表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガチ恋オタクが目覚めると推しそっくりのアイドルに  作者: うつくじ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/14

過去を捨てる

野口勇人(一宮ゆみ)は過去に推しを殺そうとして自分も死んだ事実を罪の意識で押し潰されそうになっていた。

 寝れないまま朝を迎えた。

 テレビをつけると地元のニュースがやっていた。『野口勇人は今どこに』俺の家族の特集だった。

 「勇人が生きていることを信じてます。としも勇人、勇人の友達、知り合いがこれを見ていたら連絡ください。どうな状況でも私たち家族はあなたを支えます。」母が泣きながら話している。妹も隣で泣いていた。

 それを見て静かに泣いた。これを見てなおさら言えないと思った。こんなに優しい、俺には持ったない家族に息子が人を殺そうとして、それで死んで生まれ変わり今は家族がのうのうとアイドルしているという事実を知られるのが怖い


 もう野口勇人としては生きていけない。もう家族の元には戻ることはできない。

 家族と決別して一宮ゆみとして、野口勇人を捨てて生きていかなければならい。生きていく決意を固めなければいけない。そう思った。


 静かに目を瞑って野口勇人時代の思い出を思い出した。家族で遊びに行った場所、汗流した中高生の部活、小雪に教えてもらった勉強たくさんの思い出があった。その全てを捨てる覚悟を決めた。そして自分の罪を背負う覚悟は決めた。

 

 『今までありがとう。そしてさようなら野口勇人お前の罪をせよって一宮ゆみは生きる』

 決意を固めた。一宮ゆみして生きる決意を。

 気持ちが晴れた。清々しかった。

 「こんなに清々しい気持ちになるのは何年振りだろう」そう考えているとまゆが起きた。


 「おはようございます。朝早いですね」「おはよう」笑顔で言うと「ゆみさんなんか変わりましたか」まゆは少し不思議そうにしていた。

 まゆは察しがいいなと思いながら「何も変わってないよ。今日は海でも行こう」

 もう後ろを向くのはやめてた。


 ホテルをチェックアウトしてタクシーを呼び海へと向かう。


 「海綺麗ですね」まゆはテンションが上がっている。

 「海入りましょうよ」「いやでも水着待っていてないよ」「ちょっと入るぐらい大丈夫ですよ!ワンピースだし」

 2人で海に入って水を掛け合って楽しいひと時を過ごすことができた。

 

 「ゆみさんといると癒されます」恥ずかしそうに言ってくれる。「私もまゆちゃんといると楽しいよ」


 「ねぇまゆちゃん一緒に暮らさない」「え?」「いつまでもしょうこさんに負担をかけるわけにも行かないし、だけど一人暮らしするのは不安だからよかったら…無理だったら全然断って大丈夫だから」まゆは下を向いていた。

 「夢ですか」まゆは泣いていた。「嬉しいです。ゆみさんと暮らせるなんて嬉しいで!」

 嬉しかった。やっと一宮ゆみとして認められた気がした。

 やっと心の拠り所ができた気がして嬉しかった。

 どこか純粋な子を利用して自分を満たしているようで罪悪感も少しあったがまゆに受け入れてくれたことが嬉しかった。

 

 まゆがまた過去の話をしてくれた。なぜ不登校になったのかを話してくれた。

 まゆはその美貌から昔からモテていた。それで女子からいじめられるようになり、男子から男遊びしてると嘘の噂で気持ち悪いと言われるようになって不登校になって人間恐怖症にもなった。

 「でも、不思議なことにアイドルしてる時は全員を信じてパフォーマンスができますし、特典会では誰とでも話すことができます。」

 「だからこの職業は転職なんです。そしてアイドルになろうと思わせてくれたゆみさんは神です」嬉しそうに話してくれる。

 そう言われて悪い気はしなかった。野口勇人の時はそんなこと言われらることは絶対になかった。一宮ゆみになってよかったかもしれないそう思うようになれた。


 そんな会話をしているときいから電話がかかってきた。

 「2人とも元気?よかったら沖縄きて一緒に遊ぼうよ!」きいが誘ってきた。

 「まゆちゃんどうする」「せっかくなら行きましょう!」目を輝かせていた。


 沖縄行きの飛行機を予約して急遽沖縄に行くことにした。


 空港についてロビーに出ると「ゆみちゃん!まゆちゃん!私の第二の故郷沖縄にようこそ!!」遠くから聞き覚えがある声がした。

 声がする方を見るとサングラスをかけてアロハシャツを着ているきいがいた。

 

 「きいさん沖縄に縁あったんですか?」まゆが不思議そうに聞くと「お父さんの実家が沖縄でよく夏休みとか遊んでたの!今でもお父さんの実家を別荘として使ってるから時々家族と来るの!」

 「家族いるの?挨拶しないと」そう言うと「今日は1人で来たんだ!でも寂しくなちゃって2人を読んだの」笑顔で話す。

 「きいさん」まゆが苦笑いしていると「とりあえず、水族館行こう!」 

 

 この日はきいが沖縄のおすすめスポットに連れて行ってくれた。そのおかげで初めての沖縄を満喫することができた。

 「私の家お金持ちだからお金あるからこの旅行の代金は私が持つから満喫して」きいが言ってくれたおかげ手放しで楽しむことができた。


 沖縄を満喫した後、きいの別荘に向かった。

 「すごすぎる」目を丸くして驚いた。

 「こんなにでかいと思いませんでした」まゆが驚いている。すごい豪邸がそこにはあった。

 「こんなにでかいと掃除大丈夫ですか」疑問に思って聞くと「定期的に清掃業者に来てもらって掃除してもらってるらしいから大丈夫」


 「夜ご飯は庭でBBQしよう!」きいがそう言って用意してくれた。


 初めてのBBQでテンションが上がった。

 本当に楽しかった。その後はお風呂に入って3人で同じベットに入った。


 「みんなはなんでアイドルになったの?」きいが聞く。

 「私はゆみさんに憧れて…」そう恥ずかしそうに話し始めると「ごめん、まゆちゃんは知ってたは、ゆみちゃんは?」そう笑いながら聞く。

 「私は覚えてないです。でもやめようと思ってました。記憶喪失になった時に。でもbibiのパフォーマンスを見て感動して一緒にステージに立ちたいと思いました」

 「すごいいい話だね」きいはちょっと泣きそうになっていた。

 「きいさんはどしてですか」「私はねほとんどの人に愛されずに育ったの」きいは話し始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