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1653 川ミサキ
川ミサキは憑き物の一種です。
これは四国や中国地方に次のような話が伝わっています。
徳島県三好郡の伝承。
川で疲労を覚えることを「川ミサキが憑いた」といいました。
岡山県真庭市の伝承。
溺れた子供を祀った川ミサキがあり、それが祀ってある川に落ちると生きて帰れないといわれ、これを「川ミサキが誘う」といいました。
また川で死んだ者は川ミサキとなって、死のケガレによって汚した川の石を洗い続けなければならないといいます。
それは次の死者が来るまで続き、川ミサキはその苦しみから悲痛な声で人を呼び、その声に生者は引き寄せられたといいます。
この川ミサキ。
声は聞こえても相手は誰だかわかりません。
ヒツウーち。
・ヒツウーち=悲痛ち(悲痛なんだって)=非通知




