12話 全ての始まり 凛の場合⑥
少し短いかも。
どうしてどうしてどうしたどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして
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どうしてこうなったの?
今、私は気萌井先生に馬乗りされている。だから必死に暴れてこの状態を解くため行動する……………が、逃れることは叶いそうにない。
そして気萌井先生は息を荒らしながら顔を少しづつ私の顔に近づけてくる。
「どぅふどぅふどぅふふふふ、ああ、やっと君を私だけの物にできる!」
「や、やめて!こ、来ないで!近づかないで!」
「そんなにうるさくしないでくださいよ。他の人が来ちゃったらどうするんでか?どぅふどぅふどぅふふふふ、そんな悪い口にはこうです」
気萌井先生はそう言うと、両手で掴んでいた私の両手を頭の上まで持っていき片手で私の両手を拘束し空いたもう片方の手で私の口を塞いだ。
私が助けを呼べないように。
なんで………………こんなことに。
私は両目から止まることのない涙をただただ流すことしか出来なかった。
だがその涙を見た気萌井先生はより一層興奮したのかさっきよりも息を荒くしてメガネが曇っている。
「どぅふどぅふどぅふ、ああ、ついに凛ちゃん泣いちゃったね〜。でも大丈夫だよ、すぐに気持ちよくして涙なんか吹き飛んじゃうから♡どぅふ♡まあでも最初は痛いから我慢しないとね♡どぅふ♡凛ちゃんは初めてでしょ?私も初めてなんだよ♡どぅふ、♡一緒に初めてを向かえようね♡どぅふふふふ♡」
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
こんなところで…………こんな人に…………初めてを捧げたくなんかない。
涙が出ても、私は決して諦めず抗い続けた。
だが気萌井先生は一向に拘束を緩めようとはしない。
「凛ちゃん、私はね、ずっっっと君のことを見て来たんだよ?君が友達と楽しそうに話してるところや体育の授業で汗をかいてるとこやご飯を食べているところとか…………君が使った体操服の匂いを嗅いでシタこともあったよ。どぅふふふふ、まあ今は体操服じゃなくて生の君の匂いが嗅げるんだけどねどぅふふふふ、ちなみに君が私のことを好きでじゃないのは知ったよ。でもね私はこう考えたんだよ………君を犯して写真を撮れば君は一生僕のもの♡でぇへ、ずっと一緒になればいつか君は私のことを好きになってくれるってね♡でぇれへへへへ」
気萌井先生はそう言うと私の首筋に顔を近づけて匂いを嗅いでくる。
「っん?!っんんん!!??」
必死に暴れるが所詮は女の力、男の気萌井先生の方が力は上、だからされるがまま匂いを嗅がれる。
「あああああああああ!!??生の………生の凛ちゃんの匂い………どぅふどぅふどぅへへへへ、良い、すごく良いよ!何回でも嗅いでいられる!どぅへへへへ
ああ、なんていい香りなんだ!それにこの綺麗な汗の匂いがたまらない!どぅへへへへ、早く………早く君を犯したい!」
私はあまりにもの恐怖で体中が震え涙もさっきとは比較にならないほど流している。
………た………す………け………て………。
それは私の最後の希望…………いや願望だった。
おねがい………わたしをたすけて………りょーちゃん
だがそんな願望をいくら抱こうが実現されるはずもなかった。
「でぇふふふふ、じゃあ………始めようか♡私たちの『恋愛』をでぇれふふふふ」
そして気萌井先生は口を塞いでいた方の手で私の服を脱がしていく。そして私は気萌井先生に下着姿を晒してしまう。
「どぅふでぇへどぅへへへへ♡綺麗な色の下着ですね〜♡ああ、もう我慢できない!」
私はもう終わる……………。
ーーーりっちゃんがまたピンチになったら俺が必ずりっちゃんを助けに行くから泣かないでーーー
これは…………ああ、そうだ…………たしかこれは昔りょーちゃんが私を守りに来てくれたときに………。
あまりの出来事に走馬灯を見る凛だがそのおかげでこの絶体絶命の状況で諦めかけていた凛が僅かな希望を持つことができた。
そして今自分の口は塞がれていない。
だから私は………………………。
「………ぐす…………た、たすけて…………ぐす……
………りょーちゃん」
その僅かばかりの希望にかけた。
「まだ諦めていなかったんですか?………でも無意味ですよ?こんなところにあいつがくるわけないじゃないですか〜どぅふふふふ」
それでも私は………………信じたい。
「そんなことより始めましょうか…………私たちの『恋愛』をどぅふふふふ」
これが『恋愛?』………もし、これが本当に『恋愛』なんて言うのなら………私は………私は………。
『恋愛なんて………恋愛………なんて………クソくらいよ!』
凛は泣くのを必死に我慢しながら自分が感じた思いをそのまま叫んだ。
次で『全ての始まり』の終わりです。
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ちなみに気萌井先生の笑い方が途中違うのはミスではありません。




