Nice boat!
「TDLに着いたぞー」
「まだ、舞網駅だけどね。あなた、はしゃいでいるようね。」
「真菜だって、顔が嬉しそうだぞ。さあ、俺の独断と偏見で動いてもらうぞ。まあ、嫌なら勝手にしろってこと。俺は俺なりに動く。」
「じゃあ私たち3人で遊びましょ。」
「おい、そこは一緒に行くのが普通だろ。」
「なにその態度、一緒に行ってあげないよ。」
「すいません、なんでもしますから。なんでもしますから。」
「お、なんでも?ほんとになんでも?」
「まあ、エリハ、それくらいにして一緒に行こうよ。早くみこは行きたい。」
「そうだね。」
「実際、俺は1人でも遊べる人間だけど、3人を案内したいからな」
「強がらなくていいから。」
「べっ別に強がってなんか…。ただ…」
「ツンデレぇ。」
「俺のツンデレとか需要ないし。エリハだって、俺のツンデレに興味ないでしょ。」
「いらない、いらない」
そうこうしている間に、俺らはTDLの園内に入った。
「よし、お前たちに渡したスマホの子機があるだろ。あすこに、全員の入園バーコードが送られているから…、真菜はSEA Treasure のPASSを、みこはTOY SHOOTのPASSを、エリハはこれに書かれてる…このショーの席取り、俺は4人分のアイスでも買ってくる。」
「ちょっと待って、あんたはそのチラシ持ってるけど、私らないじゃない。取ってきてよ。」
「準備が足りないなぁ。ゲートを通り抜ける時、取っておかなきゃ。」
俺は急いでゲートまで戻り、AUJOURD'HUIとMAPを3人分もらってきた。
「はいこれ。このAUJOURD'HUIはショーの情報が書かれている。このChristmas PREYをエリハに頼みたい。ルポルトゥメディテラネの中心側が良い。」
「るぽ?」
「ほら、ここ。地中海の港って意味。まあ、後はさっき言った通り、このマップで調べて。」
「わかった。」
俺らはPASSを取れて、アトラクションやショー、グリーティングを楽しんだりした。やっぱり、俺のスケジュール管理力の賜物だな。この時ほんとに並ぶ時間少なかったんだから。
「よし、最後は夜の花火だな。それまで、少しそこでポップコーンたべるか?この近くだと確か、キャラメル、ソルト、カレー、ブラックペッパーってところかな。」
「は?私たちまともな食事をここにきてから食べてないんだけど?」
「食べたじゃん。ショー見ながら…。」
「確かにあそこでは食べたけどそれだけじゃん。他はポップコーンとかだけ」
「たべる時間がもったいない。しょうがない。」
「こいつは、プロレベルのTDLerだから、仕方がない。真菜、我慢しよう。」
「みこ、わかったよ…。」
「ほら、あっちだよ。とりあえず、ある…」
俺は何かにつまずいて、転んでしまった。穴のようなものにつま先が入ってしまったらしい。転んだ弾みに運良く外れたが…。
「大丈夫?」
「罰よ罰。」
「もう、何だよ。何につまづいたんだ?」
俺が確認しようと後ろを振り返ると、花火が始まってしまった。それ以降、俺はその穴のことはすっかり忘れてしまったのだった。
俺らは存分に楽しんで、帰路に着いた。ゲート前の広場が来て、帰る時聞こえるあの、終わりの音楽、なぜだか悲しくなる!現実に戻る時の切なさが詰まって聞こえる音楽を聴きながら、ゲートを4人はくぐった。
TDLの道の真ん中に小さな穴が開いていて、そこから、気体分子が出入りをしていた。この穴が蝶が羽ばたいたことによる風のように誰1人気づかないのだった。
ーー( ^∀^)ーー
「ミッ****のモノマネします。」
「命知らずのデスガイ!」
「ハハッ、ハハッ、やめろよ。ハハッ!ハハッ!このハハッ、物語はハハッ!フィクションハハッ!です。ハハッ!やめろよ、プ*****。現実の団体ハハッなどとハハッ!全くハハッ!関係ありハハッ!ませんハハッハハッ!」
「nice boat!」




