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妖怪百物語  作者: keikato
1263/1267

1263 蛇娘

 蛇娘は生霊の一種で、江戸時代後期、橘崑崙著『北越奇談』に次のような話があります。

 その昔。

 越後国蒲原郡に住む某の娘は、病身で久しく床に伏せていました。

 あるとき友人の初春の祝いに誘われたのですが、両親は病気だからといってそれを許しませんでした。

 かたや祝いの場。

 大勢の女が歌に踊りに興じていたところ、天井がミシミシと鳴って、胴回り1尺ほどの大蛇が座敷に頭をのぞかせました。

 女たちは仰天し、それを見た大蛇は天井に姿を消しました。

 翌朝。

 病身の娘が家族に語りました。

「夕べね、お祝いの夢を見たの。座敷が賑やかだから中をのぞいたんだけど、なぜか大騒ぎになって、夢がさめたの」

 この病身の娘。

 症状はヘビーでした。


・ヘビー=蛇娘=ヘビー(重い)

・橘崑崙(たちばなこんろん・1761~1819・詩書画家)

・『北越奇談』(ほくえつきだん・随筆集)


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