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第4話 ノートは燃やした


ロイドがノートを持ち上げたまま止まってから、


運行管理室の時間は、妙に長くなっていた。


たぶん実際には数秒だった。


だが人間は、他人の人生が分かれ道に立っている瞬間だけ、時計を信用しなくなる。


リリなんか、完全に呼吸を忘れていた。


顔が青い。


口も半開きだ。


そのまま雨ざらしにしたら朝露を吸いそうな顔をしている。


「リリ」


ロイドが言うと、


「はっ」


すごい勢いで息を吸った。


吸いすぎてむせた。


「ごほっ、げほっ、あ、すみません、今たぶん一回死にました」


「忙しいな」


「この状況で落ち着いてるロイドさんのほうが変です!」


それはそうかもしれない。


だが、ここで慌てても仕方がない。


紙は走らないし、


運行管理室も追いかけてこない。


人生のだいたいの厄介事は、逃げ足が遅い。


だからこそ面倒なのだ。


ロイドはノート束を脇に抱えた。


重い。


三年分の重さだ。


内容は全部頭に入っている。


入っているが、紙に書かれていた時間まで消えるわけではない。


机に向かった夜。


白板の前で立った朝。


便が飛ばず、胃だけが飛びそうだった日。


全部、この革表紙の束に詰まっている。


グレゴールが鼻で笑う。


「持ち出すつもりか。盗人らしい真似だな」


その言い方に、入口の空気がまた荒れた。


整備士の一人が露骨に顔をしかめる。


会計係は「今その言葉選びします?」という顔だった。


声には出さない。


出したら次の標的になるからだ。


職場とは慎ましい地獄である。


ロイドは振り返った。


「盗みません」


「なら置いていけ」


「嫌です」


ぴしゃりと言った。


運行管理室の全員が、少しだけ目を見張る。


ロイドは滅多に“嫌です”と言わない。


必要とあれば淡々と拒否するが、


こういう子どもみたいに短い否定は珍しい。


珍しいだけに、妙に効いた。


グレゴールのこめかみがひきつる。


「ならば持ち去るか」


「それも、まだ決めていません」


またそれだ。


その言葉がいちばん相手をいらつかせるのだと、


ロイドはわかってやっていた。


いや、正確には半分わかっていて、半分は本音だ。


置いていく気はない。


だが、そのまま持っていく気にも、まだなっていない。


このギルドの空気が、あまりにも腐るのが早かったからだ。


三年分の最適化ノート。


それは自分の武器であり、


同時に、この場所に置けば、ここを延命させる道具にもなる。


グレゴールの下で、それが使われるのは癪だった。


だが、ここに残る連中――整備士や伝令や会計や、何より現場の騎竜士たちまで巻き込んで破綻するのも、見たくはない。


厄介だ。


人間の感情は、荷物みたいに分類できない。


できたらずいぶん楽なのに。


「ロイドさん」


リリが小声で言った。


小声だが、例によって全然潜められていない。


「どうするんですか」


「今から決める」


「今から!?」


「こういうのは締切があったほうが決まる」


「人生の重大局面を事務処理みたいに言わないでください!」


それにはちょっと同意した。


だがロイドは顔に出さず、ノートを机へ戻した。


置いた。


持ち出さないのか、と周囲が息を呑む。


しかしロイドは次の瞬間、革紐をほどき、中から一冊だけ抜いた。


最初の年のノートだ。


表紙は擦り切れ、角が丸くなっている。


いちばん書き込みが荒く、


いちばん焦りが滲んでいて、


いちばん必死だった頃の字が並んでいる。


ひどい字だ。


あの頃の自分は、眠っていなかったのだろう。


たぶん今よりもっと人相が悪かった。


リリが不安そうに見上げる。


「一冊だけ持っていくんですか」


「いや」


ロイドは言って、そのノートを閉じた。


「確認だ」


「何のですか」


「俺がこれを捨てられるかどうか」


「え」


誰かが、入口の向こうで小さく息を呑んだ。


グレゴールが眉をひそめる。


意味がわからないという顔だ。


わからなくていい。


ロイドは棚の下から、いつもの油差しを引っ張り出した。


整備場で使う、ごく普通のものだ。


普通すぎて誰も怪しまなかった。


リリだけが、三拍遅れて気づく。


「あの、待ってください」


「なんだ」


「その油差し、今すごく嫌な意味で見えてます」


「そうか」


「そうかじゃないです!」


ロイドは油差しを持ったまま、運行管理室を出た。


ざわ、と人が割れる。


後ろからリリがついてくる。


整備士も、伝令も、会計係も、半分くらい引き寄せられるようについてきた。


グレゴールまで来る。


たぶん止めるつもりではない。


理解が追いついていないのだ。


理解が追いつかない人間は、とりあえず現場に来る。


来たところで理解できるとは限らないが。


中庭は、昼前の光で妙に明るかった。


その明るさが逆に、いまから起きることを悪趣味に見せる。


石畳の端には、昨夜までの雨で湿った跡が残っている。


乾いたところと湿ったところがまだらで、


なんだか運の悪い地図みたいだった。


ロイドは中庭の隅、灰捨て場のそばまで歩いた。


そこは日常的に小さな廃材や古布を燃やす場所で、


火を使うにはちょうどいい。


ちょうどよすぎて嫌になるくらいだ。


「ロイドさん」


リリがまた呼ぶ。


今度は声が細い。


「まさかとは思うんですけど」


「まさかだ」


「いや、今の“まさかだ”全然安心できません!」


正しい。


まったく安心できない。


ロイドは一冊のノートを石の縁に置いた。


油差しの口をひねる。


さらり、と表紙に油が染みる。


周囲が静まり返った。


ここまで来れば、さすがに誰でも意味がわかる。


会計係が青ざめる。


整備士の一人が「おい」と低く言った。


ベテラン騎竜士は、腕を組んだままロイドを見ている。


止めない。


ただ見ている。


リリだけが、完全に混乱していた。


「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください! 待つって言ってください! いや違う、待ってください!」


