025話 メルン村の自警団と共に魔物討伐へ行く。
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この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
メルン村の村長の家に泊めて貰った私達は身支度を終えて朝食を頂くと村の広場へ村長さんに案内されて行き村の自警団12人の団員と合流した。
団員さん達が自己紹介を兼ねて扱う武器などを教えてくれましたが、魔法攻撃が出来る魔術師は居ないようで、皆さん身体強化系を魔法が得意の様だった。
自警団の皆さんから話を聞く限り近くの森では魔物が割と多く棲息しているので、週に3日ほど森へ行き魔物の間引きを行っているらしく、討伐した魔物は村の住民達で解体して魔物肉を分配してるとの事です。
ただ10m級のビッグボアが出没したからは自警団の団員では歯が立たず、怪我人も出てしまい姿を見えたら木の陰に隠れたりして遣り過ごす様にしている様です。
ただこのままでは魔物肉が手に入らず魔物の間引きも思うように出来なくなり、早々に団長のイビルさん自ら管轄のディアンの街の冒険者ギルドへ討伐依頼を出しに行ったようです。
しかしディアンの街でも頻繁に魔物の群に襲撃を受ける様になり、直ぐには対応できないとギルド側から言われてしまい依頼を取り止めたと改めて自警団団長のイビルさんに説明された。
「まぁ、そんな事があってな、ギルド側も冒険者の数が不足気味でな、出来れば魔法攻撃に長けた魔術師が居れば何とか、あのビッグボアも討伐しやすくなるんだがな、あんたらの中に魔法攻撃が出来る魔術師は居るのかい」
「はい、一応ですが出来ますよ」
私が一応魔法攻撃が出来るので団長さんに魔術師である事を名乗った。
「オッ、そうか、それは頼もしいな、期待させて貰うぜ」
団長のイビルがハルカを見て期待の眼差しで見つめる。
そんな感じで自己紹介を兼ねて、ここまでの経緯なども団長のイビルさんから聞かされて、それから団長のイビルさんを先頭に自警団の皆さんと森へ出掛けた。
「お嬢さん方は身を護る程度好いから、出来るだけビッグボアが現れた時に頼むぜ、それまでに襲ってきた雑魚の魔物は俺達が引き受けるからよ」
団長のイビルが私達にビッグボアの戦闘に期待を寄せて、他の魔物は自警団の方で引き受けると伝えた。
森の中に入って早々に一角ラビットが襲って来たり、さらに奥に行くとグリンウルフ5頭前後の群と5回ほど戦闘する事があったので倒した魔物は私達のポシェット型マジックバッグに収納して行く。
それでも私達の出番は殆んどなく自警団の団員さん達が危なげなく討伐してくれたので、私達から見ても団員の皆さんが割と強いなという印象を持った。
私も索敵魔法で周辺を警戒していたけど思ったほど魔物の反応が少ないかなと感じていたけど、一つ大きな反応がこちらに向って来るのが合った。
「皆さん、どうやらビッグボアがこちらに向ってきます。警戒をお願いします」
私がメンバーと自警団の皆さんに警戒を呼び掛けた。
「分かったは、ハルカ何か作戦あるかしら」
ケイナがビッグボア討伐の要でもあるハルカにビッグボアの討伐する作戦がある聞く。
「そうですね、私が土壁を作って突進速度を落としますから、ルミカが矢で頭部を狙ってください。私もサンダーショットで頭部を狙い撃ちますから」
「頭部を矢で射抜けば良いのね了解よ」
ルミカが笑顔でハルカの指示を聞いて引受ける。
「それで、ビッグボアが怯んだところで、ケイナとニーナの二人で首筋辺りに止めを刺してくれるかな」
「うん、分かったわ、それがベストな戦術ね」
ケイナはハルカの作戦を聞いてベストな戦術だと判断した。
「はい、分かりました。ケイナさんに合わせて止めを刺します」
ニーナの初めての大型の魔物の戦闘で緊張するも、メンバーの一員として頑張るぞと気合いを入れる。
ドドドド・・・。
ビッグボアが森の樹木の隙間を猛烈な勢いで突進して来てハルカの視界に入る。
「ヨシ、今だ」
私は地面に右手をついて魔力注ぎ土の壁をビッグボアの行くてに作り勢いを止める。
ビッグボアはハルカが作っ土壁を突進して破壊したが突進速度が急激に遅くなったところをルミカが頭に風を纏っとた矢を放ち目に見えない程のスピードでビッグボアの頭に突き刺さる。
私は直ぐにサンダーショットの大きいのをビッグボアの頭部目掛けて放つと矢を通じて頭の中の脳が電撃が入ったのか突進しながフラフラとなって倒れた。
「ニーナ今よ、止めを刺しに行くわよ」
「はい、分かりました」
ケイナとニーナはビッグボアが倒れる瞬間に突進していきビッグボアの首筋を左右から剣で突き刺し、剣を抜くと突き刺した傷口から血が噴き出し止めを刺した。
「オッ―、あんなデカいビッグボアをあっさりと倒しやがった。お嬢ちゃん達は腕の良い冒険者なんだな、見かけによらずスゲーや、アッハハハ」
自警団の団長のイビルはケイナ達パーティーの予想以上の戦果に歓喜する。
「「「「オッー」」」」
自警団の団員さん達もビッグボアが討伐された事で歓声を上げた。
「さてと、これも収納して帰りますか」
私はビッグボアの亡骸をアイテムボックスの中に収納する。
「何だ。そんなデカいのも収納できるのか、これりゃまた驚きだぜ、アッハハハ、さてと村に帰って解体して村の皆と祝勝会のバーベキュー大会するぞ!」
団長のイビルは10m級のビッグボアも収納できたことにも驚き笑い飛ばす。
「「「オー」」」
自警団の団員達もバーベキュー大会と聞いて歓声を上げる。
「お嬢ちゃん達も勿論参加してくれるよな、なんせ主役だからな、また村長の家に泊めて貰えば良いさ、アッハハハ」
団長のイビルは厄介事が片付いて上機嫌となってケイナの背中をパンパンと叩く。
「ちょっと団長さん、痛いですよ、参加しますから背中を叩くの止めてください」
ケイナは団長のイビルに背中を叩かれて痛くてイビルさんに文句を言う。
「あぁ、ワリワリ、つい嬉しくてな、アッハハハ」
団長のイビルは笑いながらケイナに謝る。
こうして村に帰ると、広場で私達のポシェット型マジックバッグから森で討伐した魔物の亡骸を出しる最中に村人たちも集まって来た。
私がアイテムボックスの中から10m級のビッグボアの亡骸を出すと、それを見た村人達からも大きな歓声が上がり、村長さんも大喜びしてくれた。
その晩は村人全員と私達も参加してバーベキュー大会が行われて、ケイナも事前に村長さんから約束通り20万ルティの報酬を受取って気分良く魔物肉に秘伝のタレが付けて焼いた肉を美味しく頬ばる。
村の人達はお酒を飲みながら焼いた魔物肉を頬ばり、騒いで踊ったりとキャンプファイヤーの周りで夜遅くまでお祭り騒ぎだった。
私達も当然祝勝会に夜中まで参加したので、村長さんの家にもう一泊させて貰い、団長さんから村の人達にビッグボアを倒した時の事を話して聞かせて、いた。
ビッグボアの倒した私達が村人達から拍手喝采を受けると、私はちょっと恥ずかしく感じたけどケイナ達も今回の件は良い思い出になったのではないかと思った。
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