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私はどうやら同級生の美少女と名高い彼女に絡まれていたら聖女召喚に巻き込まれてしまった様です。どうしたら良いの?頑張って生き抜きます。  作者: キリアナ


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017話 従魔のクロちゃんとの初めての旅路。

この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達は昨日買った魔馬のクロちゃんがけん引する馬車に乗って、朝一番に宿屋から出発して次のファテマの街まで三日の道程で街道を進む。


 私の従魔のクロちゃんは正直言って馬車を引く調教があまり出来ていないので、主人である私が御者を勤めて店主から聞いたやり方で手綱を操りながら言葉て意思疎通をしている。


「はい、クロちゃん、ゆっくり走ってね」

私は手綱を二回揺らして合図をする。


「グヒヒ」

クロちゃんがゆっくりと走り出す。


「クロちゃん、このくらいでね」

私が一回手綱を揺らすと速度を一定にして走ってくれた。


「グヒヒ」

クロちゃんは手綱を一回揺られてそのままの速度で走るのかと理解する。


 クロちゃんの頭の上にルピが乗って私の言葉をクロちゃんに正確に伝える役割を果たしてくれるので、街中の街路を何とか問題なく走り抜けて門まで着く事が出来た。


 門の衛兵に冒険者証を見せるとすんなり門を通して貰い、何とか街道に出る事が出来たので、後は東の方へ向けて街道をクロちゃんにゆっくりと走って貰った。


「ふぅ~、何とか街道に出られたわね、クロちゃん、この調子でお願いね」

私は街を出るまでは無事に何事もなく通り抜けれる様にクロちゃんと繋がる手綱を手にして慎重に進めていたので街道に出て気疲れを感じていた。


「グヒヒ」

クロは主のハルカに頼られて喜ぶ。


 買った帆馬車は私か再生魔法で綺麗に修理して補強もしているので、見た目は新品のようになっているけど、個人的には徐々に魔改装しようと考えている。


 守護神鳥獣のルピは私の頭とクロちゃんの頭の上を行ったり来たりと飛び回り、おそらくクロちゃんに様々な事を教育しているのだろうなとハルカは勝手に思ってその様子を見ている。


ただ今日は快晴で空が青くで絶好の旅日和だなと感じながら御者席に座って、行く先を見つめて幌馬車を進めて行く。


 ケイナとルミカは後ろで寝ていて、今晩の夜営の時に見張り役を二人で交代でする事になっているので今のうちに睡眠をとっている。


 私のミッションは次のファティマの街に着く三日間の間に、誰が手綱を握ってもクロちゃんが普通に馬車をけん引できる様に調教するこである。


ただ幌馬車を買えた事で寝場所は馬車の中で寝れるので敷布団と毛布を買って済ませて、後は鍋類と食器類を買い食料と塩と胡椒などを買い、クロちゃんの餌と器を買ってあげた。


 ただ馬車や様々に旅支度の為にかなりの出費をしたので、パーティーの資金が半分以下に減ったので、どこかで路銀を稼ぐ必要があるとケイナに言われた。


ケイナ曰く、ダンジョン都市は物価が高いのでそれなりの貯えが無いと生活が維持できなくなるのと、ダンジョンに挑むなら装備品も良い物に買い替えて行かないと命取りに為りかねないと忠告された。


 そうは言ってもダンジョン都市までの道のりは遠く、無事に辿り着くかが一番の問題だなと私は考えていて、どうやってダンジョン都市まで辿り着くか、その中でどう生き抜いていくが一番大切だと思っている。


 そんな事を考えていたら、ルピが私の頭から飛び立っていって、街道の遥か前方へ飛んで行って姿が見えなくなったなと思ったら、暫らくして私のアイテムボックスの中に剣とか短剣とか弓と矢などが収納されて来た。


 そう思っていたらルピが戻ってきてまた私の頭の上に止まってきて、少し眠った様であるけど、まさか先で待ち構えていた盗賊を倒しに行ったのかと解釈をした。


「ルピ、気を使って露払いしてくれたのね、ありがとう」

私は頭の上で眠ってしまったルピに感謝の気持ちを伝える。


 暫らく街道を進んで行くと街道周辺に靴とか鞘とか折れた武器とか生地の切れ端みたいのが散乱していたり地面が抉れていたりと、この辺に盗賊が待ち構えていたのかなと思った。


 盗賊が待ち構えていたと思われる所から半時ほど進んだ所でお昼になったので馬車を街道の端に寄せて停めて、私が御者席から降りてクロちゃんに餌と水を与えた。


私は御者席に戻りアイテムボックスからお弁当と水筒を取り出して昼ご飯を食べて一時程の昼休憩を取っているとケイナが起きてきた。


「あっ、もうお昼か、ハルカ特に問題は無いよね、私もお弁当を食べるわ」


「うん、特にわね、あと半時程休んだら出発するわよ」


「うん、分かった。宜しくね」

ケイナもマジッグバッグからお弁当を取り出して食べ始める。


「ルミカはまだ起きそうもないわね、お昼を食べないのかしら」


「あぁ、別に馬車に乗っているだけだから、好きなだけ寝かせておけば良いわよ、お腹がすけば勝手に起きて食べるでしょう」

ケイナはルミカには馬車に乗っているだけなので、何時でもお腹が空けば食べられる環境なので放っておくことにした。


 私はケイナに伝えておいたように、半時程で休憩を終わらせて馬車を出発させると、ルミカが起き出して先に起きていたケイナに話しかける。


「あれ、姉さんはお昼ご飯は食べたの」


「うん、先に食べたよ、ルミカもお腹空いたなら食べれば良いじゃないの」


「うん、そうする。良く寝れたわ、久しぶりかもね」

ルミカはお弁当マジッグバッグから取り出して食べ始める。


「うふふ、そうね、まぁ、今晩は夜営だから今の内に寝れるだけ寝ていれば良いじゃない、その分見張りの時はしっかりと起きててもらわないと困るからね」

ケイナはルミカがお弁当を食べ始めるのを見てから、馬車の後方から見える景色を眺める。


 日暮れが近付いてくると街道の左側に馬車の夜営場があったので夜営場に入って馬車を停めて、夜食の準備をする為に近くの森へ行き小枝などの薪を集めに行く。


 薪が集まったら纏めて積んで火を放ちその周辺に石を囲い簡易釜土を作り鍋を乗せて水を入れて、お湯が沸いてきたら刻んだ野菜や干し肉など具材をタップリと入れて煮る。


ケイナとルミカは台の上で野菜や干し肉などを刻んだり、夜の分と朝の分のパンサンドを作ったりしてくれている。


 私はその間にクロちゃんに餌と水を与えてから、ルピにも餌を与えてから鍋の様子を見て灰汁どりをしたりして塩と胡椒で味を調えて行く。


 出来上がった具沢山スープとパンサンドを3人で食べてから、お喋りをして過ごしてから後片付けをして、私は幌馬車の中で横になり眠りに就くとケイナも遅れて眠り就く。


 ルミカは暫らく一人で見張りを担当して、深夜になってからケイナを起こして交代して眠りに就き、朝までケイナが一人で見張りをした。


 朝日が昇ると私とルミカが起こされて、皆で昨晩作ったパンサンドと水で朝食を摂ってから私が御者席に座り、夜営場から出発して街道を次の街へ向かって走らせた。

お読み頂きありがとうございます。

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