「どっちだ」


「両方です!」


ロイドは火打石を取り出した。


カチ、と乾いた音が鳴る。


一度。


二度。


三度目で火花が走る。


油を吸った端に、小さな火が移った。


最初は頼りない。


けれど紙は正直だ。


燃えると決まれば、よく燃える。


ふわ、と橙の舌が表紙を舐めた。


リリが悲鳴を上げる。


「燃えてる! 本当に燃えてる! ロイドさんの三年が! 三年が焼却処分されてます!」


「見ればわかる」


「そこ冷静なんですか!?」


火は革紐をなめ、紙の角へ走り、


ぱらりと黒い破片を落とした。


文字が歪む。


記録が縮む。


夜を越えた数値が、灰へ変わる。


その光景を見ながら、ロイドは自分でも妙に静かだった。


喪失感がないわけではない。


ある。


だがそれ以上に、確認したかった。


自分の武器は紙か、それとも頭か。


答えは最初からわかっていた。


それでも、燃やしてみないと確信にならないことがある。


人間とは非効率だ。


「何の真似だ」


グレゴールの声は、怒気より困惑のほうが強かった。


そりゃそうだ。


相手の未練を踏みにじるつもりでいたところに、


相手が自分で火をつけたのだ。


台本が吹き飛んだ顔をしている。


ロイドは燃えるノートから目を離さず答えた。


「確認です」


「何を確認する必要がある」


「この三年分が、俺の頭の中に全部あることを」


火が一段大きくなる。


リリが、燃えるノートとロイドの顔を交互に見ていた。


「全部……?」


「全部だ」


「いや、普通そういうの比喩じゃないですか!?」


「比喩じゃない」


「こわっ」


素直な感想だった。


たぶん全員同じことを思っていた。


ロイドは続ける。


「風向、補給塔の順番、荷主の癖、各騎竜士の旋回傾向、季節偏差、待機時間の吸収幅。全部入ってる」


「入ってるって、どこにですか」


リリが反射的に聞く。


ロイドは自分のこめかみを軽く指で叩いた。


「ここだ」


「怖い怖い怖い怖い」


「四回も言うな」


「だって本当に怖いんですもん!」


火は一冊目を半ばまで食べていた。


紙がめくれる。


内側の文字が、一瞬だけ光に浮かんでから黒くなる。


その中に、端へ寄せて書いた細い字が見えた。


『ヴァレン卿宛――王都便再編の可能性について』


ごく短い走り書きだ。


私信の下書き。


送っていない。


送る機会もなかった。


それを見たのは、たぶんロイドだけだった。


いや、リリの位置からなら見えたかもしれない。


だが今のリリにそこまで読む余裕はない。


表情が「燃えてる!」でいっぱいだ。


人間、びっくりすると読解力は落ちる。


「……未練はないのか」


ぼそりと、後ろから声がした。


ベテラン騎竜士だった。


ロイドは少し考えてから答える。


「ありますよ」


その答えに、周囲がわずかに揺れる。


強がらないのか、という意味の揺れだ。


ロイドは続けた。


「あります。でも、残していくほどじゃない」


火が、最後の角を食った。


一冊目が崩れ、灰になって落ちる。


その小さな音が、妙に大きく響いた。


ロイドは残りのノート束を見た。


三年分。


正確には、二年と少し。


最初の一冊が消えた分だけ、見た目がほんの少し薄くなっている。


だが気持ちは逆に、軽くなっていた。


もう迷わない。


「全部、燃やすんですか……?」


リリの声が震える。


ロイドは頷いた。


「全部だ」


「もったいない!」


「そうだな」


「止めないんですか自分で!」


「止める理由がなくなった」


「この人、理屈が一周して狂気に着地してる!」


整備士の一人が、思わず吹き出した。


緊張に耐えきれなかったのだろう。


その笑いは広がらなかったが、悪くない音だった。


少なくとも、ここ三日でいちばん人間らしい音だった。


ロイドは二冊目、三冊目と火へくべていく。


一冊ずつ。


丁寧に。


雑には扱わない。


積み上げた時間に対して、それは失礼だと思った。


火は強くなる。


中庭に熱が立ちのぼる。


紙の焼ける匂いが広がる。


インクと油が混ざる匂いは、妙に鼻に残った。


リリが目をうるませながら言う。


「ちょっと泣きそうです」


「煙だろ」


「たぶんそれだけじゃないです!」


