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時空の輪廻  作者: EPO
第1章 大型&中型モンスター掃討作戦

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第1章 大型&中型モンスター掃討作戦 1-5 第一部外者(被害者)発見

本日2話同時投稿(1/2)


2023/06/14

この章から後書きに次回予告を入れるようにしてみました。

すでに投稿分は追加になっています。

 町を出発して2時間位移動した頃、前方の街道上に馬車らしき物と周辺に人型らしき動体の反応を確認した。

 動体1に対して別の動体2ないし3が接近して、そんな組み合わせがいくつか見て取れる。


『前方で戦闘しているみたい。どうする?』

「モンスターは何か分かります?」

『今のところグリフォンしか登録してないから分からないけど、センサーで感知できるギリギリに近いサイズだからゴブリンとかかも』

「それなら助けに行っても問題ないっすね。

 それ以前にナムさんが突っ込んでいけば逃げるんじゃないっすか?」

『じゃあちょっと行ってくるか。

 居ない間に周辺のモンスターが襲ってかもしれないから注意して追いかけてきて。

 ただし、これからホバーリングして加速するから、飛ばされないように気をつけて。

 いくよっ!!』


 一気に駆け出して少し離れたところからホバーリングに入る。

 ホバーリングで浮いたところにバックパックのバーニアを噴かして前方へ急加速をかける。

 道は緩い左カーブを描いて前方に伸びているので、機体をやや左に傾斜させながら進んでいくと倒れた馬車が見えてきた。

 やはり周りで戦闘が起きてるのが見える。


『加勢に来た』


 と声をかけたら、モンスターだけではなく護衛役らしい冒険者もビクッと大きく驚いているのか見えた。

 この加速まま行くと馬車にぶつかるので、ジャンプし馬車を飛び越え、空中で向きを反転させその後バーニアを噴かし急減速した。

 そのまま人の居ない場所に降り立ち馬車の方へ駆け出すが、既に戦闘は終結していた。

 ……ゴブリンは逃走し居なくなっていた……

 まだ姿を見ていないのに……登録しときたいんだけど。

 冒険者に声をかけながらゆっくり馬車の方へ近寄ると、武器を前方に突き出しながらガタガタ震えている冒険者がいた。


『大丈夫ですか?

 しばらくしたらうちの連れも来るんで』

「あんたは何者だ?」

『……ただのプレーヤーですけど? AG持っているだけの……』

「AG……ん?大型兵装か……ああ、今回のアップデートのあれか」

『そう、それ。

 ギルドから特殊案件のクエストを受注しまして、その途中です。

 そちらは大丈夫ですか?』

「ああ、2人やられた。あとは何人か負傷しているようだがこれから確認だ。

 おおい、馬車の方はどうだ?」

「依頼主が中で気絶しています。他一緒に中に入れていた荷物が散乱している程度です」

「よし。まぁ、こんなところだ。どちらにしても助かった」

『それは良かった』


 と、話しているともと来た道の方からディスプくん達がようやく追いついたようだ。


「ナムさん、どうでした?」

『全然戦闘にならなかった。到着したらもう逃げてたよ。

 こっちはモンスターの姿すら見れなかった……モニターのレコーダーに姿が残ってるかも知れないけど』

「そりゃそうでしょう。

 そんなでかいのと戦えるようなモンスターじゃないんで」

『うーーーん。

 でも、動体センサーに登録すれば直接見えてなくてもどんなのか分かるようになって便利なんだけどね』

「小物は諦めてくださいよ」


 護衛をしてる冒険者が声をかけてきて、ディスプくん達と話すこととなった。

 こちらは会話を聞きながらしばらく周辺の警戒をする事にした。


「それにしてもすごいな、この大型兵装」

「一応初物らしいっすよ。ギルドでも未だに他で確認していないそうですから」

「そうか……

 ……そちらにも都合があるとは思うが……ちょっと協力して欲しい事があるのだが」

「町までの護衛っすか?

 多分問題ないですよ、うちらもこの道に沿って進むんで。

 ナムさん、いいですか?」

『OK……馬車も元に戻しとく』

「助かるよ。

 依頼主が気絶から回復したら紹介する。」


次回予告

モンスターに襲われた一行を助けたナム達は、気絶から目覚めた主人と邂逅する。

その主人のお願いにナムは困り果てるのだった。

次回 1-6 第一部外者(被害者)との邂逅


執筆が進んでストックが少し出来たので2話同時です。

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