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第2話〈女神様の看病〉

 俺は家の鍵を開けた。

 扉を開けた時、学校で気を張って頑張っていたからか扉を開けて安心して気が抜けたのか、少しふらついてしまった。

「優、大丈夫?」

「ああ大丈夫」

「いやふらついてたし、大丈夫じゃないでしょ」

(そんなこと言うなら、聞くなよ。)

「もう家入るけどいいよね。っていうか仕方ないし」

 ガチャ。

「ねえ優、どうなってんの?家の中。酷いわね」

「酷くてすいませんね」

「足の踏み場もないじゃない」

「……」

「優、部屋に入るけどいい?貴方を連れてかないといけないし。

 ベットに入って体温測って」「はい体温計」

 俺は体温を測るために服を捲ると、優桜が反対向いて顔を赤めながら

「私のいないところで測って!」

「別に見られて減るもんじゃないし」

(女性と違って男性の胸板なんて見られても困るものじゃないでしょ)

「私が気になるの!」

「じゃあ早く出ればいいじゃん」

「わかってるって」

 そう言い残してドタバタとしながら優桜は部屋を出て行った。

 彼女が部屋を出ていってしばらく 

 自分しかいない静かな部屋の中

 ピピッピピッ

 体温計がなった。

 体温は39度9分だった。

 40度近い体温に驚いていると

 ガチャ。

 と扉が開いて優桜が覗いた。

「優、体温測れた?」

「ああ測ったよ」

「何度だった?」

「37度9分」

 俺は慌てて嘘を吐いて誤魔化した

「体温計見せて」

「……」

 どうやら隠せなかったようだ。

 優桜がジト目でこっちを見て、

「ねえどこが37度9分だって?私には39度9分に見えるんだけど。

 優、薬飲むためになるべく胃に何か入れたほうがいいけど、嘘を吐かないで教えて、今食欲ある?」

「ある」

「あるならお粥作ったから食べて」

「嫌」

「なんで、私の作ったものは美味しくないとでも」

「違う、お前の手料理食ったら昔のこと思い出すからだよ」

「でも冷蔵庫何もなかったし、仕方ないでしょ」

「わーったよ」

「でも一生お前の手料理しか食えなくなっても知らないからな。つい最近やっと平気になってきたのに」

「いいよ、だって私が作り続ければいいんでしょ。まあ作りすぎたからっていう体のお裾分けとしてになるけど」

「それでいいよ、じゃあちょうだい」

「はい」

「やっぱり優桜の料理はうまいんだよ」

 っていうか家入る時チラッと見たけどお前の家俺ん家の前なんだな」

「そだよ」

「じゃあ早く治してね。バイバイ」

 優桜が帰った後俺はベットに倒れ込んだ。

 うとうとしてきて、気づいた時には次の朝だった。

こんにちは 真昼です。

前回は、木曜日投稿と書いていたのですが、今週の土曜日まで、毎日投稿でお願いします。

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