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最寄り駅に着いた。


蓮華は階段に向かって歩く。

彼女がよく学校帰りに乗る車両は、改札へ向かう階段近くには停まらない。

利用者が多い駅で、扉が開いた直後は階段付近の人の波がすごい。

そのため人ごみが苦手な彼女はあえてその車両を選んでいる。



蓮華が階段に着くころには、人波が治まっているため落ち着いて歩くのである。


「あのっ」

後ろから男性の声。


つい振り向くと2メートルほど後ろに「彼」がいた。

グレーのスポーツバッグを肩にかけている彼は

「今朝、電車いっしょだったんですけど… 」と前で両手を組みながら続ける。


えっ? 彼、私に話しかけてるの? 


ワンテンポ反応が遅い蓮華に気付かないようで彼はさらに話し続けている。


「…よかったら連絡先とか教えてくれませんか? 」他にも何か言っていたようだが蓮華が認識できた言葉は、最後のこれだけだった。


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