表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/183

第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-22 ヒュドラ戦3

 索敵範囲を広げつつ、ヒュドラがピット器官を持っているという事なので、擬似的に人体に近い体温を発生させたドローンを使って釣り上げる作戦を実行に移した。

 索敵範囲を広げている偵察用ドローンとは別の物は、人の高さくらいの低空を移動させながら索敵を行わせた。

 元々ディスプくん達の護衛用に準備したドローンは、囮用の拠点で同じような高さで人が動いている様を再現させるようにさせた。拠点内を人が右往左往するような感じで、たまに拠点外へ移動しては戻るようにドローンが移動していた。


 索敵範囲を広げた偵察用ドローンは相変わらず移動の痕跡はいくつか見つけるものの、本体自体は見つけられずに居た。

 もっと解像度が許す限りの高度まで上げ、さらにこちらも赤外線の反応を探ってみたがやはり変わりはなかった。

 どこか洞窟のような所にでも入り込んでいるのだろうか……

 こうなると洞窟や湖などに潜っているかしているのかもしれず、持久戦となりそうな感じになってきた。


「釣りの方は気長に待つしかない所なんだけど、積極的に偵察させてる方も全然見つかりそうな気配がない・・・・」

「赤外線の反応も良くなかったんっすよね?」

「そう。どこかに潜り込んでるって感じしかしない

 この辺の地形情報ない?洞窟とかダンジョンとか…湖や池は偵察用ドローンの方で見つけてるけど」

「まだこのフィールドは出来て新しいですから、情報がほとんどないみたいです」


 ディスプくん達と頭を悩ませている中、チートというか卑怯技に頼るしかなさそうだという結論に達する。


「「「影さん、この辺の洞窟とかダンジョンのある場所を教えて下さい。」」」

「ええぇ? もうちょっと粘ってからじゃないの?」

「どのみちヒュドラ相手だと俺ら意味ないから早めに終わらせたいっす」

「探すのもゲームの醍醐味じゃね?」

「それは次の機会で……」

「うーーん、手抜きだなぁ。一応聞いてみるけど、時間ちょうだいね」

「はーーい」


 と、このまま日が傾き野営となる。


「一応運営の方からご要望の洞窟やダンジョンの情報をもらえることになりました」

「「「「わーーーい」」」」

「こちらをご覧下さい。ヒュドラが入れそうな所だけピックアップしてくれましたので、参考に捜索して下さい」

「これを元に釣り用のドローンを向かわせて捜索させよう」

「この中に居てくれるいいんですけどね」

「「「うーーーん」」」


 そのまま次の日、人体に近い体温を発生させたドローンを2、3体のチームをいくつか作って情報をもらった洞窟などに送り込んでみた。

 いきなりヒットする訳でもなく何カ所か回り、日が頂点からやや傾きかけた頃それらしい反応が検知された。

 巨大な生き物らしいものがドローンを追いかけてきているようだった。

 ドローンに人と同じような行動をさせつつ、洞窟の外までおびき出させることに成功した……


 現れたのはヒュドラ……しかも8首。

 ナムはアーマードギア(AG)に乗り込み、対戦車ライフルでの射撃の準備をさせた。

 ドローンへは慎重に囮の拠点まで連れてくるように指示を出し、自身は拠点に狙いを定める……


 しばらくするとヒュドラの姿が見え始めた。

 囮の拠点にいるドローンの熱源も感知して突っ込んできているようだ。

 ドローン達にはヒュドラが拠点に到着した時点で周辺に散らばり、レーザーによる攻撃を開始するように設定してある。

 こちらはそのまま射撃体勢を整え、ヒュドラに向かって左から1、2、3……8とナンバーを振り、狙いを定める。


 ターゲットまで約1000m……

 まずは7番が狙いやすそうだと照準を合わせ、発射……

 ……命中……

 7番の頭に当たり炸裂するが現状ではそのまままだ生きている。

 これが本当の生物なまものであれば、この一発で頭が消し飛んでいなくても死ぬのだが…・・

 そのまま7番をターゲットにして照準を合わせては対戦車ライフルを撃ち込んでいくが、2発目、3発目、4発目と外れた。

 3発目などかするくらいにはいい所には行ったのだが……

 5発目……ようやく命中……

 まだ墜ちない。

 6発目……命中……

 ようやく7番の頭が墜ちた。

 既に6発を打ち込み、銃身が過熱してきて冷却に時間を食われ、連射が出来ない状態。

 このままどれだけ頭を墜とせるのか心配だ。


 次6番……命中……

 9割方ヒットポイントは削れたが、まだ残っている……

 8発目……ギリギリ出外れた……

「くぅぅぅ……はぁはぁはぁ、はぁ----」

 一旦深呼吸をして息を整え、また射撃に集中する。

 9発目……命中……6番頭が墜ちた。


 ドローンがなんとかヒュドラをレーザーで牽制しながらその場にとどめてくれているが、対戦車ライフルの弾も15発しかなくそろそろ打ち止めになりそうだ。


 次2番……命中したがかすった程度で大してヒットポイントが削れない。

 11発目外れ、12発目命中……ダメージが足りず、13発目、14発目、15発目残り全部はずれた。

 ……これで打ち止め……

 銃身の赤熱した対戦車ライフルを投げ捨て立ち上がり、さらに両手にヒートソードを持たせ、ヒュドラの居る囮の拠点まで駆け出した……


次回予告

ついに始まったヒュドラとの対戦。

対戦車ライフルでの射撃の結果はあまりにも良くなく、そのまま格闘戦に持ち込むこととなった……

次回 1-23 ヒュドラ戦4


今回も対戦車ライフルの命中判定に苦労してます。

50面ダイスで基本命中が20以下の命中率4割で、後は各頭で当たり補正を追加。

ダイスの値30以上が5回も出てるし、20以下でも当たり補正の関係で外れるしで、結局頭2個しか墜とせなかった。

次弾射撃にかかる時間も考えて、頭復活までの残り時間も計算してはいます。

ヒートソードの命中判定は考えていないけど、ダメージ判定はした方がいいかなと考えているところです。

1つくらい復活する方がリアルっぽくなるかなぁと思いはしますが、そうなると次の1話で終わらないかも。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