表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー(建前)  作者: タカハシあん
第19章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1089/1176

1085 先んずれば人を制す 下

「……頭が痛くて堪らんよ……」


 頭を抱えるタルル様。人に関わるということは苦悩するということ。自業自得ですよ。


 ……まあ、わたしもおっぱいを愛しすぎて苦労している口だけどね……。


 苦い苦いコーヒーを飲んで、気持ちを切り替えた。


「準備は整った、か」


 ここまで来るのに何日かかったかしら? これが終われば休暇も終わりか。まったく休めなかったわ。これなら王都にいたほうが休めた気がするわ。


「お風呂入りたい」


 戦いが始まる前に熱い湯に入って落ち着きたいわ。


「タルル様。展望台に飛んでもらえます? お風呂に入りながらアイスが食べたいです」


「何味だ?」


 もうアイスくらいじゃ動いてくれないか。贅沢になりやがって。


「うーん。アイスじゃなくシャーベットにしますか。果物の甘さが欲しいので」


 いろいろなシャーベットを入れてラムネで割る。なんかそんな風にして飲んだ記憶がある。


「ナディアとラグラナを連れて行きましょうか。大人数で行くと騒がしくなりますからね」


「お前が消えただけで大騒ぎになるわ」


 それもそうね。今も騎士様が護衛に立っていてくれるからね。


 騎士様に話を通し、ラインフォード様まで上がるのに一分もかからない。すぐに護衛騎士隊を組んでくれて馬車で向かった。


 そんなにいらんがな! って人数で展望台へと向かい、お風呂の用意をした。


「ここらもお城が見えるのね」


 真っ正面じゃないけど、端のほうに見えている。


「骸骨が動いているのも見えますね」


 わたしはその重力に引っ張られるおっぱいしか見えてないわ。屈むとそんなに垂れるものなのね。下から眺めてみたいです。


 縁に顔を乗せていたらラグラナに抱えられておっぱいクッションに横にさせられた。別に舐めようとしていたわけじゃないからね!


「ラグラナの胸はわたしの頭を挟むためにあるみたいね」


 まだ顔をどちらに向けるかの答えが出てない。悩ましいわ……。


「お嬢様は、疲れているときは体の力がなくなりますね」


「そう? 知らなかったわ」


 わたしとしてはこの幸せを全身全霊で受け止めているだけなんだけどね。いつか答えが出たら次はおっぱいに顔を埋めたいわ。


「大丈夫なんですか? お嬢様のことだから考えはあるのでしょうけど……」


 まあ、あれを見て安心できる者は少ないか。侍女たちを下がらしてよかったわ。


「あれはなんら問題ないわ。ゴズメ王国での渦より簡単よ」


 苦労したのはこちらだけどね。


「ただ、ラーレシム様は想定外だったし、判断を間違えたわ。まさか月の姫様に憑依されるとは夢にも思わなかった。月の姫様との付き合い方を考えなくちゃならないわ」


 妖狐たちが月の姫様をどう見るかによるけど、警戒されたのは間違いないでしょうね。判断を誤るとラーレシム様を排除されかねないわ。


「何事も後片付けが一番面倒なのよ」


 でも今はラグラナのおっぱい(至福)を全身全霊で受け止めましょう。おっぱいがわたしに力を与えてくれるんだからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