↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
69/183

第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-52 エンシェントドラゴン戦5 決着

『……じゃあ最後の奥の手出させてもらおうか……5分ほどしか稼働できないからあとは好きにどうぞ……』

「イサギヨイナ、ヨホドノコトガナイカギリテヲダサナイヨウニスルトシヨウ」

『なら助かる。ちょっと時間がかかるから待っててくれ……』


 まず右腕部、シールドバインダーを演算ユニットの制御から外す。

 追加装甲も一気に排除して軽くしよう。

 射撃はもうしないから射撃系の制御も外して……

 大型ビームサーベルを取り出して装備し、演算ユニットは格闘系と脚部に大半割り振る。

 ジェネレーター出力を徐々に上げていくとして、下準備はこれで終了と。


『下準備が終わったぞ……これから奥の手を発動させてもらう』

「ヨカロウ」

『……オーバークロック フルブースト!!』


  ※ オーバークロック フルブースト

    パソコンで行われるオーバークロックのように、演算ユニットの動作クロックを通常の規定値より上げて処理性能を向上させる。

    パソコンのとは違い、無理矢理限界以上に動作クロックを上げるため、時間経過ごとに破損していき動作しなくなる。

    さらに演算ユニットが制御しているパーツの動作クロックも上がり、高速動作、高出力が可能になる。

    当然、時間経過ごとに破損していき動作しなくなる。

    使用後の機体の動作保証がされていないV-MAX(蒼き流星レイズナー)やトランザム(機動戦士ガンダム00)のような感じ。


 一気に加速しエンシェントドラゴンのドラゴンの周囲を回りつつ、時々突っ込んで大型ビームサーベルで切り付けていく。

 ヒートソード以上によく切れドラゴンの表皮に傷がどんどん増えていく……


『ぐぅぅぅぅぅ……』


 来ているスーツにもいくらか耐G性能があるのだが、あまりにも高速な機動のGに体中がシートに押し付けられ、骨が軋むようだ。

 まだまだ加速だ……加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速


「マダマダ、コレデハオチヌゾ?」

『もうちょっと待っててくださいよ……まだこれからですから』


 残り4分


『ぐわぁぁぁぁぁぁ……』


 さらにAGが加速していき、残像が残るようになっていく。

 身体にかかるGがさらに増加し、手しか動かせないような状態でシートに縛り付けられているようだった。

 もっともっと加速……加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速


「ドウシタ?コレデオシマイカ?」

『ぐぅぅぅぅぅ……がふっ』


 残り3分


 既に息するのも辛い……しゃべればそのまま酸素が抜けていきそうだ……口の端から血が流れ出る……

 さらにさらにAGが加速し、ドラゴンの周辺には分身が現れている状態だった。

 その分身が四方から一気に攻撃を仕掛ける。

 流石のドラゴンもまずいと思ったのか、尾でAGを払い飛ばした……飛ばしたはずだった。

 しかし、分身は一旦消えてはまた現れ、大型ビームサーベルで切り裂き、パイルバンカーが打ち込まれていく。

 ……ドラゴンにかなりのダメージを与え始めた。


「ナンダ?コレハ?タダノザンゾウゲンショウデハナイノカ?」

『……』


 もっともっともっと加速……加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速加速


 残り2分


 さらに加速し……消えた……

 AGの駆動音は聞こえる……しかし見えない……

 しかし、ドラゴンの表皮が切り裂かれて、穴が開けられていく。

 見えないが確実に受けているダメージに、ドラゴンは恐怖した……


「ドコニイルノダ?ミエヌゾ?ニゲテハイナイノニナゼミエヌ?」


 残り1分


 加速しすぎたことによって、ゲームの描画速度を超えるまでに至ってしまった。

 表示される頃にはもういないので表示されない……だから消えた……

 パニックを起こしたドラゴンが左腕や尾を振り回しはしたが当たりはしなかった。


 その状態のままAGは一気にドラゴンの首を駆け上がっていく……狙いは頭。

 大型ビームサーベルの出力を極限にまで上げ、ビームの刃がAGの全長の2倍を超えた。

 そして…………首を一気に刈り取った…………


 ……ドシャァ……


 切り落とした首の前にAGが立ち尽くしていた、もうビームの刃も出ていない大型ビームサーベルを突きつけて。

 機体はかろうじてバランスを保っているがふらふらをしている。

  ブシュウ-----

 至る所から何もしなくても熱が漏れているのが目に見える。


「ワレハマケタヨウナノダナ?」

『首を切り離したから……』

「ヨカロウ。ワレノマンシンカラノマケダ。イズレマタフッカツスルカラサイドタイセンシヨウゾ。

 ツイデニタカラモオマエノモノダ。モッテイケ」

『勘弁して下さいよ……がはぁ』


 そして……倒れた…………


次回予告

エンシェントドラゴンとの一騎打ちも終わり、アーマードギアがどうなったかは不明。

そんな中モニタールームであれやこれやの討論が始まる……

次回 1-53 監視 in モニタールーム8


この後2日で1話投稿の予定でしたが、また第2章分も含めストックが増えてきたので第1章終了まで連日投稿します。

あと5話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。