「そうか」


「そこで優しくしないんですね!」


「優しくしたら余計泣くだろ」


「それはそうですけど!」


最後の一冊が燃え落ちる頃には、


グレゴールはもう何も言わなかった。


言えなかったのかもしれない。


自分が切った相手が、


自分で未練を灰に変えて、


しかもその灰すら惜しんでいない。


そういう相手は扱いづらい。


怒らせればいいわけでもなく、


脅せばいいわけでもなく、


奪うものまで自分で処分するのだから。


ロイドは灰を見下ろした。


黒い。


軽い。


風が吹けば飛ぶ。


だが、不思議と喪失感よりも整理された感じが強い。


机の上の余計な書類を片づけた後の感覚に近い。


人生の節目を事務処理に喩えるのはどうかと思うが、


今はそれがいちばんしっくりきた。


「これで終わりだ」


ロイドは言った。


リリが鼻をすすりながら、変な顔をする。


「全然終わってない感じで言わないでください」


「終わったのはノートだけだな」


「やっぱり!」


周囲の人間が、少しだけ苦笑した。


その苦笑には、いろいろ混ざっていた。


呆れ。


寂しさ。


安心。


そして少しの、理解不能への敬意。


ロイドは火の始末を確認すると、油差しを元の場所へ戻した。


ここだけは雑にしない。


火事で全ギルドが燃えたら、さすがに笑えない。


グレゴールは最後まで立っていたが、


結局それ以上は何も言わず、踵を返した。


去り際の背中は大きい。


だが、さっきまでより少しだけ“小さく”見えた。


人は理解できない相手を前にすると、ほんの少し縮むものだ。


「ロイドさん」


リリが呼ぶ。


もう声はだいぶ普通に戻っていた。


切り替えが早い。


若さってすごい。


「これから、どうするんですか」


ロイドは空を見た。


昼の光がまぶしい。


風は弱い。


今日の便は飛びやすいだろう。


自分にはもう関係ないが、癖でそんなことを考える。


「酒場に行く」


「えっ」


「昼間からですか」


「追放された男に昼夜の区別を求めるな」


「急に筋の通った駄目人間みたいなこと言わないでください!」


「一杯だけだ」


「その“一杯だけ”って信用していいやつですか?」


「たぶん二杯になる」


「増えました!」


それで、少しだけ場が緩んだ。


ほんの少しだが、それで十分だった。


ロイドは中庭を出る。


背中にいくつもの視線を感じる。


止める者はいない。


追う者もいない。


ただ見送るだけだ。


それでいい。


運行管理室に戻って荷物をまとめる気にはならなかった。


まとめるほどの私物もない。


辞令書だけ折って懐に入れた。


それで十分だ。


ギルドの門を出ると、街の音がした。


荷車の軋み。


市場の呼び声。


遠くで鳴く飛竜。


世界はいつも通り回っている。


自分一人が切り離されたみたいで、少しだけ滑稽だった。


ロイドは港町のほうへ歩いた。


陽は高い。


追放されたばかりの男にしては、ずいぶん普通の歩き方だと思う。


だが普通でいい。


派手に崩れる気分でもない。


ただ少し、喉が渇いていた。


酒場は、昼間からそこそこ賑わっていた。


夜のような酔っぱらいではない。


昼の酔っぱらいだ。


同じようでいて、少しだけ質が悪い。


まだ言い訳を捨てていない顔をしているからである。


扉を開けると、酒と干し肉と海風の匂いが混ざって押し寄せた。


ロイドは隅の席に座った。


店主がちらりと見る。


見覚えがある顔だ、という程度の反応だ。


ちょうどいい。


過剰に構われるのは面倒だ。


「薄いのを一杯」


「昼間からか」


「今朝、職を失いました」


「じゃあ少し濃くしてやる」


「それはありがたい」


酒が来るまでの間、


ロイドは癖で卓上の紙片を手に取った。


注文控えの裏だ。


白いところが残っている。


そこへ指先で線を引く。


街。


川。


海峡。


西風の抜け道。


補給塔の位置。


無意識だった。


手が勝手に動いた。


やはり燃やしたところで、こっちは消えないらしい。


その時だった。


隣の卓から、がたんと椅子を引く音がした。


「おい、見ろよ。あいつ、紙に何か書いてるぞ」


見るからに暇そうな男が三人。


