衝撃
光が喋った事は、平凡な生活を送っていた僕には、信じられない話だった。
『まず君の名前を聞こうかな?話はそれかだ』
『久住雅人です。姫松高校2年生です。』
『雅人か。宜しくな!俺の名前はエミリー国松。国松と呼んでくれ!』
『エミリー?女の人みたいな名前ですね。』
『だって俺、女だもん』
『女!?』
まさか、この光が男ではなく女だとは...
『まぁその話は後で話すとして、何故こうなったかの話をしてもいいかな?』
『あっはい』
そういって光..いや国松は話し始めた。
『まずは化物のことなんだが、奴らの名前は爆霊という。』
『奴ら?複数人なの?』
『何人かはわからんけど、沢山いるね。』
『なんで爆霊がこの世にいるの?』
『俺が間違って地獄の蓋を開けちゃったからです。すみません。』
えっ?馬鹿かこいつ。何故開けたし...
『馬鹿ですか、あんた!?』
『ホントサーセン...』
『それと爆霊って具体的にどんな被害を出すんですか?』
『欲望の高い生物、感情が爆発しそうな生物に取り憑き、暴走させるね』
『ずいぶん簡単に言うね...』
『ぶっちゃけ、怪物化します』
怪物かぁ...へぇ〜...ふぁっ!?怪物?
『そいつらが、人間に取り憑かれたままだとどうなるの?』
『精神が消耗して死にます。だから早めに倒してね♪』
『ふぁっ!?尚更ヤバイじゃないですか!爆霊憑きは何処にいるんですか!?』
『なんかね〜さっきから律義に待っててくれたみたい…君の真上にいるよ。』
『話は終わったか?32分もまたせおって…お前らが儂の相手をするんか?どうなんじゃぼけ!!』
『よけたら?天鎧鬼君。』
『ふぁっ!?天鎧鬼って僕!?』
鴉型の爆獣は、真っ直ぐ飛び込んで来た。そして僕の後にあった木の真ん中に丸い穴が空いた。
『国松、こんなのにどうやって立ち向かえばいいんだ!?』
『仕方がないな...天鎧装と叫べ!』
『天鎧装!!』
そうすると空中に波が流れ、黒き日本刀と白き銃がでできた。
『国松、これは!?』
『説明してる暇はない!!早く倒すんだ!』
『鴉さん待ってくれ!』
『待つわけ無かろう!バカもんが!』
突っ込んでくる敵の攻撃を、剣でいなしながら銃で射つ...射った弾丸は鴉の爆獣の翼をを貫き...
『ピェー!!』
爆獣は墜落した。なんとも呆気ない…そう思ったとき
『チッ…飛べなくなってしまったわい。仕方が無い…』
鴉の爆獣の翼から波が起こり、波はだんだん激しくなり、鳥人型の爆獣に変貌した。
『さっきはつまらんかったろう?だから、本気で相手をしてやるぞ』
『…やってやるよ。爆獣!』
そのときは、あまり気にしなかった。鳥人型の爆獣が
優しく笑ったことを…
『天鎧鬼君。早く倒して。白鬼剣に想いを込めてぶった斬るんだ!』
『わかった!爆鬼斬・鎧!!』
『舐めるな!子童!!』
爆獣の爪と僕の技がぶつかる…そして…
『ピェー!!』
爆獣を斬った。
『人間よ...停球になる前にいいことを教えてやろう。』
『なんだ?』
『まずは、儂は弱い。他の爆霊と比べては行かんぞ?これから上手くいくと思うと痛い目を見る。まぁ頑張れよ』
ここで僕の意識は途切れる。力を使い過ぎたのかな。体に力がはいらない...僕が最後に見たのは、黒い珠と飛んでる鴉だった...




