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1234 藤原千方の四鬼
藤原千方の四鬼は伝説の鬼です。
これは三重県津市などに伝えられているほか、『太平記』に次のような話があります。
天智天皇の時代。
豪族の藤原千方は、どんな武器も弾き返してしまう堅い体を持つ金鬼、強風を繰り出して敵を吹き飛ばす風鬼、洪水を起こして敵を溺れさせる水鬼、気配を消して敵に奇襲をかける隠形鬼の四鬼を使役して、朝廷に反乱を起こしました。
しかしこのとき、藤原千方討伐に来た紀朝雄の和歌により、四鬼は退散してしまいます。
その後、藤原千方は四鬼を失ったことから紀朝雄に討ち取られてしまいました。
この四鬼。
チカタありませんでした。
・チカタ=千方=仕方
・天智天皇(てんじてんのう・626~672・第38代天皇)
・『太平記』(作者不詳・室町時代成立の軍記物語)
・藤原千方(ふじわらのちかた・生没年不詳・平安時代中期の豪族)
・紀朝雄(きのともお・生没不明・藤原千方の四鬼を討伐)




