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1210 アカングヮーマジムン
アカングヮーマジムンという妖怪がおります。
沖縄県に伝承があり、アカングヮは「赤ん坊」、マジムンは「魔物」という意味で、死んだ赤ん坊の霊がこのマジムンとなり、ハイハイをしながら移動したといいます。
南西諸島では、股をくぐる妖怪が数多く伝わっているのですが、このアカングヮーマジムンも同様で、これに股の間をくぐられると魂を奪われて死ぬ、またどうしようもない腰抜けになるといわれています。
こうした妖怪への対処法は決まっていて、足を交差させれば股の下をくぐられず、アカングヮーマジムンは逃げていったといい、みな、これに出遭うと素早く足を交差させました。
このアカングヮーマジムン。
マタマタくぐれませんでした。
・マタマタ=またまた(再び)=股股




