016話 馬車購入する。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
バディナの街に来て私はお世話になったパーティー・ルフレンの方達と一緒にバディナの街を散策して楽しんで、お礼も出来たので次の目標であるダンジョンがある都市ルティタス公国を目指して旅を続することだ。
私達は宿屋の部屋の中でこれからダンジョン都市ルティタス公国へ旅を続ける上で一つの問題に直面し、どうやって旅を続けるか話し合う。
「さてとハルカの目的であるパーティー・ルフレンの先輩方にお礼は出来たのよね」
ケイナがハルカに確認する。
「うん、お陰様で出来ましたね」
私としはもう満足したので何も思い残すことはない。
「さて、ここから先を旅を続ける上で一つの問題が起きました。どうしようか乗合馬車がない、まさか廃止になっているなんて聞いてないよ、護衛任務で次の街まで片道だけの依頼なんて無いから受けられないよ」
「姉さん、もう安い馬車でも買って先に行くしかないよ、この街に居ても大して稼げないし、長居は無用だよ宿賃だけ無駄に使うだけで良い事何もないだからさ覚悟を決めて買おう、今なら買えるでしょう」
「ケイナ、私も馬車を買うのは賛成よ、ダンジョン都市までの旅はかなり長い旅路でしょう、国を確か二つくらい通り越すのに乗合馬車だけで乗り継いで行くにも限界があると思うわよ」
「はぁ~、ハルカも賛成なら、明日にでも買いに行きますか、夜営の道具も一通り買わないとね」
「そうね、私が土魔法が使えるからテントはいらないけど、雨具は必要かしら」
私はレベルもだいぶ上がったのでスキルを色々と取得できるので意外とチートかなと思い、加護を与えてくれて創造の天使イルハ様に感謝だわ。
「それじゃ、明日馬車を買いに行って旅に必要な物を市場で買って、明後日出発と言う感じで良いかな」
「まぁ、良いじゃないの、手頃な馬車があれば良いけど」
「多少壊れていても私が修復できるけどね、魔改装も有りかしら」
私は再生魔法も使えるので、多少故障なら修復可能だし中古なら新品同様に出来る自信もある。
「本当、ハルカって意外と規格外なのよね、頼もしいわね」
ルミカがハルカを呆れた眼差しで見る。
「もう、寝ようか明日に備えましょうか」
ケイナはもう何も考えたくなくなったので寝ると決めて、勝手に部屋の灯りを消した。
「あっ、姉さんったら、もう自棄になってるわね、ハルカおやすみ」
「うん、おやすみ」
私もする事もないので眠ることにした。
朝を迎えて私達も起きて1階の食堂に行くとセイラさん達もいて、挨拶を交わしてから隣のテーブル座るとケイナがセイラさんに尋ねる。
「セイラさん、この街で中古の馬車が帰る店があったら教えて欲しいですが」
ケイナはセイラに馬車の帰る店を尋ねる。
「馬車が買える店ね、何時も借りてる馬車の店なら売ってくれるかな、大抵の馬車は注文してから造るから日数が掛かると思うだけどな、女将さん書く物を貸してくれるかな」
「はいよ」
女将さんは筆と紙を持って来てセイラに渡す。
「ありがとう、え~と・・・これで分かるかな、はい地図ね、このお店に聞いてみて、馬車の専門の人に聞いた方が良いと思うからね」
セイラは簡単な地図を書いてケイナに手渡す。
「あっ、すいません、まずは行って聞いて来ますね」
ケイナは笑顔でセイラの気遣いにお礼をする。
「あの、セイラさん達は次の依頼の仕事が決まっているのですか」
私はセイラさん達の事が気になって尋ねてみた。
「うん、明日からまた王都までの護衛の仕事があるから、今日はその打合せと買出しかな」
セイラが笑顔でハルカに教える。
「あっ、またあの宿屋さんに泊まるのですか、会ったら女将さんとカリナさんによろしくお伝えして下さいね」
ハルカは王都のメルボン亭の事を思い出してセイラさんに伝言を頼んだ。
「あぁ、伝えておくね」
セイラは笑顔でハルカに応じる。
その後は私達は朝食を食べてから、今夜の宿代を払ってから一旦部屋に行って身支度をしている間に従魔のルピに餌を与えて、セイラから聞いたお店へと向かった。
「え~と、馬車屋ギンナってここか、入ってみようか」
ケイナはセイラから聞いたお店を到着して看板を確認した。
