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【鑑定眼・偽】【E】【60】

◆◇◆◇◆


『鑑定眼って言ってね。スキルとかレベルとかを

 その場で確認したり、見たりできるの』


「そんなものがあるんですね」


◆【かなり高い】


 試しに【創造】で『必要LP』を確認したところ【300】とかなり高いことが判明した


「かなり高いですね」


『普通に手に入れるんじゃそりゃ高いよ』


「と、言いますと」


『性能が似てるスキルがあるのは

 知ってる?』


「そんなものがあるんですか」


『ありゃこりゃ本格的にスキルの教育をする

 必要があるね…』


 何か致命的な知識不足を指摘された


◆【トンデモスキル講座】


 オリヴィアさんが上げた名前のスキルをとりあえず『思い浮かべて』必要LPを見ることになった。その中で最後に挙げられたものが衝撃的だった


【真名看破】〈神より賜った真の名を看破る〉

【5000LP】


「高い!?」


『これは高位の神官なら

 喉から手が出るスキルなんだよ』


「これの使い道ってなんですか…」


『まぁ、それは後々ね』


 オリヴィアさんが挙げ連ねるスキルは基本的に高LPだった。正直言って使い道に困るものも中には多くあった


◆【廉価スキル】


『それじゃあ次は、人名把握ってやつ』


【人名把握】〈人の名前を知れる〉

【10LP】


「今度は逆に安い…」


『これも名前を知れるスキルなんだよ』


「何が違うんですか?」


『このスキルが教えてくれるのはあくまで

 名札としての名前なんだよ』


「名札?」


『個人を見分けるためにつける便宜上の

 人から与えられた名称』


「…?」


『ノル君はノルって名前でしょ?』


「はい」


『なんでノル君はノルって名前なの?』


「それは親からつけてもらったからですが」


『もしそれがなかったら

 君はどうやって呼ばれるかな?』


「まぁ

 確かに個人を区別して呼ぶには必要ですね」


『そんな名前を知れるのが

 人名把握ってスキルなの』


 スキルって色々あるんだな


「…そんな名前と真名はまた違うんですか?」


『まぁまぁ』


 またはぐらかされてしまった


◆【創造】【10】


【創作】を使い【人名把握】の『創作』に意識を向ける【10】という『対価』の返答を受ける


【人名把握】の『使い方』が分かった


「…試しに」


 オリヴィアさんに使ってみると【オリヴィア・サーヴァント】という名前が頭にふと思い起こされた


「これが人名把握ですか」


『それじゃあ【編集】を使って』


◆【『スキル』】【50】


【鑑定眼・偽】〈人の名前『とスキル』を知れる〉

【50LP】


「名前が変化した…」


『これがLP節約術なのだよ!

 大雑把に強さを把握できる様になったね』


「確かに分割してスキルを取得していくのは

 とてもためになりました」


『うんうん、喜んでくれてる様で何よりだよ』


◆【510】


「あれ?」


『どうしたんだい?ノル君』


「いえ、LPの量が想定より

 減っていないので不思議に…」


『あぁ、だってノル君、スキルのことで

 知識欲を満たしたじゃん?それだよ』


「なるほど」


『なんだい?オリヴィアの胸揉めなくて

 不服かな?』


「そんなこと思ってないですから」


『愛いのぉ〜愛いのぉ』


「だぁ!もう…ギルド行ってきます」


◆【520】


 なんか調子狂うんだよな。その場の居辛さから『無限の迷宮』を急いで脱出し、ギルドへと向かう道すがらに何故かLPが増えていた


「…ウザ」


 増えたことに不服を感じながらもギルドへ『ゴブリンの手首』を納品し、『16,000リア』を手に入れた


【530】と割と現金に上がっていく様に笑えば良いのか、不満を漏らせば良いのか分からなくなりながら今日は奮発して『上質な肉』を買って帰ることにした


◆【鑑定眼・偽を手に入れた】【550】

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