昼の酔っぱらいだ。


非常に質が悪い。


一人がにやにやしながら寄ってくる。


「なんだ兄ちゃん、帳簿でもつけてんのか」


ロイドは答えない。


紙に線を一本足す。


「無視か?」


「追放されたって顔してるな」


「その紙で人生でもやり直す気か?」


だるい。


とてもだるい。


酒もまだ来ていないのに絡まれるのは、かなり気分が悪い。


だが相手にするほどでもない。


ロイドは黙ってビールを一口飲んだ。


届くのが早かった。


店主、仕事ができる。


「聞いてんのか」


男の一人が卓に手をつく。


紙が少し揺れる。


ロイドはようやく顔を上げた。


「聞いてる」


「なら返事しろよ」


「今、地図を書いてる」


「は?」


「邪魔だ」


その一言で、男がむっとする。


店内の空気が少し尖る。


だがロイドはもう、相手の顔を見ていなかった。


紙の上の線のほうが大事だったからだ。


その時。


別の声が、横から滑り込んできた。


「その航路」


女の声だった。


はっきりしていて、よく通る。


「リーヴ海峡を通ってるけど、冬は通航禁止のはずよ」


ロイドの手が止まる。


卓の向こう。


いつの間にか一人の女が立っていた。


年は自分より少し下か。


旅装だが、安物ではない。


目だけが妙に鋭い。


紙の線を見ている目だ。


しかも“わかる側”の目だった。


昼の酔っぱらいたちは、女の登場で勢いを削がれたらしい。


わかりやすく視線が泳いでいる。


ありがたい。


静かになってくれるなら、誰でもいい。


ロイドは紙に視線を戻したまま答える。


「ええ。でも西風が三日続いた翌朝だけは通れる」


女が眉を上げる。


「冬に?」


「年に十八回」


今度は女のほうが黙った。


驚いた時に黙る人間は信用できる。


本当に理解しようとしているからだ。


ロイドは続ける。


「今朝で西風は三日目だった。昼前には切れる。通すなら今日の第二刻まで」


女は紙片を覗き込む。


近い。


けれど不快ではない。


「……あんた、その航路、描けるの?」


その問いには、酔っぱらいたちも聞き入っていた。


たぶん話の意味は半分もわかっていない。


だが“空の話”だということくらいは察したのだろう。


ロイドは少しだけ肩をすくめた。


「描けますよ」


「名前は?」


「ロイド・ハーヴェイ」


言って、一拍置く。


「元ウィングメイル。現在無職です」


女の口元が、ほんの少しだけ上がった。


笑ったというより、何かを決めた顔だった。


「……面接、今やる?」


昼の酒場のざわめきが、その一言だけ遠くなる。


酔っぱらいたちもぽかんとしていた。


ロイドも紙を持ったまま、ようやく女をまともに見た。


その目は冗談を言う目じゃない。


本気だ。


それもかなり切羽詰まった本気だ。


ロイドはグラスを置いた。


「ずいぶん急ですね」


「急がないと潰れるの」


「どこが」


女は即答した。


「うちのギルドが」


そこで初めて、ロイドは少しだけ笑った。


なるほど。


追放された日に持ち込まれる話としては、悪くない。


むしろ妙に筋がいい。


昼の酒場。


半分飲んだ薄い酒。


燃やしたばかりの三年分。


その全部の続きにしては、上出来だった。


女は手を差し出す。


「ミラ・カエルム。《スカイコーチ》のギルド長よ」


ロイドはその手を見た。


細いが、綺麗すぎない。


紙よりも、現場を触ってきた手だ。


悪くない。


かなり悪くない。


ただし――


まだ、そのギルドがどれだけ崖っぷちかは知らない。


知らないが、


この女の目を見れば、楽な話ではないことだけはわかった。


ロイドは紙片を折りたたむ。


燃やしたノートの代わりに、今度は酒場の紙だ。


どんな紙でも、線は引ける。


たぶんそれで十分だ。


「いいでしょう」


そう答えかけて、


だがロイドはその直前で口を閉じた。


ミラも何も言わない。


二人の間に、酒場のざわめきだけが流れる。


面接。


その言葉は軽い。


だが、女の目は軽くない。


そして、たぶんこの話は、


一杯の酒よりもずっと重い。


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