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1687 八王子の首探し
八王子の首探しは怪火の一種です。
これは岐阜県岐阜市に次のような話が伝わっています。
その昔。
曇り、あるいは雨の日。
西郷村の板屋川にあった八王子橋の下流、その川岸の畑あたりから青白い火の玉が現れました。
その火の玉は川の流れに沿ってフワフワと飛びまわったり、分かれていくつかの火の玉になったり、固まって一つになったりしました。
またそれは遠く舟木山の頂上まで飛んでいき、そこで明滅した後、数十分で消えたといいます。
これはかつて八王子橋の川下に刑場があったのですが、そこで斬首された者の霊魂が迷い出たものだといわれました。
これに出遭った者が問います。
「おまえ、斬首の刑だったてな」
「そうザンシュ」
・そうザンシュ=そう斬首=そうざんす




