も黒くしてきましょうね」

「OH! モーテンでした、今度は女教師ヴァージョンで行きまSHOW」

「えっとケイさん、今度ケーキ食べに行くときの恰好のテストなんですよね?」


 って、何の同伴喫茶だろう、

 いやそのシステムよく知らないけど!

 男が奢って、互いに気に入ったらお持ち帰りだっけ?


(で、奢って貰う事しか考えてないおばちゃん客ばっかという)


 そういう意味では僕の婚約者って、

 月給ギャラに見合った同伴婚約者をやってくれているよね、

 いやそれだとお金のみ目的みたいだから悲しくなるのでやめよう。


「フルーツの盛り合わせならソッコーで造れますdeath!」

「どこで出してたんですか」「secret! シイテ言うナレバ、nightmare?」

「あーはいはい、って本間さん石原さんごめんね、悪いメイドじゃないから」


 メイドの悪戯で通そう。


「うん、それはなんとなく」

「頑張ってるのは、わかるわ」

「それで涼一、朝練見ていく?」


 うーん、相手が、

 婚約者が景香お姉ちゃんだけだったら、

 それももちろんアリなんだけれども……


(あんまり外堀を埋められるのもなあ)


 相変わらず最大のネックが、

 僕の心の奥に根強くあったりする、

 と逃げるかのようにケイさんの方を見る。


「リョーイチボッチャマ、好きなコトを好きにしまSHOW!」

「ま、まあそうだね、でもまあ、人に付き合うのも、好きな事と言えなくはないけど」

「現にイマ、小泉サーンに付き合って登校してあげてますネー」「ま、まあ、結果的にね」


 眠いからいいやって断る事も出来たけど、

 なんだかんだで景香お姉ちゃん+婚約者もう1人との、

 登校は悪くないと思っている、昨夜の添い寝の方は大変だったけど!


(逆に逃げるように、さっさと眠ったよ!)


 あれは、れいさんによる、

 秘密技『眠れる後頭部マッサージ』のおかげでもあるけど、

 気を失うようにスコーンと眠ってしまっていた、あれは凄い必殺技だった。

 

「涼一、もう学校だけど」

「そうだね、それじゃあ僕は」

「MEと一緒に朝カラdeath!」「え? あっ!」


 社用車がやってきた、

 運転はえみとさんかぁ、

 と思っている間に横に付けられ後部ドアが開いた!


「リョーイチ、これから本当の登校時間まで、Morningカラオケへlet's go!!」

「いやいや、ってそんな、押し込まないで! 拉致られるうううううぅぅぅぅぅ」

「涼一!」「ツーホーしないで下さいネー、悪い事ジャ、アリマセーン! ンジャネー」


 ということで朝から45分くらい、

 カラオケを堪能してから改めて、

 車で学校へ送って貰ったのでした。


(そうか、朝の寄り道って手もあるのか)


 いや遊びばかりじゃなく勉強もしなきゃ、もちろんね。

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