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時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

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第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-31 大型兵装の話

 野営ももう慣れたもので、ほぼ全てディスプくん達がやってくれるのでこちらは周囲の警戒とアスカさんの相手をするくらい。

 自分の食事は手持ちのレーションや宇宙食があるから、スープだけをもらって済ませている。


 いつも通りディスプくん達、アスカさん、影さんでたき火を囲んで談笑中。

「とりあえずガストの町の闇ギルドも討伐して、次のクエスト町ですが依然話していたナムさんの大型兵装がアイテムではないことについての討論を再開したいと思います」

「「「わーーーい」」」

「ナムさんに再度確認ですけど、あの大型兵装はアイテムではなくプレーヤーという扱いという話ですけど……」

「そうだね」

「でも、エッグ内の大型兵装はアイテムとなっていますわ。

 うちのキキョウヤでもやっと購入したって聞いたのですが、確認したらやっぱりアイテム扱いだそうですよ」

「そうっすよね。

 プレーヤーの身体のみがプレーヤーの扱いで、装備はアイテムですもんね」

「「うんうん」」

「でもナムさんは大型兵装がアイテムでないと認識している訳っすよね。

 どうなってるんでしょう?」


 とりあえずアーマードギア(AG)がアイテムでないことは納得していなくても分かってもらえたのだろう。

 でもそこまで扱いの違うものが同じゲームで動く者なのか……


「やっぱりこちらのやってる「E.G.G.」と今ここでやってる「E.G.G.」は違うって事なのか?

 ステージ名が文字化けしてたし。

 なんらかの事故かデータなんかの仕様が似すぎてるのかこちらの「E.G.G.」に入り込めて、違うゲームなのにプレー出来てるという感じなのか?」

「それこそ普通にあり得ない話しですよね。

 大型兵装が登場したタイミングに合わせて、別のゲームの「E.G.G.」のAGとかってでかいメカが入り込んでくるなんて」

「何か作為的な何らかの力が働いてるような感じがしますわね。

 都市伝説のような偶然という事象とは違いそうですわ」


 こちらでもゲーマーでも都市伝説という話しはよく出るようだな。

 分からない不思議なことは都市伝説で済ませてしまおう、という雰囲気もあるんだけど。


「そういえばこちらの「E.G.G.」でも都市伝説とかって話が出て来てたな、ラウンジで知り合いと話してたけど。

 今集団戦がないから対戦での話しだけど、AGのパフォーマンスが落ちるって現象が起きてる。

 アップデート以降起き始めたみたいだけど、どこかの処理を肩代わりさせられているみたいなんだよな。

 しかも、有志で追っかけたみたいなんだけど、どこだかで追いかけられなくなるらしい。

 今時のネットワークであり得ないと思うんだけどな」

「「ラウンジ」ですか……それ自体で違うゲームって感じっすけど。

 処理の肩代わりっすか……こちらのエッグと一緒ですね」

「そうですね……

 今ここでやってるエッグはプレーヤーがシステムの処理の肩代わりをいくらかしてますよ。

 演算ユニットの性能に比例して処理量が変わるみたいですけど。

 処理量に合わせてプレーヤーに戦闘面なんかで色々優遇されてます」

「そうなんだ。

 こちらのは今の状態でゲームに影響が出るほどパフォーマンスが落ちているわけじゃないからいいけど」


 今ここでやってる「E.G.G.」はそういうプログラムになってるのか。

 面白い話しだな。

 戻ったらあいつに話してみよう、何か進展があるかもしれない。


「ちょっといいかな。

 肩代わりさせられてる処理を追っかけて分からなくなる件についてなんだけど……

 こちらでも似たようなことがあるんだよね」

「どんなことっすか?」

「ナムくんの大型兵装が肩代わりしている処理なんだけど、小さなサーバールームで処理されるくらいの処理をしているらしくてね」

「「「「え?」」」」

「今の演算ユニットでそこまで格段に性能差のある製品なんて個人向けでないでしょ?」

「そうだよね。ナムくんは個人でゲームに参加してるの?どこかの企業で?」

「個人でですけど」

「そうなるとやっぱり異常な処理量なんだって。

 で、こちらの開発部門の神田じんでんチーフが同じように追っかけたんだけど、途中で分からなくなるらしい。

 今時のネットワークなのにね

 まぁ、この処理量があるからこのフィールドもかなり安定してきてるらしいけど」


 といいながら、影さんがこちらを拝んでくる。

 こちらのAGが異常なのか……


「このゲームの中心はやはりナムさんのようですから、このままくっついていないといけませんね?

 みなさん」

「「「そうですね」」」

「で、そのままナムさんを墜とさないと……」

「「「…………」」」


 これ以上今のところ話しの進展もなさそうなのでお開きとなった。


次回予告

しばらく急ぐ用もないのでキキョウヤグループの拠点のある町ジュンへ移動する。

そこはこのフィールドを領地とする王国の王都だった。

そこにナムたちはしばらく滞在することに……

次回 1-32 キキョウヤグループの拠点の町 ジュン


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