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ガチ恋オタクが目覚めると推しそっくりのアイドルに  作者: うつくじ


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12/13

オフ

宮崎、沖縄旅行から帰ってきた一宮ゆみは3日間の旅行で成長したと感じていた。

 沖縄から帰ってきて、布団に入り寝る時に3日間色々あったなと振り返った。

 もう戻れないその悲しみ、まゆ、きいと仲良くなれたような気がした嬉しさ、この3日間で成長してより強くなったそんな気がした。


 オフは1週間であと4日間も楽しもうそう思えた。


 オフ4日目はまゆと買い物に行った。

 一緒に暮らすことになったから食器などを買った。まゆは買い物中ずっと楽しそうで見ているこっちも楽しくかった。


 オフ5日目は引っ越しの準備をした。

 しょうこが「全然遠慮しなくていいのにずっといても大丈夫だよ」と言ってくれたがここいるとしょうこと浩介に頼りすぎてしまう気がして「2人とも優しすぎるので自分のためにも自分で暮らしたいです!でもいきなり1人暮らしだと不安なので2人で暮らすことにしました。」そう言うとしょうこは泣きながら「わかった…頑張ってね!」そう言って引っ越しの準備を手伝ってくれた。


 オフ6日目、引っ越しの準備が終わってまゆの家に荷物を運んだ。

 浩介がトラックの免許を持っているので運んでくれた。

 実家と一人暮らししかしたことなかったので2人でシェアハウスするのは初めてだ。楽しみの気持ちでいっぱいだった。

 まゆの家に行くのは初めてだからドキドキしていた。

 着いたらデカいマンションで思わず「すご」と入り口で立ち尽くしていると「ゆみさん」手を振りながら出てきた。

 「若いのにこんな家借りれるなんてアイドル夢あるね」そう言うと「親が出してくれました。流石に1人でここの家賃は払えないですよ」笑いながら返した。

 中に入ると3LDKだった。

 「1つの部屋は防音室でレッスンスタジオになってるので歌ったり踊ったりいつでもできますよ。あと1部屋は寝室、もう1部屋は荷物置き部屋として使ったけど断捨離したのでゆみさんの部屋として使ってください」

 「ありがとう」そう言って荷物を自分の部屋に運ぶ。


 運び終わって小物をしょうこの家に忘れてしまったので取りに帰る。

 小物もしっかり回収してしょうこ、浩介にお礼をする。

 「なんかあったら言ってね。ゆみちゃんもまゆちゃんも養えるぐらいのお金はあるから」しょうこが泣きながら言ってくれた。「なんでも頼ってね」浩介が笑顔で言ってくれた。2人にありがとうと何度も言ってまゆの家へと帰る。


 家に帰ると鍵が閉まっていた。「スペアをもらっていてよかった」そう思って開けて入ると真っ暗だった。

 「あれ、まゆちゃん」どこかに行ったのかなと思いリビングの扉を開けると…


 パン、パン、パン クラッカーの音が鳴り響く。


 「ゆみちゃん1周年ワンライブお疲れ様!」メンバー4人がサプライズをしてくれる。

 「ありがとう」泣いていると「もっとみんなの親睦を深めようと私が企画したの」きいが元気よく言って「記憶喪失になっちゃったからね。1から関係を作ろうと思って」さやかが続けて言った。

 「これからもいっぱい思い出作ろう…」みずきがつぶやいた。

 「今日はご馳走も頼んだのでみんなでいっぱい食べて話して楽しみましょ」まゆはハイテンションだ。


 「盛り上がってる中で質問してみた、前にまゆちゃんときいちゃんには聞いたけどみんなはなんでアイドルになったの?」俺が聞くとまゆが話して、その後きいが話した。

 「次はさやかさん聞かせてください」「きいちゃんの後だと話しにくいけど」さやかが話し始めた。

 

 さやかは北海道に生まれて小学生からダンスをしていた。高校ではダンス部に入っていて、全国大会にも出た。

 その後短大に進学し、ダンスサークルでダンスを続けていた。

 「でも東京で就職してダンスやらなくなったの」

 東京で就職してダンスをしなくなって、自分のダンスを誰かに見てほしいという気持ちが強くなり、SNSでダンス動画をあげて、それを見たしょうこが誘ってアイドルになることを決めた。

 「いい会社だったからやめるか悩んだけど、やっぱり人生は一度きりだからね。チャレンジしたいと思ってアイドルすることを決めたの」

 「すごい。小学生からやってたからダンス上手いだね」努力は報われるのだと思った。

 「みずきちゃんはなんでアイドルになったの?」

 「私はゆみちゃんが誘ったからだよ」

 ある日いきなりゆみから電話がかかってきて、出るとアイドルを一緒にやってほしいと言われた。

 子供の頃から人前に出るのが苦手だったさやかは何度も断ったがゆみとしょうこに頼み込まれて押し負けてアイドルをやることを決めた。

 「当時は人前に出るのが嫌だったけど今は楽しいから誘ってくれてありがとう」拝めるような目で言ってくれたが「覚えてないけどどういたしまして」苦笑いで返した。


 「なんで私がアイドルになったか知ってる?」4人に聞くとみずきが「何度も聞いたけど教えてくれくれなかった」

 さやかが「しょうこさんは一回断ったけど1週間後にいきなりやっぱりやるって連絡が来たって、最初に断られた理由もやっぱりやろうと思った理由も教えてくれなかって言ってたけど」と教えてくれた。


 少し気になったが誰も知らなかったので流すことにした。


 その後はゲームをして寝落ちて、オフ最終日は突発でみんなで夢の国に行くことにした。

 初めての夢の国すごく楽しかった。


 『ああ、アイドルやってよかった』この気持ちが強くなった。


 明日からのレッスンも明々後日からのライブも全力でアイドルしようそう思えた。

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