第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-36 サイクロプス戦に向けて移動開始
サイクロプス戦に向けオクツの町まで移動を開始する。
いつも通りディスプくん達のメンバーにアスカさん(+護衛2名)以外に、今回はキキョウヤグループの大型兵装が1機が参加する。
戦闘にはほぼ参加せず、戦闘がどのようなものになるか見学という形での参加となる。
影さんの方は途中で合流となっている。
何かいい情報を持っていることを期待したい。
途中ノブの町、マイの町を経由し、途中何度か野営を行い6日程かけて移動した。
町では大型兵装が2機訪れるというこれまでに無い出来事に、町を挙げての歓迎を受けその分移動に時間がかかってしまった。
理由は、とある大型兵装が王様をノックアウトしたという噂話がこのフィールド中に駆け巡っているため、大型兵装が通過する際はお祭り状態になっているらしい。
今更だがあまり目立ちたくないこちらとしては迷惑な状態である。
町での食事に困らなかったことはディスプくん達が喜んでいたが……
途中の戦闘については、流石に大型兵装2機を連れた一行が簡単にモンスターに出会うこともなかった。
それでも2度ほど現れたオークの集団には皆が狂喜乱舞し、肉がドロップしないかとほとんど皆が襲いかかり、逆にオークが逃げ出す事態に……
他大きめのオーガが出て来たため、キキョウヤグループの大型兵装に戦わせてみた。
練習をしてはいてもまだ慣れていないため大型兵装は動きが鈍く、しかしオーガは動きが速かった。
そのため、なかなか剣を当てることが出来ず時間がかかってしまった。
お互い力比べをするような時でも力負けする事はなく優勢な位ではあったので、時間をかければ同じくらいの大きさのモンスターであれば大型兵装が負けることはそうそう無いだろうという感じではあった。
そのうち影さんも合流した後の野営のタイミングでまた大型兵装についての話しが始まった。
「こちらの「E.G.G.」での知り合いと話しをしていたが、「プレーヤーのPCに一部処理を肩代わりさせてる」なんて今時やっていないって言ってた。
そんな話しは自分でやっていたこれまでのゲームでも聞いたことがない。
それに同じ時期に略称だったとはしても同じゲームの名前でゲームを出すことはないだろうって」
「そうか。
確かに「プレーヤーのPCに一部処理を肩代わりさせる」という仕組みが組み込まれているのはうちのエッグが始めてだって。
だから、本来サーバーに負荷がかかりすぎる処理も出来るんだとは言ってた」
「「今時やっていない」って言ってるってことは、過去にあったことは認識してるって話ですよね?
でも、こちらではここのエッグが始めて……
ナムさんとこの「E.G.G.」は未来のゲームなんでしょうか……」
「そんな感じっすね。
肩代わりさせてる処理の量も考えれば、時代が変わるくらいでないとそこまで差は付かないっすよ」
ゲーム名、肩代わりさせてる処理や量の差を考えれば、時代が違うんじゃないかくらい考えるか……
ただ、それを実証するのが難しいから推測の域を出ない。
あのネットワークにある訳の分からないところがはっきりさせられれば確定させられるかもしれないのだが。
「こちらの「E.G.G.」がここから未来のゲームだとして、以前のゲーム史を漁って同じ名前のゲームがないか調べる方が楽かもしれない」
「ゲーム会社やその開発者は当然として、スポンサーとか関係者も分かるといいかもしれませんよ。
外部の人間が何か企んでいれば、技術供与などするかもしれませんので」
「そうですね、その辺は影さんの方から情報を探っていただきましょうか。
といっても、開発部門トップが神田さんでしたっけ?
その周辺とか分かる範囲で後輩のサポートチームのトップの人も引きずり込みましょう。
システム開発に関係のありそうな人の名前のピックアップとかして情報をもらえれば、こちらやナムさんの知人の方とで調べていけるかと……」
「流石に後輩とはいえ編くんを問答無用に巻き込めないよ?
一応確認取ってからね?」
皆が面白がって調査することが確定しているがいいのだろうか……
ここにあるアーマードギアが都市伝説的な不可思議な物となるのか、そのうち分かるのかもしれない。
次回予告
ついにサイクロプスがいるという高原の近くにある町オクツに辿り着く。
サイクロプスとの邂逅するも、そこには……
次回 1-37 サイクロプス戦1




