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逃避王の未来創造(アブニール・ファブリケ)  作者: 酉真菜
伏線回収準備よき()
27/60

Nice boat!

「TDLに着いたぞー」

「まだ、舞網駅だけどね。あなた、はしゃいでいるようね。」

「真菜だって、顔が嬉しそうだぞ。さあ、俺の独断と偏見で動いてもらうぞ。まあ、嫌なら勝手にしろってこと。俺は俺なりに動く。」

「じゃあ私たち3人で遊びましょ。」

「おい、そこは一緒に行くのが普通だろ。」

「なにその態度、一緒に行ってあげないよ。」

「すいません、なんでもしますから。なんでもしますから。」

「お、なんでも?ほんとになんでも?」

「まあ、エリハ、それくらいにして一緒に行こうよ。早くみこは行きたい。」

「そうだね。」

「実際、俺は1人でも遊べる人間だけど、3人を案内したいからな」

「強がらなくていいから。」

「べっ別に強がってなんか…。ただ…」

「ツンデレぇ。」

「俺のツンデレとか需要ないし。エリハだって、俺のツンデレに興味ないでしょ。」

「いらない、いらない」


そうこうしている間に、俺らはTDLの園内に入った。


「よし、お前たちに渡したスマホの子機があるだろ。あすこに、全員の入園バーコードが送られているから…、真菜はSEA Treasure のPASSを、みこはTOY SHOOTのPASSを、エリハはこれに書かれてる…このショーの席取り、俺は4人分のアイスでも買ってくる。」

「ちょっと待って、あんたはそのチラシ持ってるけど、私らないじゃない。取ってきてよ。」

「準備が足りないなぁ。ゲートを通り抜ける時、取っておかなきゃ。」


俺は急いでゲートまで戻り、AUJOURD'HUIとMAPを3人分もらってきた。


「はいこれ。このAUJOURD'HUIはショーの情報が書かれている。このChristmas PREYをエリハに頼みたい。ルポルトゥメディテラネの中心側が良い。」

「るぽ?」

「ほら、ここ。地中海の港って意味。まあ、後はさっき言った通り、このマップで調べて。」

「わかった。」


俺らはPASSを取れて、アトラクションやショー、グリーティングを楽しんだりした。やっぱり、俺のスケジュール管理力の賜物だな。この時ほんとに並ぶ時間少なかったんだから。


「よし、最後は夜の花火だな。それまで、少しそこでポップコーンたべるか?この近くだと確か、キャラメル、ソルト、カレー、ブラックペッパーってところかな。」

「は?私たちまともな食事をここにきてから食べてないんだけど?」

「食べたじゃん。ショー見ながら…。」

「確かにあそこでは食べたけどそれだけじゃん。他はポップコーンとかだけ」

「たべる時間がもったいない。しょうがない。」

「こいつは、プロレベルのTDLerだから、仕方がない。真菜、我慢しよう。」

「みこ、わかったよ…。」

「ほら、あっちだよ。とりあえず、ある…」


俺は何かにつまずいて、転んでしまった。穴のようなものにつま先が入ってしまったらしい。転んだ弾みに運良く外れたが…。


「大丈夫?」

「罰よ罰。」

「もう、何だよ。何につまづいたんだ?」


俺が確認しようと後ろを振り返ると、花火が始まってしまった。それ以降、俺はその穴のことはすっかり忘れてしまったのだった。

俺らは存分に楽しんで、帰路に着いた。ゲート前の広場が来て、帰る時聞こえるあの、終わりの音楽、なぜだか悲しくなる!現実に戻る時の切なさが詰まって聞こえる音楽を聴きながら、ゲートを4人はくぐった。

TDLの道の真ん中に小さな穴が開いていて、そこから、気体分子が出入りをしていた。この穴が蝶が羽ばたいたことによる風のように誰1人気づかないのだった。


ーー( ^∀^)ーー


「ミッ****のモノマネします。」

「命知らずのデスガイ!」

「ハハッ、ハハッ、やめろよ。ハハッ!ハハッ!このハハッ、物語はハハッ!フィクションハハッ!です。ハハッ!やめろよ、プ*****。現実の団体ハハッなどとハハッ!全くハハッ!関係ありハハッ!ませんハハッハハッ!」

「nice boat!」

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