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【頭痛耐性】【C】【300】

◆◇◆◇◆


 今でも理解が追いついていない───ブライトネスさんが『用事』を思い出したと足早に返って行ってひとり取り残された時計塔の最上階の空間


【鑑定眼】に映る【大賢者】を眺めて数分。使えたことへの実感が湧いてこなかった。抱擁1回。それで『頭痛』が来なくなるなんて


◆【先駆者に学ぶ】


 いや、それにしても【大賢者】といい【創作】【編集】【付与】といい、何故こうも『僕』と『ある一点』の部分で『相性』が悪いのだろうか


「…」


 それはそれとして、エマ・ブライトネスさんの計らいで【スキル】が使える様になったこともあって、兼ねてより気になっていた『死印』について聞いてみるとしよう


◆【そう甘くはない】


【死印とは】


『死印』───契約の完了を示す【形】


【…契約とは】


『契約』───対価を得て、ことを成し…


 突然、鉛の杭が脳天を貫くような想像を絶する激痛が脳を襲った


「ッグ…あぁ」


◆【23??↓】


 LPが凄まじい勢いで減っていた。しかし『500』───【創作】を使うに当たっての体調不良の境目を割っていないというのにこの痛みは何なんだ


「うっ、くぁ」


 ダメだ。頭が回らない


「…っ」


【治癒】【浄化】も効果がなかった


◆【2259】


 程なくして頭痛は治ったものの、吐き気と喉奥からせり上がってくる『苦い物』に頭を抱える事になった───そう言えば『マーリン』は常に『奥さん達』とよく『関わり』をしていたとブライトネスさんが言っていたな


「まさか、頭痛が抑えられるのは一時的?」


 本当にこの【大賢者(スキル)】は僕の『才能』なのだろうか?甚だ疑問である


◆【頭痛耐性】


『頭痛』を抑えるためだけにブライトネスさんを頼るのは良くない。かと言って他の人に頼れるか?と言われればそんなことは決してなかった


「…アルバート様も持ってたな」


『永遠と続く痛みに対する耐性』───ふと、思い出したのはそれだった。公爵様が持っていた【スキル】の中に【頭痛耐性】というものがあった


 もしかしたら


◆【1959】


 耐性を【創作】した。これでならどうだろうか───改めて【大賢者】を使う


【契約とは】


『契約』───対価を得て、ことを成した『結果』


「…ッう」


 頭痛が少しするが、耐えられる痛みにおさまっていた【19??↓】───しかし、LPの減少は以前として発生していた


【何故、大賢者を使うと頭痛が起こる】


『記憶媒体の限界』

 ───理との接続には人体は不十分な性能


【17??↓】───耐性様々だった。痛みがかなり抑えられている。気絶しそうなほどの痛みから視界が『チカつく』痛みにおさまっていた


 しかし、LPの減りは依然として起こっている。良くて後1回だろうか


【契約の破棄について】


『解呪』系統の【解呪】による『生命力』を対価とした『相殺』にて【回復】可能


◆【13??↓】


『1000』近く『LP』を失った。幼少期の『気絶』の原因はここにあった───恐らく【大賢者】を使用するためには『異性との触れ合い』が必要。それを満たさない場合『対価』を支払う事になる。【LP変換】を持たない人間がこれを使いこなす為には『触れ合い』は必須だ


「…使い辛」


 頭痛は軽微ながら『ドッ』と疲れが溜まった。今日はこのまま帰って寝てしまおう


◆【頭痛耐性を手に入れた】


【頭痛耐性】【300】

〈『頭痛』に対して『我慢』を獲得する〉


 頭痛───疼痛、鈍痛、鋭痛などを含む大枠の耐性であり、痛みそのものを『取り除く』ものではない。脱水による痛みを防げても脱水の回復や『防止』には役に立たないものだ


 ランクが上がる事で『要因』に対しての『緩和』や『対抗』を獲得する


「頭痛に気がつけないと、耐性は裂傷に対する

 反射さえ不能にしてしまうため

 気をつけなければいけない」

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