「うん、入って聞こう」
ルミカがケイナの背を押して店の中に入る。
私はケイナとルミカの後に続いて店の中に入ると、馬具などが店内の壁に掛けてあったり棚に置いて有ったり馬車の使う小道具などが並べられていた。
「あの、すいません、店主様は居ますか」
「あの、中古でも良いですけど馬車を買いたいのですが、ここでは売ってくれますか」
「う~ん、売らない事もないけど、どうして買うだい。利用目的を差し支えなければ教えて欲しいだけど」
「はい、ダンジョン都市に行くためにです。どうも乗合馬車とかが無くて、旅路も長いんで、この際だから馬車を買って行くことにしたんです。予算は百万ルティくらいなんですが」
「うっん、そうか、その若さで百万ルティも出せるのかい、冒険者だよね」
「はい、先日のレルカ村で起きた魔物大発生の時に稼ぎました」
「あ~、セイラさん達も行ってただろ、会ったのかい」
「はい、そのセイラさんに今朝なんですが馬車が買えそうなお店を尋ねてたら、この店を紹介されて来たのですが」
「そうかい、う~ん、あいにくな売れそうな馬が骨折してしまってね、中古の馬車なら売っても良いだがな」
「あの、その馬の骨折を治したとしたら馬車のセットで幾らくらい何ですか」
私は骨折なら治癒できると確信して店主に尋ねた。
「えっ、骨折をかい、そうだな80万ルティかな、ただその馬は暴れ馬でな、骨折したのも急に暴れ出して骨折した馬だから正直治癒してもお勧めできないだけどな」
「一応見せて貰いますか、ダメもとでやってみます」
私は実際にやってみないと分からにないので店主に頼んでみた。
「まぁ、どうせ廃棄処分にする予定だから良いけどね、それじゃ皆さんも一緒に付いて来てくれるかい、ついでに馬車も見れば良いさ」
私達は店主の案内で馬小屋に案内されて行くと、茶色の馬の中に立派な黒毛の馬が右の前足を浮かせながら立っているのを見かけた。
「この馬なんだけどな、どうかね、今は骨折して大人しいけど落ち着かない馬なんだよな」
店主があきれ顔で黒毛の馬を見る。
「店主さんこの馬は魔馬ですよね、だからじゃないですか」
私は鑑定で見てたら魔馬となっていて状態が骨折と記されていて、私なら治癒が可能になっていて、ティムが必要と付記されていた。
「うん、魔馬だけど、何度か魔馬を扱ったけどこんな暴れ馬は見た事がないだけどな」
店主は何度か扱った経験があるが、こんな暴れ馬は初めてだった。
「多分ですけど、飼われていたのではなく、森の中で捕獲されたからでしょうね、小さい時から飼っていた訳じゃないですよね」
「あ~、そうだな、半年前に買った馬だね、あっ、だから安かったのか」
店主は購入時の時の事を思い返し何となく心当たりがあった。
「先ずは治癒して見ましょうか、良いですか足を直すから大人しくしているのですよ」
私は魔馬の頬を優しく撫ぜるて魔馬の心を落ち着かせてから、頭の上でルピもが一鳴きする。
「キューイ」
小鳥のルピが魔馬を睨みつけてオーラを放つ。
私は屈んでから魔馬の右の前足に両手を添えて治癒魔法を掛けると足の張れが引いていき数分の治癒で元通り完治する。
「ヒーブルル、ブルル」
黒毛の魔馬が痛みが引いて喜びの一鳴きをして、ルピに服従の姿勢を見せる。
「うん、完治したね、クロちゃん」
私が立ち上がりクロちゃんと言って頬を撫ぜる。
「ブルル」
クロちゃんはハルカの主人として認識し、身体が一瞬光を放ちティムされた。
「ハルカ、まさかティムしてない」
ケイナはクロちゃんの身体がティムに反応して光ったの見逃さなかった。
「えっ、あっ、やっちゃった、ゴメン店主さん」
「あぁ、良いよ別にそれじゃ、80万ルティで買ってくれるかな、馬車はあそこにあるのがそうだ」
店主が指さした先に屋根の布がボロボロの幌馬車で、かなり年季の入ったいたものであった。
こうして何とか馬車と魔馬を購入する事が出来たので、馬車もだいぶ痛んですたのでアイテムボックスに収納して再生魔法で綺麗にして、クロちゃんを連れて宿屋に戻りクロちゃんの分も宿賃も払って市場へ買物に行った。
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