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時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

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第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-8 野営

 簡易拠点の設置テストも済んで内側で野営を始めた。

 今回は簡単に入り込めないようになっている上にドローンの監視&攻撃もあるので、警備はキキョウヤ護衛勢にお任せすることになった。

 まぁその前に食事をといくつかに分かれ焚火を囲んで食事となった。


「そうだ、ナムさん。食事といえば空腹によるパフォーマンスの変化についてログインしてるメンバーで確認してみたんっすけど」

「……どうだった?」

「それほどひどく空腹感を感じていなかったからだと思いますけど、体感的にパフォーマンスの低下を感じるか感じないか半々くらいでした。

 それ以外に若干ステータスが下がってましたっ!」

「でしょ?」

「アップデート内容になってもあまり気にしてなかったけど、「食料」って重要になってきますね」

「そうそう

 でも持っていける量に上限があるからモンスターのドロップも気にしなければいけないみたいだよね、こっちには関係ないけど」

「え? 何でですか?」

「こっちの武器庫には1年分確保できてるから。」


 と、沸騰した湯をパッケージに流し込んでもみもみしながら話す。


「今回のクエストは長丁場になりそうだから、こっちの食料も必要に応じて出すよ。

 はい、レーション。他のメンバーにも配って食べてもらってみて。

 4種類の味があるから全部食べられないほどまずいということはないと思うけど」

「へぇぇ、レーションってやっぱりあのレーションっすよね?

 で、今ナムさんがもみもみしてるのは?」

「お気に入りのお好み焼き味の宇宙食。」

「……そうっすか、そんなのもあるすね。

 今度その宇宙食とやらもお願いします」


 ディスプくんとマウが周辺の焚火に集まるメンバーに配りに行った。


「ナムさん、先ほどの「食料」の話はなんのことですの?」

「今回のアップデートで「食料」というシステムが追加されたんですよ。

 今までは「食料」という概念がなかったからこういう野営とかで食事なんて気にしてなかったけど、これからは意図的に「食料」を摂取してやらないと体がうまく動かなくなっていくんだって、最悪餓死するとか。

 その際の死に戻りは道中取得したものを失うって話ですよ」

「へぇぇ、そうなんですの。

 これはいい商売のネタになりますね。

 本店に携帯食の研究をさせて販売しましょうか」

「「おいしいのをお願いします」」


 「食料」についての今後を色々と話し、おいしい携帯食の研究が実り冒険中のパフォーマンスが落ちないことを祈っていると、護衛役の冒険者からがあった。


「ナムさんたちってどんなクエストを今しているんだ? ギルドから特殊案件のクエストとかって言ってたけど」

「クエストの話? 怪獣大戦争の阻止かな。

 ギルド曰く運営の陰謀らしいよ」

「なんだそりゃ?」

「ええっとですね、ドラゴンやヒュドラ、コカトリス、サイクロプス、ゴーレム、オウルベア、グリフォン、ヒポグリフとかいろいろたくさん出没しているらしくて、それらの掃討なんすよ。

 ナムさんの大型兵装のために作られた極悪クエストですね」

「それ完了出来るのか?」

「それについては一度に完全掃討しなくてもいいことになってますし、グリフォン2体を瞬殺したことがりますからある程度何とかなると思いますよ」

「ディスプ達はなんで一緒にいるんだ?とても対応できないだろう?」

「うちらはサポートですよ。今日みたいに他の冒険者との交渉とか、小型のモンスターの対応とか。

 スタンピードも起きる予測がされてるから、その攻撃部隊としての人員としてかな」

「それであの外壁とグレネードランチャーか……それで大丈夫なのか?」

「どうですかね?

 スタンピードはどうにかなると思うんっすけど、本体の怪獣大戦争はどうかな。

 何度か大型兵装の装備変更とかでナムさんはいけると踏んでるみたいですよ?

 ね?」

「うん、装備していない大威力兵器もあるから」

「……いけるのかぁ……じゃあ、がんばれ」

「えぇぇ、傷つく前に売ってくださいよ、大型兵装。傷付くの嫌ぁ。」

「確かに傷ついてほしくないですよね、やっぱり」

「……だめです、売れません。それに直せますから……」

「それでも嫌なんですぅぅ」

「「「はいはい」」」


 そうだ、ちょっとこっそり聞きたいことがあったんだ……

「プリンがマジックユーザーみたいなんだけど、何でダガーやナイフのような短剣じゃあなくてナックルガードの付いた細身の軍刀みたいなの付けてんの?

 装備できるの?」

「ああ、あれですね。

 プリンのストレングスが通常のマジックユーザーに比べて大幅に高いんで装備できてるんですよ……剣自体も結構軽量に作ってあるんで」

「それに格闘術も習得してますよ。1対1だと結構勝てないぐらい強いですよ」

「そうなんだ」

「なんで、女性+格闘術+魔法使いで○ー○ー○ー○とか○○キュアみたいな『戦う魔女っ娘』と二つ名を持ってるんですよ……嫌ってますけど」

「ディーースーープーー、マーーウ……何をしゃべってるんですかっ?」

「「いやぁぁ、ナムさんに聞かれたんで、ちょっと口が滑ったというか……」」

「仕方がないでしょう…もともとストレングスがマジックユーザーにしては高めだったんですよ。

 そのうえ上に、クエスト中になぜかストレングスがさらに上昇するボーナスがついちゃって、マジックユーザーにあるまじきストレングスになったんですよ。

 折角のストレングスを有効に使わないともったいないから、接近戦ができるようにいろいろとスキルを身に着けたらあんな二つ名が……」

「いいじゃないですか、戦闘の幅が増えたんですし、二つ名は認められた証じゃないですか。」

「……そうは言ってもねぇ……この年としては恥ずかしいんです……」

 と雑談にも花を咲かせ夜が更けていきました。


次回予告

ついに掃討目的のモンスターの1つ ストーンゴーレムが2体現れた。

ナムはアーマードギアを疾駆させ、ストーンゴーレムに迫る……

次回 1-9 戦闘 VS ストーンゴーレム2体


またストックが出来たので明日も投稿します。

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