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遠藤の部屋にはヤベエお姉ちゃんが6人も来るらしい  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第二章 ついに始まった高校生活!

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第97話 凪さんはあまりにも優良物件過ぎるらしい

「涼一くん、朝よ」「リョーイチ、グッモニン!」

「さあリョーちゃん、起きないとみんなで徐々に身体を浸食するわよ?」

「んんん……あっ、おはよう凪さんケイさん陽菜ちゃん、ってなんか贅沢」


 女性3人に同時に起こされるなんて、

 しかもみんな婚約者、いやほんと男冥利に尽きる、

 こうなると僕は素直に従うしかない、ベッドから降りようとすると凪さんがサッとミニ脚立をどける。


「あらリョーちゃんごめんね、足がぶつかる所だったみたい」

「NAGIがトッサに気付いたみたいdeath!」「うん、ありがとう」

「さあ、今日の朝食は野沢さんよ、朝からちらし寿司ですって」「それは美味しそう」


 今日の世話係である凪さん、

 いやほんと優良物件なんだよな、

 メイド服も完璧だけど、こういう普段着もまた素晴らしい。


(そして女社長である)


 見惚れてると微笑み返してくれる。


「リョーイチ、朝コーラ飲む? drink!」

「あっそうそうケイさん、いつのまに謎コーラ補充してくれたの」

「イツノマニカdeath!」「いやそれ答えになってないし」「リョーちゃん、行きましょ」


 陽菜ちゃんにも促されダイニングへ。


「おはようございますぅ~」「あ、お、おはよう」


 相変わらずエプロンが浮いている、れいさん。


「ふふ、おはよう、今日も良い天気よ」「おはようございます、えみとさん」

「涼一おはよう、普通に起きられるって、ほんっと良いよね」「景香お姉ちゃんおはよう、寝坊して良かったのに」

「そんなことしたら涼一と一緒にご飯食べられないじゃないのよ」「さあ涼一くん」「あっはい凪さん、じゃあ、いただきます」


 何気に昨日と同じ唐揚げもあるな余りか良いけど。

 今日のお世話係である凪さん、ほんっと眼鏡なくても美人で才女、

 お堅い女性って感じじゃなく、やわからかも感じる完璧な女史って感じ。


(前も思ったけど、見合いでも登録したら引く手あまただろう)


 優良物件過ぎて逆に凪さんが選べる側なんじゃないかと、

 もし彼女が本気を出して、僕を獲りに来たら……いやまあそのあたりは、

 僕にとっては選択肢のひとつでしか無いんだけど、やはり火傷の痕がネックなんだろうか。


「涼一くん?」「いやその、朝から凪さん、相変わらずお綺麗だなって」

「MEは? ねえ、ケイのことは?!」「うん、ビューティフォーだと思うよ」

「リョーちゃん私は」「可愛い」「お姉さんだけど」「陽菜ちゃん可愛いよ陽菜ちゃん」


 あっ、まんざらでもなさそう。


「涼一さ~ん、私は~」「れいさんは、その、すごく……大きい、です」

「ふふ、なら私は?」「その、えみとさんはセクシーです、クラクラするくらい」

「でも涼一、凪さんとか、さすがに9歳年上はどうなの?」「いや存在を否定しないで!」


 選択肢に入れる入れないの問題にしたら可哀想だ。


(父さんのチョイスだからなあ)


 そもそものコンセプトに『母』と『姉』が入っちゃってるから、

 あとはいくら9歳年上でもこれだけのハイスペックだと許せるというか、

 残りの隠された部分によっぽどの理由があるのか無いのか、あとは実は……


(単純に、凄い年下趣味だったり?!)


 そもそも前の婚約者はどんな人だったんだろう、

 いくら凪さんが『酷い裏切り』をしたといっても、

 とても100%悪いようなことをするには思えない、見えないけどなあ。


「涼一くん、土曜日はお友達の家だったわね」「あっはい、そうですが」

「車で送ってあげようかしら?」「いや、いいかな、友達とどっか寄るかもだし」

「そう、でも遠慮なく使ってね」「社用車を?!」「私のことよ」「そ、そうですね」


 使う、ねえ。


「リョーイチ、MEも使って使って!」「ケイさんも、まあ」

「リョーちゃん、保護者が必要な場所はこのお姉さんを使って!」

「陽菜ちゃん、逆では」「何が?」「いやなんでも、じゃあ場合によっては」


 パッと見、未成年の兄と妹なんですが。


「私も~、このマンション内で~、何か使って頂ける事があれば~」

「そうですね、この規模でも一応、おうちデートって言っても良いのかな」

「ふふふ、私とは日曜に」「わかってますよプロレス、あっ、みんなも何人かは来るんですよね」


 景香お姉ちゃんは部活の助っ人、と。


「涼一、忘れて貰っては困るんだけれども」「憶えてますよ」

「ほんっとうの涼一の保護者は、私よ!」「えええ」「血が繋がってるもの」

「そういう理屈? でも年齢が」「お姉ちゃんにとって弟は保護者なの!」「あっはい」


 それでいいのかそれで、

 弟といっても従弟いとこなんだけれども!

 6人の保護者かあ、3年間護られた僕は、結局どうなるんだろう?


(これ、グレる暇もないよねっていう)


 29階で1人になれる時間タイミングは、大切にしよう。 

捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、

前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!

https://ncode.syosetu.com/n6703lo/

連載再開しています!!

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