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1666 川男
川男という妖怪がおります。
これは江戸時代中期の国学者、谷川士清の『和訓栞』に「高山の流れの大川に居るもの」とあり、それによると川男は背が高く、肌が黒いものだとしています。
背が高いという特徴は河童にないことから、川男は河童とは別種の未確認生物だとされています。
各地に伝承の多い河童に対し、川男の伝承は非常に少なく、また同じ川の妖怪である川姫や川女郎は人に危害を与える特徴がありますが、川男にはそのような性質がありませんでした。
なお「高山の流れの大川に居るもの」ということから水の精だともいわれ、川姫や川女郎のいない上流に棲んでいたといわれています。
この川男。
川姫や川女郎とは水が合いませんでした。
・水が合わない=その土地の環境になじめない。また転じて組織などに適応できない
・谷川士清(たにかわ ことすが・1709~1776・国学者)
・『和訓栞』(わくんのしおり・江戸後期の国語辞書)




