↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖怪百物語  作者: keikato
PR
1656/1757

1656 夜釜焚1

 夜釜焚(よがまたき)という妖怪がおります。

 これは新潟県上越市に伝承があり、この夜釜焚に遭遇すると三年以内に死んでしまうといわれ、江戸時代後期、鈴木牧之著『北越雪譜』に次のような話があります。

 ある夜。

 某男は遊びからの帰り、道の真ん中であぐらをかいている怪しい者を見かけました。

 その者の足の間には釜があり、そこから1尺ほどの青白い火が立ちのぼっていました。

 男が驚いて声を上げると、その者は振り向いてニッと笑って消えました。

 翌朝。

 男の前に夕べの者が現れ、昨晩のことは誰にもいうなと口止めして去っていきました。

 その後。

 男は長く病に伏せたといいます。

 この夜釜焚。

 出遭った際、カマワナイのがよいとされました。


・カマワナイ=釜(かま)はない=構わない

・1尺=約30センチ

・鈴木牧之(すずきぼくし・1770~1842・商人、随筆家)

・『北越雪譜』(ほくえつせっぷ・風俗・暮らし産業・奇譚)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。