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1648 ぐずばの孫太郎
ぐずばの孫太郎は化け狐の一種です。
ぐずばの孫太郎は京都府宮津市に伝承があり、『宮津の民話』に次のような話があります。
その昔。
城東村から栗田村へ抜ける道の途中、椎の木原に大きな松の木があり、その根元に一匹の雄狐が棲んでいました。
この狐は「ぐずばの孫太郎」と呼ばれ、天橋立に棲む「橋立小女郎」という雌狐と恋仲でした。
橋立小女郎はぐずばの孫太郎に逢うため、きれいな娘に化けて船頭をだまし、船で海を渡っていたといいます。
大正時代。
ぐずばの孫太郎の棲み処であった松の木が伐られてしまいました。
それ以後。
孫太郎は小女郎と逢わなくなってしまったといわれています。
このぐずばの孫太郎。
マツキがなくなったのです。
・マツキ=松木=待つ気
・大正時代=1912年〜1926年




