015話 バディナの街。
この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達はパーティー登録などを済ませた後にレルカ村の魔物の異常発生の件でギルド内の会議室へ行きセイラさん達と合流して暫らくしてサブマスターのディアズさんと女性職員の二人で入って来た。
「これで全員揃ってるな、それでだ。今回のレルカ村の魔物の異常発生の関する諸君らの報酬は1人に当たり40万ルディと決まったが異議がある者は居るか」
サブマスターのディアズは報酬額を告げた後に冒険者達を見渡す。
「・・・・・」
「うっん、異議はなさそうだな、それでは報酬を今から渡すから、一人ずつ右端の前から取りに来てくれるか」
ディアズが参加した冒険者達から反応が無かったので異議なしと判断をした。
ディアズの言われた通り、参加した冒険者達は女性職員の所へ行き、袋に入った40万ルディの報酬を受取り元の席について行く。
最後の方で私達も報酬を受取り席につくと、袋の中の報酬が間違いないか確認すると、最後の方で貰った私達が確認を終えて袋の中に硬貨を仕舞うとディアズから再び語り始める。
「今回は本当にご苦労であった。ただこれから暗黒期に入るとレルカ村て発生した魔物の異常発生の様な事が頻発する可能性もある。諸君らも日頃から依頼で森へ入る事があるだろ。ただ異常を感じたら直ちにギルドに報告して欲しい話は以上だ。解散!」
サブマスターのディアズは話が終ると直ぐに解散させた。
「あぁ、ケイナとハルカとルミカの3人は少し待ってくれ」
ディアズはギルドが介入する前日からレルカ村の南東の森を調べていたのでその件で話が合った。
「君達は我々がレルカ村に入る前に2回森に入っ入る様な、二日で400体の魔物を討伐したと聞いている。どうだその400体を280万ルディで亡骸のまま直ぐに買取らせてくれ、そうすれば今すぐ払うぞ」
「え~と、少し相談させてください」
「あぁ、好いだろ、格安になるからな、ただ解体して査定に出したら最低でも1週間近くは掛かると思うぞ」
「はい、だから検討する余地があるのです・・・・・サブマスター、売ることにしました。魔物の亡骸をどこに出せば良いですか」
「あぁ、チョッと待ってくれマジックボックスを持ってくるからな、その中に入れて欲しいだ」
ディアズはマジックボックスを取りに行くため一旦会議室から出て行った。
「ヨシ、このマジックボックスの中に入れてくれるが500体は入る容量があるからな」
「分かりました」
私はディアズさんに言われて、10体ずつ数えながらマジックボックスへ魔物の亡骸を投入して行き400体ピッタリと投入した。
「これで400体か、それで報酬はどうする冒険者証に入れるか」
「はい、パーティーの口座にお願いします」
ケイナが冒険者証をディアズさんに預ける。
「この冒険者証に入金すれば良いだな、これに入金頼む」
「はい、分かりました。入金処理が終わりましたら1番受付カウンターでお呼びしますね、パーティー・リフライン様で宜しいですね」
「はい、それで間違いありません、お願いします」
ケイナは女性職員に一礼をしてお願いする。
「うん、それでお前達はどのくらいここに滞在するんだ」
「それは まだ決めてません。これから3人で宿を取ってから相談して決めます」
ケイナはディアズにこれから決めると話す。
「そうか、まぁ、冒険者は旅に出るのが常だからな引留めはしないが、優秀な冒険者は出来る事なら手元に置きたいという願望もあるからな、それじゃ待たせて悪かったな」
「はい、それでは失礼します」
ケイナがディアズに一礼する。
ケイナがサブマスターのディアズに一礼したので私とルミカも一礼して会議室へを出ると受付フロアの方へ行き名前が呼ばれるのを待とうしたら、隣接する酒場でセイラさん達から呼ばれた。
「オ~イ、ハルカ、ケイナ、ルミカこっちに来て食べて行かないか」
セイラがハルカ達を呼んで誘う。
「あっ、セイラさん、酒場でお食事ですか」
「あぁ、もうお腹も空いたしね、宿屋なら私達の馴染みの宿屋に案内するわよ」
セイラは少しお酒が入った所為のなのか顔が赤らんでいた。
「それではご一緒させて貰います」
ケイナが先輩冒険者でもあるセイラに丁寧に応じる。
「あれ、まだ何かあるのか、受付の方に行こうとしてたみたいだけど」
セイラがケイラにまだ何か用事があるのかとケイナに尋ねる。
「はい、セイラさん達が来る前に倒した魔物を買取って貰いました」
ケイナはほろ酔い気分のセイラの問いに丁寧に答える。
「あ~、そう言う事ね、それじゃ、ここで待ってれば良いだろ1番カウンターにも近いしね」
セイラはケイナから聞いてそう言えばハルカから聞いたなと思いながら、ここの席なら1番カウンターが近いだろとケイナに教える。
私達も夕食を摂る為に注文を頼んで暫くして1番カウンターからパーティー名で呼ばれてケイナが席から立って、直ぐに1番カウンターへ向かって行き、報酬が入金された冒険者証をマジックバッグに仕舞った。
その後は1時間程して食事会はお開きとなり冒険者ギルドを後にして、セイラさん達の馴染みの宿屋に向って歩き、宿屋に到着すると4人部屋を一つが取れたので前金をケイナが支払い部屋に入った。
「明日は休みにしてゆっくりしよう、繁華街を散策するのも良いな」
「そうね、ここのところ大変だったしね息抜きをしましょうか、何日くらいこの街に滞在するの、1週間もいる必要はないと思うけど」
「ハルカはどうするセイラさん達とゆっくり過ごしたい」
「そうね、でも1週間も滞在しなくても良いと思うけど、セイラさん達だって他に仕事もあるかもしれないし、お礼は出来たと思っているわ」
私は一応セイラさん達にポシェット型のマジックバッグを贈ったし、お話も出来たので、当初の目的のお礼も出来たと思っている。
翌日の朝になって朝食を食べに行くと後からセイラさん達も来て、今日はセイラさん達がバディナの街の案内してくれることになり、皆で街の散策をしながら美味しい物を食べ歩きする事になった。
「あぁ、ここの串焼きはタレが上手いだよね、叔父さん6本くれる」
「はいよ540ルディだよ」
「はい、代金」
「はい、毎度ありがとうね」
串焼きの叔父さんも見慣れたセイラさんに笑顔で応じてくれた。
セイラが魔物肉の串焼きを人数分買って皆に串焼きを配り、皆で食べてながら店を見て歩き、小物屋さんとかにも寄ったりして楽しい時間を過ごす。
バディナの街は商売が盛んな街で様々なお店が建ち並び、王都程ではないけどそれなりに栄えているとセイラさんから説明された。
そんな事もあり護衛任務の多いので、王都にも良く行くし辺境の街まで行く事があると聞いたけど、街から森が割と遠くにあるので魔物の討伐依頼はあまり多くないそうです。
その代わり近隣の集落や今回の様なレルカ村などの討伐依頼があり馬車で出掛けて行くような案件を受ける事もあるとの事です。
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