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妖怪百物語  作者: keikato
1268/1277

1268 蛸石

 たこ石は怪異の一種です。

 これは広島県呉市の『安芸の伝説』の中の一つに「津久茂の蛸石」という話があります。

 その昔。

 呉市広町の津久茂にはかつて磯があり、そこの岩の上で大きな蛸が昼寝をしていました。

 そこにたまたま通りかかった老婆が、これは運がいいと大蛸の足を一本切り取り、家に持ち帰って食べたところ非常に美味でした。

 翌日。

 大蛸は同じ場所で寝ており、老婆はこの日も足を一本切り取って家に持ち帰りました。

 こうして大蛸の足は一本ずつ減っていきました。

 そして八日め。

 老婆が最後の一本を切ろうと近寄ったところ、大蛸が目をさまして老婆を海に引き込みました。

 この大蛸。

 フソクの事態にやっと気がついたのでした。


・フソク=不足=不測

・不測の事態=予想していなかった出来事やアクシデントの発生


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