【魔弾】【C】【10】
◆◇◆◇◆
【創作】【UL】
〈LPを対価にスキルを自由に創れる
ただし、Oランクの場合、対価が跳ね上がる〉
【付与】【UL】
〈LPを対価にスキルを他者や物に付与できる
ただし、同意なしの場合、対価が跳ね上がる〉
【編集】【UL】
〈LPを対価にスキルを編集する
ただし、同意なしの場合、対価が跳ね上がる〉
【LP変換】【E】
〈欲望を満たす、欲求を解消することで
LPが増えるようになる〉
◆【聞いたことのないスキルばかりか】
「使い方が…分かる」
『譲渡』と言う言葉がなまじ嘘ではないことに驚きを隠せなかった。個人が持ち合わせる【スキル】というものは7歳の神託以降は基本的に増えないとされている
厳密には増えないわけではない。【才能】の【結晶】───【形を持つことになった才能】
とするなら、それに伴う厳しい鍛錬や経験による『努力』の【結晶】───【形ある努力】別称【アーツ】となる。ある日ふと手に入るこれは【スキル】以上に『摩訶不思議』とされている
◆【LPと言う聞いたことのない単位】
『何か分からないことはないかな?』
「このLPってなんですか?」
『生命力のことだよ。皆んなが漠然と感じてる
0を下回ると死んじゃうから気をつけて』
「そうなんですね」
◆【LPの残量】
「分からないと不便、ですよね」
『あ、それなら大丈夫〜
LPの残りはどれくらいだぁ〜?
って念じれば分かるよ』
「どう言う仕組みですか」
『さぁ、でも便利じゃん?』
「そうですけど」
◆【550】
「550でした」
『日頃から溜め込んでるなぁ〜?さては』
「いいでしょう。別に」
『初心だねぇ、とにかく何か創ろう
最初だし、魔弾なんてどう?』
魔弾といえば魔法使いが使っているところを良く見ていたけど
◆【540】
【創作】を使い【魔弾】の『創作』に意識を向ける
【10】という『対価』の返答を受ける。【スキル】を念じ続けると身体から何か抜け出る感覚がした直後【それ】は『譲渡』同様に『使い方』が分かった
「…っ」
【魔弾】
〈生物の有するエネルギーを用いて干渉する?〉
◆【試しに使ってみる】
念じると『発散』によって『風圧』が生じた
それと同時に感じる『魔力を消費した』という実感は受けた
身体から『守ってくれている何か』を削り取った感覚だった。そして、それを対価に『したい』と発信すると『できる』という『世界からの返事』を淡々と受ける様な奇妙な感覚だった
『どう?便利でしょ』
初めて魔法というものを使った感覚は思ったよりもあっけなかった
「漠然としてますが、そうですね
とても便利ですね」
◆【魔弾を手に入れた】
◆【大賢者より】
【アーツ】に関してごちゃごちゃ言うとりますが
結局のところ【スキル】という大きな枠組みに統括されている。理由は至極単純、浸透しなかった
ただでさえ複雑性を有する【スキル】事情に【アーツ】という枠組みを設けた場合、それの齎す混乱と管理の大変さは200年どころの騒ぎではない悠久の古代を超えた時代でさえ「勘弁してくれ」と言うレベルだ
スキルの表記でさえアーツをスキルと呼称するのだからお察しである。今後は便宜上【アーツ】も【スキル】と表記するが、複雑性と明確性の天秤が傾いた場合、呼称が復活するかもしれないので何卒よろしくお願いします
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