魔国と同盟国との戦いが本格化してるらしい
魔王の目的を知った俺スヴェインは、傍観を決め込んで、ねぐらを本格的な拠点としてる。
ラビスの町に行こうにも勇者一行がいる。 万が一遭遇などした場合、面倒ごとになる事は見え見えだ。
俺にとって今の状況はどうでもいいからだ。
ちなみに、冒険者の活動は趣味みたいなものだし、資金は潤沢にある。
魔物討伐する時は、ねぐらから北の洞窟へ直接俺達しかいけない転移魔法陣つかって通っている。
今300階層においあって、下位層を攻略中。 いま350階層だけど、まだ下があるようだ。 ボスがいるのかね。
そんな事を考えながら、今はダラダラ、ベットでモニター見てる。
すごいよね連日、魔族との戦いについて報道されてるもんな。 音は消してるけど。
だって、アナウンサーの実況が結構うざいんだよな。
「旦那様、ニンゲンも亜人も数という戦力で、魔族との戦いが均衡してるようでわね。 あーん」と最後は絶叫しているアス。
「はぁはぁ、兄貴、魔族が弱くなったんすか?」と今度は興奮しているマモン。
うーん、君たちさ。
「ふぁぁーあ、ああ、あれは低級魔族ですわ。 ね、ご主人様。 ふぁぁあん」と今度はベラ。
「へぇー、もぐもぐ、くちゃくちゃ、低級魔族なのか、師よ」と食べ物を咀嚼しながら話すベルゼ君。
「ええ、あん、いやぁー、そこは、そう、そうです」とお前もかよルシファー。
でさ、君たちさ。
「主、そろそろどうだ?」と俺に顔を近づけてくるサタン。
「ずっと突っ込みたいけど、なにお前ら俺の部屋でやりまくってるの?」と俺は呆れながら言ってやった。
なんせ、下僕達、俺がモニター見ているのに、それ無視しつつ乱交している。
あまり見たくないよな、互いで交わっているところなんてよ。
「「「「「「えー、モニターここにしかないから」」」」」って声を揃えて貸してきたよ。
「別にさっきから見てないだろ。 俺は、今する気がないからさ、各自部屋!」と言っておいた出した。
本当、この欲まみれの下僕の悪魔たちめ。
「主、魔族に動きがでた」ってサタン。 君、なんで全裸でまだ俺の部屋にいるのかな。
さっき、他の下僕達置いた出したのに。
「出てけ!って言っただろ」って俺。 ちょっと不機嫌に言ってやった。
「嫌だ」と、我儘を言うサタン君だよ。
「しないぞ」って釘さしておいた。 今朝まで散々乱交しまくっただろって心の中で呟いておいた。
うん、そう今朝までしまくってたから、今の俺はもうやる気ないわけで。。
「うん、わかってる。 ベルチェの町、つぶれるからだ」と淡々というサタン君。
「へぇ~、あの繁華街がつぶれるのは勿体ないな。」
「主、どうする?」
「どうもしない。」と返事する俺だ。
モニターで、高位魔族率いる中位魔族の軍団100名くらいがベルチェの町を闊歩してる。
「主、あの高位魔族は四騎将の1人、ガブリエルだ。」とサタン君が言うと、モニターには、赤黒い肌にとかっだ耳、そして立派な羊角がついてる男が写し出されているのが見える。
「あれじゃ、ニンゲンと亜人たちだけじゃ無理だな」って俺の素直なコメントだ。
それぐらい力量が、かけ離れてるんだな。
そしてモニターに映し出されたている光景は、逃げまどう、ニンゲンたちに亜人たち。 その中で臆する事なく戦うケフィンがいた。 首とんだケフィン。
その時モニターの放送が中断され、別の戦場になった。
今度の場面は、ミゼラだ。 ここも高位魔族がでてる。
「主、あれが、四騎将の1人カシュパルだ。 四騎将のなかで一番弱い。 どうも、前任者がミゼラの町でころされてる」とサタン君の説明。
「あー、たぶん俺が7歳の時に死にかけて一度力が戻った時に、高位か中位の魔族を殺してる。」
「主が? 一度戻った時か?」
「ああ、そうだ」っていいながら、タバコに火をつけて一服。 ついでに酒も飲んでる。
「へぇ~、勇者君やるな」って俺。
ちょうど、勇者君が、カシュパル率いる30人ほどの高位と中位魔族を退けてる。
勇者君も少しは成長したのかもな。
この戦況がどうなるかは知らないし、興味もないけど、とりあえず俺は俺と下僕の不利益になるような事が無いようにこうしてモニターを見ているだけだ。




