幕間3 つぎのこーなー
つぎのこーなー ぽーちにゐる
「ポプラ詩哉と」
「紺波ゐるの」
『ポーチにゐるー!』
「というわけで今週も始まりました、ポーチにゐるのコーナーです。……えーっと、志摩が死んでいるので、僕、ポプラ詩哉が代わりにパーソナリティを務めさせて頂きます」
「次から空亜センパイのコーナーは最後にした方がいいかもねー」
「なくしたほうがいいって言わないあたり、ゐるちゃんも大概だよね」
「志摩君楽しそうだし」
「未だにゴキブリが志摩の背中を走り回ってるけど!? ……ま、それは置いておいて。えー、このコーナーでは、眼球性愛者として古今東西様々な眼球を観察、研究してきた紺波ゐるちゃんの、四次元ポケットならぬ四次元ポーチには何が入っているのか、紹介してゆきます」
「目を愛する者として必須アイテムたちが入ってるよ!」
「どんなものが入っているのか気になりますね。それでは早速一つ目いってみましょう。じゃじゃん!」
「スプーン!」
「おお、それはさっきの話でも登場していましたね。何に使うんですか?」
「もちろん、目玉を綺麗に繰り取るためだよ! 目玉のタイプに合わせた大きさ、形じゃないと傷つけちゃうから、ちゃんとたくさん取り揃えてあるよ! お医者さんのメスみたいなものだね」
「既にポーチの体積を超える量のスプーンがじゃらじゃら出てきてますね。奥様方の涎が垂れそうな収納術ですが、それは別の話として。ほかにはどんなものが入っているんですか?」
「えーっとね、まず相手の動きを止めるしびれ薬。飲み物に混ぜて飲ませるのがフツーのやり方かな。それで、念のためにこのロープで縛りあげて、あんまりうるさいと困るから、タオル。いわゆる猿ぐつわ用だね。あと劣化を遅くするためにこの薬品を用意して、そこまでやったらあとはこのスプーンで――」
「以上! ポーチにゐるのコーナーでしたーパチパチパチ!」
「スプーンで繰り取る際には少しコツがあってね」
「ゐるちゃんやめろおおおおおおおおおおおお!!」




