Unexpected growth!
コラボ2日目、1度"天裏ノ魔刀"のメンバーは集まり、この先どうするかを話し合っていた。だが、話し合いは意外とあっさり終わり、各々自由にプレイという結論になった。理由としては、それぞれが他の世界である程度自身の立ち位置ができていたためである。ゲームを越えた交流もこのコラボの魅力であるため、今回はその魅力に乗ろうということで決まった。
「ミナはこのあとパラワだっけ?」
「うん、今日も色々と体験してくる!」
「もしマユネっていうプレイヤーがいたら話してみるといいよ。フリスタのフレンドって言えば通じると思うから。」
「分かった!探してみるね!」
ミナは足早にPARALLEL WORLD ONLINEに向かう。フリスタとユギンは1日目と同様World Notesへ行き、ヘルもマジック・エデンに向かう。レヴンとヨルカとロウはSTar ParaDE ONLIENEの世界へログインし、カルデはFntasy Really Worldに残った。カルデは今回のコラボよりも優先して作りたいものがあるらしい。
「おーい、ナレン!」
「あっ、ミナ!こっちこっち!」
ミナはナレンの元へ向かうと2枚のメモのようなものを渡される。1枚は昨日作ったゲームを大会に申請するための用紙、もう1枚はナレンが一晩考えて絞り出した改善すべき点がぎっしりまとめられていた。
「これ、1人で考えたの!?」
「まぁ他にやることないからね。」
「ありがとう!じゃあ早速!」
「うん!」
ミナは作るときとは別の専用アイテムを使用して、自分の作りたいゲームとナレンのメモを比較しながら修正を加えていく。
その頃ヘルも自分が作った魔法の見直しや、新しい魔法の構成を試行錯誤していた。
「基本の型をいじるっていうのは難しいの?」
「まぁできなくはないって感じかな。ただそれ以降の工程が普通にやったんじゃ意味がないから、そこをどう構築するかだよ。」
「なるほど。」
ヘルは見直しの方を手早く終わらせると、その日は一日中新しい魔法の製作に時間を費やした。
World Notesのもとへ来ていたスリスタ、ユギンは、以前とは比べものにならないほど腕を上げていた。流石にフルコンボとまではいかないが、ある程度の難易度までなら安定してクリアしている。また、数を重ねるごとに精度を増していく2人も、ミナやヘルと同じように周囲の注目を集め始めていた。
「にしても、お互いだいぶ慣れたね。」
「そうだな。前はコンボを繋げるだけで精一杯だったけど、流れみたいなのが掴めるようになったからな。」
「そっか、ユギンの場合は剣を振り続ける必要があるもんね。」
ユギンは今まで長期戦を経験したことがあまりない。そのため刀を振り続けるという動作は決して得意ではなかった。だが、今回はそうも言ってられず、無理にでも振り続ける必要がある。しかし、無闇に振り続けているだけでは当然当たることもなく、体力も持たない。そんな状況が続いだからこそ、ユギンは次はどう振ればいいかという流れを掴むことができたのだ。
「それにしても今回のコラボには感謝だね。楽しいだけじゃなくて成長もできたし。」
「そうだな。」
今回のコラボでは他の世界だからこそ体験し、成長できることもある。ミナたちはもちろん、他にも多くのプレイヤーがこのコラボを満喫していた。
なんだかんだで1ヶ月続いてるんですね。ちょっとびっくりします笑




