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1267 インネン
インネンは憑き物の一種です。
長崎県五島市に伝承があり、これは死霊、生霊、動物霊といった霊的存在であり、それらは人に憑依して精神異常、内臓疾患など、心身の異常もたらすといわれています。
この憑き物を祓うためには呪術が必要で、「ホウニン」と呼ばれる呪術師がインネンを自身に憑依させて言葉を交わし、インネンの要求を受け入れることで災いを祓い除いたといいます。
ある主婦が腫瘍が治らないため、ホウニンのもとを訪ねてインネンの言葉を聞いたところ、家にいる霊が供養を願っているということでした。
この主婦の家の土地には、かつて平氏の末裔が住んでおり、その墓が存在していたといいます。
このインネン。
平家の因縁でした。
・インネン=因縁




