第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-23 ヒュドラ戦4
対戦車ライフルを全て打ち終わり、ヒートソードを両手に持ち替えヒュドラに向けて駆け出した。
ヒュドラを待っている間に樹木などの障害物の少ない最短ルートは検索済みなので、そのルートを進む。
直線距離で約1000mの所を3分ほどでなんとか駆け抜け、ヒュドラに辿り着く。
その間はドローンが全方位からのレーザー攻撃でヒュドラを足止めし、なんとか逃げられずにすんだ。
辿り着いた直後に既に墜としてある6番、7番頭の損傷した部分に向けシールドバインダーのグレネードを打ち込む。
これで頭の復活が阻止できればうれしいのだが、そこは運に任せるしかない……
まずは既に対戦車ライフルでダメージを与えている2番頭を狙う。
動きも鈍っているため容易に接近し、ヒートソードで斬り付ける。
他の頭からの攻撃もあるのでなかなか十分なダメージを与えづらい。
ドローンへはこちらに攻撃をしようとする他の頭への牽制を指示しつつ、さらに斬り付けなんとか2番は墜とすに至った。
次は中央付近の頭を狙う……
当然両サイドからの攻撃も考慮しなければならないが、ヒートソードを振り回せばどれかの頭へダメージが入れやすい位置にある。
一気に中央4番、5番頭へ接近する。
なんとかヒュドラの懐近くまで入り込む事が出来たが、4番、5番頭による両側からの挟み撃ちの攻撃を受ける。
押しつけてくる頭をシールドバインダーでなんとか受け耐えてみせる。
その間にそれぞれの首に向け1000度以上に加熱したヒートソードを、外から内側へ横一線に叩き込む……
ザクッ ザクッ
流石に簡単には切れないが両方とも半分までは食い込み、そのまま力任せに赤熱した刃を押し込む。
4番、5番頭によるシールドバインダーへの圧力は無くなったが、動かなくなったアーマードギア(AG)に向け、他の頭が集中攻撃を行う。
毒液を飛ばしてきたり、噛みついてきたり、頭をそのままぶつけてきたりと攻撃を仕掛けてくるが、なんとか受けきる。
毒液は装甲を腐食させる事もなく、臭気は宇宙空間でも機能するAGの機密性を突破することもなく、何の効力もなく耐え切れた。
他の頭の攻撃に耐えている間にヒートソードは一気に首を切断し、4番、5番頭は墜ち、ヒートソードによって切断面が焼かれたことで復活は出来なくなった。
残り1番、3番、8番の3個。
一旦ヒュドラから間合いを取って遠離り、一息入れ軽く排熱を行う。
ブシュウ-----
その間もドローンによる支援は続行され、なんとかこちらには近づいてこない。
「はあぁぁぁぁぁーーー」
自分も深呼吸をし精神集中を行った。
次は8番を狙う。
1番、3番は離れているため攻撃しにくいだろうからだ。
ホバーリングでヒュドラの右側面を射程範囲から迂回するように移動し、やや後方の位置に着いた。
そこから一気に8番頭に接近……
ヒートソードも首の前後から挟み込むように叩き付ける。
その間ドローンが1番、3番頭へレーザーの集中攻撃。
無数の小さな穴が空き苦しむようにのたうち回っていた。
8番頭も2本のヒートソードを一度に叩き付けられてしまえばなすすべもなく、早々に切断されてしまった。
ドゥシィィーーーーン
大きな音を立て首がAGの横に転げ落ちた……
後2個……1番、3番頭。
既にドローンのレーザー攻撃を受け瀕死の状態。
こちらには大きなダメージはないが、各所にヒュドラの頭部の打撃のダメージが蓄積している……
突然動かない箇所が出てもまずいので慎重に狙う。
まず中央側の3番頭……
1番以外の攻撃はないのでドローンとシールドバインダーで1番頭を牽制しながら、中央側側面にヒートソード2本を動じに叩き込むと、ヒットポイントがなくなったのかその時点で墜ちてしまった。
次の1番頭にもそのまま連続でヒートソードを叩き込んだが、こちらはまだヒットポイントが残っているのか切断するまでなかなか墜ちなかった……
これで全ての頭は墜としたので、ヒュドラの消滅を待っている……
が、なかなか消滅しない……
次回予告
やっと倒したかに見えたヒュドラがいつまで経っても消滅しない。
胴体も潰さなければならないのか?それとも頭が復活したのか?
まだ戦闘は終わらない……
次回 1-24 ヒュドラ戦5と野営




