↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
54/183

第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-37 サイクロプス戦1

 オクツの町まで辿り着き、まずはギルドへ顔を出す。

 サイクロプスとの戦闘領域の土地が荒れてしまうことについての了承の確認をしに……

 オクツのギルマスから了承を確認したが、なるべくなら荒らさないでくれると助かるとのこと。

 こちらとしてはサイクロプスが広範囲に移動しなければ狭い範囲の土地が荒れるだけで済むとは思っているが、運次第である。

 何体いるのか確認したかったが、調査時は1度に2体しか見ていない上に、固体の区別が付かなかったためそれ以上いるかもしれないとのこと。


 一旦休憩や食料の調達をしてからサイクロプスの居る高原へ移動を開始するが、その前に打ち合わせをする。


「今回は高原に着いたらほぼ作戦開始になると思うからそのつもりでいて」

「そうっすね。見晴らしがいいだろうから向こうからもこちらが丸見えだろうし……」

「そうなると元々狙撃も難しいだろうから、見つけたら即攻撃開始だな」

「そう、だから簡易拠点の準備も出来ないと思う。

 資材を置いておけばそっちの大型兵装でも出来るかもしれないけど……

 途中で試しておけば良かったかな」

「そうでしたね。

 簡易拠点をうちの大型兵装で準備できるなら、資材さえ有ればどうにでも出来ますからね。

 そのときは資材も高値で購入させていただきますよ」

「で、降ろしてる時間も無いので、アスカさんの今回の移動は馬車の方でお願いします」

「えーーーーー」


 と、打ち合わせも済んだので移動を開始した。

 通常なら昼前後には着く距離だそうなのだが戦闘終了後には野営するつもりなので、ゆっくりめに移動してアーマードギア(AG)の発熱を抑えることにした。

 サイクロプスの生息場所手前で腹ごしらえをして装備を整えた。

 左手にアサルトライフル、右手はヒートソードを取り出せるようにし、左肩のシールドバインダーも動作確認を行った。

 あと1時間もすればサイクロプスが見えるらしい……


 1時間後……

 見晴らしのいい高原地帯に到着した……本当にサイクロプスが居るのが見える。

 こちらはアーマードギア(AG)のカメラの望遠でなんとか見える位置で停止し、ディスプくん達に待機してもらうように指示した。


 AGのカメラから確認出来るのは5体+1体。

 +1体というのが他の固体より1.5倍くらいでかい……

「ディスプくん達、変にでかいのが居るから気をつけて……

 もしもの時は合図するから待避して」

「OKっす」

「行ってくる」

「「「気をつけて」」」

「なるべく傷つけないようにして下さいね、大型兵装」

「……多分……」


 高原地帯なのであまり樹木も多くなくホバーリングでの高速移動がしやすい。

 ここのところジャンプや歩行で脚に負担がかかっていたから助かる。

 カメラの通常モードでサイクロプスが見える頃には向こうも気付いたようだ。

 2体こちらに駆けてくる。

 デカ物は後方にどっしりと構えたまま動かず、何か食べているようだった。

 他3体は弓を構えたり投石のモーションに入ったりし、遠距離攻撃を仕掛けてくるようだ。

 一拍の後弓矢や石が飛んできたが、演算ユニットがはじき出すそれらの軌跡を確認しながら回避すれば当たりはしない。

 この後も2発目3発目に注意をしながら先頭を駆ける2体に急接近する。


 先頭の2体は棍棒と槍を装備していた。

 棍棒は何かしらの骨が素材のように見え、槍はそのまま先端を鋭く削られた木材だった。

 素材的にはこちらにダメージは付かないが、サイクロプスの腕力があればかなりの衝撃を受けかねないだろう。

 避けるかシールドバインダーで受けないと、何回かで動作しなくなりそうだ。

 アサルトライフルの射程内に入ったので、先頭を走る棍棒を持った方に3点射撃で牽制してみる。

 2発ほど当たったようだがそれほど大きなダメージはなさそうだ。


『オノレ、ニンゲンドモコノトチヲウバオウトイウノカ!』

『ヤラセンゾォ』


 ……サイクロプスがしゃべった。

 これまでしゃべるモンスターと戦っていないので思わずびっくりした。

 右手にヒートソードを引き抜いて加熱を始める。

 アサルトライフルで棍棒を持つ方を牽制しながら、槍を持った方の左側面側へ入り込む。

 槍を振り回してきたがまだ加熱しきらないヒートソードで受け、そのままなぎ払った。

 がら空きになった左脇腹に向け、アサルトライフルを連射で打ち込む。

 ほとんどが命中し、駆けてきた勢いのまま倒れ込んだ。


『グウゥゥオォォォ』

『ダイジョウブカ?』


 2体のサイクロプスからやや離れたタイミングで後方から投石と弓の第2射が飛んできた。

 回避しつつ離れるように一旦距離を取り、軽く排熱をする。

  ブォォォォォーーーーー

 ……周囲にかなりの熱がばらまかれた……

 この放熱にサイクロプスも顔をしかめていた……暑いのだろうか。

 しかも、後方と連携を取れるとはなかなか面白い!


次回予告

サイクロプスとの戦闘が始まったが、これまでのモンスターと異なり連携を取って攻撃を仕掛けてくる。

巨大なサイクロプスとの戦いの前に意外な強敵がいた……

次回 1-38 サイクロプス戦2


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。