6話 胸騒ぎ?
現在ヤンキー5人対オークで戦闘中
どうやら前衛4人で撹乱して、魔術師1人がでかいのを放つ作戦みたいだ
「はぁはぁ、ぐっ!!」
あっあぶない
「くらえぇぇ」 ひょい
あっ避けられた
「くそっ これでも食らいやがれぇええ!!」
前衛の一人が剣で切りかかる
「フゴ?」
ブンッ!!
「グハッ!」
それをオークが左手一本で人もろとも弾き飛ばす
「なぁフェリ、言っちゃあ悪いが無理だぞ?これ」
「そうね、私もそう思うわ」
「おーい、あきらめて逃げようぜー」
いやマジで、いくら嫌いな奴らでも死なれるのは目覚めが悪い
「お、おう。お前らいったん引くぞ!」
案外素直に言うこと聞いたな?
「助かった・・・うおっ!あぶねぇ・・」 自分でも分かってるってことかね~?
「安心するんじゃねぇ!逃げ切ってから安心しやがれ!ガキと魔物は時間稼ぎしろ!!」
言うと思ったよ・・・Dランクになんて事言うんだよ・・・ってもうあんな遠くに・・
「さっきまでぜぇぜぇ言ってたのになんて足の速さ・・・タクトこいつ倒しちゃっていいよね?」
「良いんじゃね?正直この依頼失敗でもオークの素材売ったら十分な報酬だしな」
「了解!! タクトは手出さないでね」
まぁサポート位はするかな・・・
風で足の間接を・・・
ヒュン!
「フガァァ!」
オークは両足のひざ間接を切り付けられその場に倒れこむ
「手出さないでって言ったじゃない! とどめは貰うわよ!!」
火の玉が起き上がろうとしているオークに向かって飛んでいく。
・・・・が、流石はBランク両手で受け止める、まぁもう両手は使いもんにならないな
「どうやらこれまで見たいね、とっとと死になさ「フガァアアアアア」ちょ、うるさいわよ!!」
オークが突如空に向かって叫んだ
「何したんだ? ・・・・・フェリ!囲まれてるぞ」
気がつけば周りをオークに囲まれていた
「オークが5体(内1体負傷・・・キツイな、手伝うぞ?」
「じゃぁそっちの3体は任せたわよ!!」
負傷1無傷2か・・・
「まずはトドメ・・・」
世界でも数えるほどしか居ないような実力のフェリの魔法よりもさらに大きな火の玉・・・いや火の塊が負傷しているオークを襲った
「ッ・・・!」
声にならない声を出し一瞬にして火に巻かれ崩れ落ち、顔が地面につくころには骨以外は燃え散っていた
「どう見ても人間やめてるわよね・・・・」
「失礼な、魔力が物凄い人間ですよっと」
仲間が消し飛んだ様子を見て一瞬動きが止まっていた他のオークも、すぐに動き出し攻撃を仕掛けてくる
「よっと・・・足は遅いが腕のスピードがハンパネェ・・・うおっ!」
こちらの作戦が分かっているのか、フェリと俺に2体ずつで襲ってくる。それだけなら何とでもなるが
「ランクが高いと知性も高いのかねぇ? 流石に連携されたらキツイ・・・」
フェリは手の届かない所からオークの投げてくる投石(岩?)をよけつつ攻撃している
比べこっちは、1体に集中しようとするともう1体が、その攻撃をかわすと最初の奴が拳を振るおうと距離を縮める、それをかわし距離をとり1体に集中するの繰り返し
「流石に最低限は相手に集中しなきゃ魔法は出ないか・・・」
俺はフェリみたいに飛べない。こうやって避けられるのも、神様のくれたローブのお蔭で身体能力が上がっているからだ
『対物理攻撃』ってのもあったが、当たらないに越した事はないよね?
『死ぬ程度の攻撃』から『めちゃ痛い攻撃』になっても恐怖の対象なのは変わらない。神様に今度あったら礼言わなきゃなー・・・・
さてどうするか・・・
「1体めっ!!!」
「フガアアア!!・・・・・」
あちらは残り1体か、向こうが終わってこっちの援護に来るまで逃げ回るか?
いや、それは流石に情けない。何か案は・・・足が遅いんだからこれで何か・・・・・・・・
・・これまでよりさらに距離を置き、向かってくる間に魔法を放つ・・・これだな!
作戦が決まれば即決行、相変わらず物凄いスピードの拳をかわし距離をとる
「・・・土手っ腹に風穴開けてやるっ!! いけっ!」
頭の中でイメージする右手から放つ雷で敵の体に大穴が開く様子を・・・・
右手からやさしい王様のザケルガ的な攻撃が飛び出す
「フゴ?・・・・コガアア!!」
作戦は成功、もう1体!
「ガアァァアア」
・・・あれ?
どうやら手前のオークを貫通した雷が運悪くも真後ろにいたもう一体のオークの腹にも風穴を開けたようだ
「お?ラ、ラッキー?」
さてフェリはどうした「フガァァ!」・・・終わったな
「はぁはぁ・・・そっちも終わった見たいね・・・」
「ああ、大丈夫だったか?」
「はぁはぁ・・・私があんなのに負けるはずぜぇぜぇ・・無いじゃない・・・・・」
そうはに息切らせて言われても・・・まぁいいか
「オークの素材って牙と爪とあと何かあったけ?」
「たしか皮膚も買い取って貰えたわよ」
皮か・・・・だめだ燃え尽きてやがる・・・
フェリは火の魔法しか使えず、こっちは火と雷だが、どうやら雷の方もオークの肉体を焼き尽くすには十分の威力があったようだ
「高火力も考えようか・・・」
まぁ爪と牙だけでも十二分の報酬にはなる
そういえばあの5人はどうしたかな?
まぁ悪運は強そうだから死んではないだろうけど
「剥ぎ取ってきたけど、帰れる?」
「うん、もう大丈夫よ。それにあまりここに居ても危険しかないしね」
ごもっとも、これでまたオークに遭遇なんて目も当てられない
「さっさと帰るかなー」
ザワザワ・・・なんだこの胸騒ぎは・・・・・嫌な予感しかしない、マジでオーク出そうだな急ぐか
ジルSide
「それでね、そこに颯爽と登場したのがタクトさんで。山賊を一撃で倒しちゃってね・・・・ちょっと聞いてますか?」
「聞いてますよ~・・・同じ事を5回ほど(ボソ」
「そうですか、その後馬車で一緒にシルディアに・・・・・・・」
今日のお昼前に突如タクトさんを尋ねてきたサクヤさん。最初は普通の会話でとても楽しかったんですが・・・・
『それでサクヤさんとタクトさんは、どのようなご関係なんですか~?』
この一言がいけなかったのか・・・いや言わずとも結果は同じだっただろう。
まさかその後からずっと同じ話を一方的に聞かされるとは思いもしなかった・・・・
「すぐ来るって言ってたのに全然来てくれなくて・・・・・・・」
(タクトさん早く帰ってきてください・・・・)
いつもは感想欄位しか確認してませんが、よくよく見れば多くの方にお気に入り登録していただいてました。ビックリです。最大限の感謝を
大まかなストーリしか考えてませんし、今後唐突に思いつく設定しだいではころころ変わったりしたりして、作者自身にもにも今後の展開が分かりませんが。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m




