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グレーというかシルバーというか、とにかくこの色。

というかこのバッグは…


蓮華は美人さんを思い出しながら、軍団を見おさめておこうと思っていた。

座っていた内の1人のバッグに見覚えがあった。


瞬間的に視線を上げる。蓮華は自分が緊張しているのを感じた。



栗のような髪色に、ぱっちりとした綺麗な目、それにすーっと通った鼻…

あの美しい横顔は「彼」だ。


扉が開いた。

出ていく彼を蓮華は見つめた。


一瞬、彼がこちらを振り返った気がした。




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