第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-29 闇ギルド討伐の後片付け
アーマードギア(AG)によってマンティコアが倒されたので、闇ギルドは後直接戦闘をしている下っ端くらいになった。
それも運営やキキョウヤグループの人員によってほぼ捕縛されている。
ディスプくん達の攻撃による死に戻りしている闇ギルドの下っ端も運営の方で把握され、すでに処置がすんでいるとか。
他、闇ギルドに協力していたこの町の町長やギルマスなど主要メンバーも既に権限が剥奪され、捕縛されていた。
しかし、下っ端やリーダー格の闇ギルドのメンバーは捕縛出来ても、幹部や地域を束ねていた主要メンバーは捕縛に至らなかった。
闇ギルドの幹部についてはマンティコアを戦わせた後、行方をくらましていたようだ。
奥の手であるマンティコアは大いに目立つため囮としては適任だったのだろう。
それでも闇ギルドの奥の手であるマンティコアを潰せたのは良かったと判断しているとの事。
あらかた終了した頃には空が白み始め、夜が明けてしまった……
細かい事は運営のサポートメンバーに任せて、昼まで寝ることにした。
よく見ると影さんもこちらと同様に寝るようだった……いいのだろうか?
日が頂点からいくらか傾いた頃皆が起き出し、行動を開始した。
ディスプくんとサブリーダーの二人とギルドへ行き、ヒュドラ戦や闇ギルドとの戦闘について報告をした。
新しく交代したギルマスも前ギルマスが闇ギルドに加担していた事を、ゲームの運営に変わって謝罪してくれた。
まぁ、こちらも影さん達から事前に闇ギルドの情報はもらっていたし、大型&中型モンスターの討伐には色々と運営の協力ももらっていたので皆それほど怒ってはいなかった。
さらに闇ギルド戦で誰も死に戻っていなかったのもあったからだろう。
簡易拠点やグレネードランチャーが大いに役立ったから……
報告は終わったが次の方針が決まっていなかったので相談となった。
新しいギルマスも近場の町には大型&中型モンスターが出現しているという情報は持っていなかったので、別の町に移動することを進められた。
町の主要メンバーの再構成もあるので忙しいから、今面倒事が多くなる大型兵装は出て行って欲しいらしい。
という事で、ギルドから退出し簡易拠点の方まで戻って身の振り方を考えることにした。
アスカさんと影さんを交えて打ち合わせを始めた。
「うちの編くん、サポート部門のマネージャーからだけど、しばらく大型&中型モンスターは準備できないんだって。
サポートメンバーが闇ギルドに加担してたから、メンバーの素性の洗い出しや交代メンバーの手配もあった忙しすぎるそうな」
「クエストの準備と言われてしまうと、なんか雰囲気台無しだけど仕方ないっすね」
「そうなるとどうしましょうか?
大型兵装連れて一般クエストなんてちょっと顰蹙買いそうですね」
「「「「はぁぁぁぁ」」」」
皆ため息をつきつつもあまりに暇を持て余したくもないので、どうするか考える…考える…考える……
「そうだな。
それならこのフィールドも出来てまだ日が浅いから、町を回って見ますか?
道中適度に通常モンスターが出てくれれば経験になりますし」
「それが良さそうっすね。どこに行きます?」
「はいはい、それならこのフィールドのキキョウヤグループの拠点にしてる町に行きません?
今まだ新しく開発している町なのでいろいろ楽しめると思いますよ。
仕事も色々あると思うので経験値も稼げると思いますし、こちらから色を付けて報酬を出せますよ」
「それが良さそうっすね。ナムさんもいいですか?」
「いいんじゃない?」
「「「じゃあ、アスカさんよろしくお願いします」」」
「では行きましょうか……
(ぼそぼそ)これで内のグループのメンバーに直接ナムさんを紹介できますね……うふふ……(ぼそぼそ)」
背筋に寒気を覚えながらも次の移動に向けAGの準備を始めることにした……
次回予告
しばしクエストが中断されることになり、キキョウヤグループの拠点へ移動することに。
ナムは休みの間E.G.G.のラウンジに顔を出し面白い話を聞く……
次回 1-30 お休み→キキョウヤグループの拠点へ向け移動




