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1663 庄屋の大蛇
庄屋の大蛇は、香川県小豆郡土庄町に次のような話が伝わっています。
その昔。
小豆島肥土山村の庄屋であった太田伊左衛門は、あるとき備前国の某家との間でもめ事が起こり、このとき相手方から大量の蛇を送り込まれました。
蛇の大群が肥土山村に攻め込んできます。
そこで村の人々が竹槍で迎え撃つと、蛇たちはかなわないと思ったのか、備前国に引き返していきました。
この大騒動の中。
庄屋の家にたどりついた一匹の蛇がいて、庄屋はその蛇を飼うことにしました。
その後。
その蛇は庄屋の家の守り神となり、庄屋は蛇の背中にときどき油を塗ってやったといいます。
この大蛇。
庄屋のもとで、油断することなく飼われたのでした。
・油断=気を許して注意を怠る




